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年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『港屋 久留米』 東京虎ノ門の行列店が久留米にオープン 硬めに茹でられたたっぷりのお蕎麦とたっぷりのしゃぶ肉 そして辣油が入ったそばつゆが特徴です

2018-08-25 23:20:29 | 九州・沖縄
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東京の虎ノ門にある行列が絶えることのない名店『港屋』
人気店となっても多店舗展開をすることなく…
オーナー自らが厨房に立ち続け、妥協することのないこだわりのクォリティーを提供することが2002年7月の創業から行列店であり続ける秘訣なのでありましょう



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そんなお店を真似た商品を提供するお店は多くあることから、ここ久留米にもパクリのお店ができていたのかと思ったのですが…
こちらは姉妹店として正式に認められているようで、店舗デザインから調理に至るまで虎ノ門のオーナーが指導されたのだそうです
虎ノ門同様に立ち喰いスタイルではありますが、ゆったりとしたレイアウトとなっていることから窮屈感なく食事をいただくことができますね


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提供される商品は「冷たい肉そば」の一品のみでありまして…
固めに茹であげられたおそばの上にはたっぷりのネギと豚しゃぶ肉が乗せられ、さらにその上にはビックリするほどの刻み海苔と胡麻が乗せられています
歯ごたえのあるお蕎麦は結構あごの力を要しますが、噛むほどにそばの香りがお口の中に広がるおいしさを楽しめますし、ネギやゴマ、それに刻み海苔と言った薬味の風味でおいしくいただくことができ…
と、虎ノ門と変わることないおいしさでありました



プラス150円で大盛りにもできますが、通常サイズでもしっかりと食べ応えがあることでの満足度も高いですね



【港屋 久留米】
福岡県久留米市新合川2-6-7 EVO3内
0942-41-0505


『炎のステーキ』 2018年8月11日 ガバ厚なステーキがリーズナブルにいただけるステーキ店が久留米市郊外にオープン

2018-08-25 22:58:34 | 九州・沖縄
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平成の時代も残り数ヶ月となっているのに未だ高度成長期に培われた昭和のビジネスモデルに執われている経営者が多いのが現状でありますが、いま新しいビジネスモデルとして注目されているのが『いきなりステーキ』でありまして…
2013年12月のお披露目当時には〝非常識〟と失笑するような声もあったようですが、5年足らずで300店を超えるチェーン店へと成長した今、それを模したお店が全国的に広がっているのであります



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今日、お邪魔した『炎のステーキ』もそんなお店のひとつでありまして…
〝ガバ厚ステーキを召し上がれ!〟をコンセプトとして8月11日にオープンしたのであります
ガバ厚の〝ガバ〟とは〝とっても〟であるとか〝すごく〟と言ったことを意味する筑後地方の方言でありますから、分厚いステーキを召し上がれってことでありましょう
提供される商品はリーズナブルにいただける「牛ももステーキ」をはじめ「牛サーロインステーキ」「牛ヒレステーキ」「牛リブロースステーキ」の4種でありまして、それぞれにレギュラーサイズとされる200gのほか、300gのラージ、400gのビッグと選ぶことができます

ラーメン店だったお店をリニューアルされているのですが…
それほど雰囲気を変えられることなく使われていますので、2000円を超えるであろう単価のお店としてはチープに感じてしまうことが残念であります


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ラージサイズでお願いしたリブロースはふたつの塊で提供されまして、そのひとつは50mmを超える厚みであったことに驚かされます
特に焼き方を聞かれることはありませんでしたが提供されたお肉にナイフを入れますとミディアムレアほどの焼き加減でありまして、そのままでももちろんおいしくいただけますが、熱々に焼かれた溶岩石に乗せられ提供されますので、自分好みに火を通していただくこともできますね
同じくラージサイズでお願いしたヒレもふたつの塊でありまして…
これで300gかと思うほどに豪快な塊であります
いずれのステーキも表面はしっかりと焼かれていますので香ばしさを感じることができますし、中心部分ではしっとりとした舌ざわりを楽しむこともできる厚切りならではの魅力を堪能することができました
ただ、下味としてのお塩が足りていなかったことは残念でした




9月1日にはA5ランクの和牛ステーキをリーズナブルに提供していた『銀座亭』が『ぶっちぎりステーキ』として生まれ変わるようでありますし、野伏間でオープン準備中の『いきなりステーキ』も間も無くでありましょうし…
それぞれのお店の距離が2kmほどであることもあり、ステーキ戦争が白熱しそうで楽しみであります



【炎のステーキ】
福岡県久留米市安武町安武本1681-2
0942-27-1101


福岡地下鉄空港線博多駅:『陽華楼』   ベースとなる担々麺がおいしいからこその殺人担々麺

2018-07-17 22:19:23 | 九州・沖縄
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先日のこと
こちらのお店の前を通りがかったときに〝かかってこいや〜!〟であるとか〝ビビってんの?〟とのキャッチが付けられた「殺人坦々麺」の看板を見かけ興味をそそられたのですが、挑発に乗ることにビビってしまってスルーしていたのであります



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しかしどうしても気になって仕方がないものですから、博多を発つ前にとお邪魔させていただきます
ほぼ11:00の開店と同時に到着
店主であろう方が看板を出しておられるタイミングでありまして当然一番乗りなのですが…
初めてお邪魔するお店でありますし、店内を覗くことができないために入りづらさがありますが、優しそうな店主に見えましたので勇気を持って入店
店内にも「殺人坦々麺」の貼り紙が多くありますし、メニューを見ても「殺人坦々麺」推しと、決して挑戦メニュー的なものではなく、真面目にイチオシ商品として提供されていることがわかります


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提供されたそれは、想像していた真っ赤なものではなく、ごくごく普通の坦々麺といった見た目でありまして、レンゲに薬味が乗せられています
先ずはそれを溶くことなくスープをいただいてみますと、ゴマの香りとピーナツの甘みを感じることができる本格的な坦々麺でありまして、これはこれでそのままいただいても満足できるおいしさでありますね
そして薬味を溶かしていただきますと、その辛味がスープのコクと甘みと見事に調和して一層おいしいものに変化しまして…
辛味は頭から汗が噴き出すといったようなものではなく、舌先に痛みが襲ってくるようなものでありますから辛味よりも痛みとの戦いであります



ベースとなる坦々麺のおいしさがあるからこその殺人坦々麺
決して話題性だけを狙ってたような商品ではなく、辛味とスープとのバランスが取れたお店イチオシの一品でありますね




【陽華楼】
福岡県福岡市博多区博多駅前3-7-3 皐月マンション1F
092-473-5861



JR鹿児島本線筑後船小屋駅:『Jungle Soup Curry』   暑い日にはサラサラとしたスープカレーで香辛料の辛さと香りを楽しみます

2018-07-16 22:42:30 | 九州・沖縄
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今日もまた、立っているだけで汗が流れ出すほどの暑さでありまして…
こんなときに食べたくなるのはなぜか辛いカレーでありまして、それもルウを使うことのないサラサラとしたもの
ということで、九州新幹線筑後船小屋駅近くにあるスープカレーのお店を訪ねます



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駅からは1kmほど離れていますし、お店の向かいには大きな公園が広がってたりと大きな商圏があるとは思えないのですが、12:00ギリギリに入店したワタシの後にも次々とお客さまが来られまして、30席ほどのお店はあっという間に満席となりまして…
わざわざここを目的に遠くから来られたのか席が空くのを待つ方もいらっしゃいますね


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〝ビーフ〟〝キーマ〟〝ウィンナー〟〝チキン〟など、メインとなる具材別のメニューとなっている中、黒のドラキュラジャングルや赤の小悪魔ジャングルなんて興味深い商品もあって…
何をいただこうかと迷っていたのですが〝ソフトバンクホークス応援スープカレー 〟と題されたイベントメニューが目に入りまして、絶対にSONをさせない!とある「熱男のスープカレー」をいただきます
ジャングルとスタンダードが用意されており、その違いは野菜のボリュームであるそうで…
スタンダードに使われるお野菜は、キャベツ かぼちゃ レンコン じゃがいも ブロッコリー 人参 ナス インゲンと8種類
ジャングルではその8種が単純に倍になるだけだとのことでしたので、スタンダードを中辛でいただき《ごはん・漬物/サラダ/お替わりカレーソース》の3点セットをお願いすることにいたします


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ごはんや漬物、サラダはセルフだということですが、そのサラダはキャベツの千切りがタッパーに入れられているだけでトマトなど添えるお野菜も無いという寂しいものでしたが、そのキャベツはみずみずしいものでありましたし、8種ほどのドレッシングが用意されていることでおいしくいただくことができました
ごはんはターメリックライスと白ごはんが用意されているのですが、ターメリックは白ごはんに混ぜられたものでありますし、白ごごはんには固まりができているという残念なものでありまして…
いくらお替わりが自由だと言われてもこれじゃその価値を感じることはできませんね
ただ、カレーが出来上がるタイミングで声をかけてくださる気遣いはうれしいですね


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程よい辛味の中にさまざまなスパイスのフレーバーを感じることができるカレーソースにはビーフとチキンの手羽元、ウィンナーという3種の肉が盛られていまして…
ビーフはホロホロになるほど柔らかいものでありますし、手羽元はスプーンで押すだけで身と骨が解れるほどに煮込まれていたりと手間を掛けてじっくりと調理されていることが窺えるものありまして、おいしくはいただけるのですがその素材感での価値を感じることはできませんね



あれこれのものがお替わり自由ということでの満腹感を得るためにご馳走感を犠牲にしている…
そんなことを感じてしまうお店でありました



【Jungle Soup Curry】
福岡県筑後市志28-1
0942-52-5111


西鉄天神大牟田線大善寺駅:『みずほ庵』   酒蔵が改装されたうなぎ屋でいただく名物「うなぎの陶板焼き」

2018-07-15 22:10:27 | 九州・沖縄
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〝命に危険が及ぶ暑さ〟と予報されるほどの暑い日が続いていますので、ちょっと元気をつけておこうと〝土用の丑の日〟を待つことなくうなぎをいただくことにいたします
うなぎと言えば蒲焼きや白焼き、そしてせいろ蒸しやひつまぶしなどご当地名物的なお料理がありますが…
「うなぎの陶板焼き」なる初めて耳にする名物料理とするお店があるというので早速お邪魔させていただくことにいたします



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久留米市の南部にある大善寺という町
この辺りは天然うなぎが漁れることでも有名な筑後川流域ということで名高い名店も数多くある中で、50年ほどの歴史を持つという『みずほ庵』が今日の目的でありまして…
安政元年(1854年)創業の造り酒屋が、酒蔵の一部を改装して開業されたのだそうで大きな梁があったりと歴史を感じることができるお店でありました
人気があるお店だからと急いで向かったのでありますが、日曜日ってこともあってか開店後間もない時間でありながら既に席を待つお客さまがいらっしゃることから期待も高まります


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うなぎだけでなく活魚やお寿司も扱われているとのことですので「刺し盛り」をいただくことといたします
一人前からの注文が可能であることもありがたいことでありますし、鯵の姿造りにかんぱちや鯛、イカの上にはウニが乗せられるなど十分すぎるほどのボリュームが舟盛りにされていることでのご馳走感に大満足であります


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そうしているうちに「うなぎの陶板焼き定食」が提供されます
定食には甘酒のほか、サラダや茶碗蒸し、塩焼きなどが添えられますので、まずはそれらを楽しませていただき…
固形燃料で熱せられた陶板に乗せられることで、時間をおいても冷めることのない蒲焼を締めとしてご飯や肝吸いと共にいただくことといたします
蒲焼はふっくらと焼きあがっていますし、皮目はカリッと焼かれることでの芳ばしさを楽しむことができ…
たっぷりのタレがあることでご飯のお替わりをしたくなるほどにおいしくいただくことができました



酒蔵がやっているうなぎ屋ということで、おいしいお酒造りには欠かかすことのできない綺麗なお水で泥抜きされているのでしょう
本当においしいうなぎをいただくことができました



【酒蔵うなぎ処 みずほ庵】
福岡県久留米市大善寺町藤吉940
0942-27-3055



筑豊電鉄筑豊電気鉄道線今池駅:『銀河のチャンポン』   創業から50年近く市民のソウルフードして親しまれる「かつのせチャンポン」

2018-07-14 22:10:53 | 九州・沖縄
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久しぶりに北九州市へとやってきたので、八幡市民のソウルフードと呼ばれるチャンポンをいただくことにいたします
といってもチャンポン全てがソウルフードというわけではなく『銀河のチャンポン』というお店が提供するチャンポンこそがソウルフードなのであります



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1970年に八幡駅前で創業されたお店は駅前の再開発のために閉店することとなり、10数年前に現在の場所へと移転されたのだそうで…
約60席ほどのお店には老若男女と幅広い客層のお客さまが来店されていまして、80歳過ぎで腰が曲がったおじいちゃんとおばあちゃんもその息子さんに連れ添われて来店されていた姿に50年近く地元の方に愛され続けていることが窺えます


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メニューを見ますと…
餃子もなければ焼き飯もない
あるのはチャンポンと焼きそばのみでありまして、それにトッピングされる〝カツ〟のボリュームを選ぶだけとシンプルであります


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となれば、その両方をいただいてみたくなるのが 人の性でありまして…
先ずは店名にもなっている銀河のチャンポンをいただくこととし、唐揚げのようにも見えるカツが多めに乗せられた「カツの多いチャンポン」をオーダーさせていただきます
ゴロゴロと7つほど乗せられたチキンカツは、スープに浸からないうちにサクッとした歯ざわりを楽しむも良し、逆にたっぷりとスープを含ませてしっとりとしたところでいただくも良し
それぞれにおいしさがあってその変化を楽しむこともできますね
ちゃんぽんそのものは長崎でいただくそれとは異なったものでありまして…
スープは鶏ガラでとられているようですし、卵とじにされていることで和風のようなさっぱりとしたものに仕上がっています
でありますから、スープとカツとがうまく絡み合うのかもしれませんね
銀河のチャンポンがカツのせがデフォルトであるのに対し、銀河の焼きそばではカツがのらないのがデフォルトとなっていましているために…
同じカツじゃ面白くないと「とんかつのせ焼きそば」をいただきます
目玉焼きに変更することもできるようですが、生卵が乗せられるのがデフォルトであるようですが、その分ソースの味が薄まっているように思えましたので卓上に置かれたウスターソースをプラス
卓上にはコショーのほかウスターソースやとんかつソース
さらには醤油、ブラックペッパー、一味と置かれていますので自分流に調味することもできるようですね



ソウルフードとは特に強いクセを持つことなく万人に好まれる味であり、特別なおいしさよりも飽きないおいしさが大切なのだと勉強させていただきました



【銀河のチャンポン】
福岡県北九州市八幡西区八枝5-4-20
093-602-2040


西鉄天神大牟田線西鉄福岡駅:『やりうどん』   1967年創業 50年の歴史に裏付けされた福岡を代表するうどん店

2018-06-19 21:40:01 | 九州・沖縄
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福岡といえばとんこつラーメン
そんなイメージを持たれている方も少なくないと思いますが、福岡県はうどん発祥の地としても知られるほどにうどん文化浸透した町でもありまして、その店数はラーメン店よりもうどん店の方が多いのであります
現存するうどん店の中で最も永い歴史を持つとされる『かろのうろん』の創業は1882年と言われていますし、130余店舗を有する『ウエスト』を筆頭に、40余店を持つ『資さんうどん』や20店弱の『牧のうどん』など、多店舗展開をしているところも多いのであります



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ってことで、福岡を発つ前にうどんを食べておこうと、西鉄福岡駅構内にある『やりうどん』へお邪魔してみることにいたします
西鉄久留米駅など利用する機会が多い駅で看板を目にしていたのですが、その立地から駅利用者に対して素早く商品を提供することが一番のサービスであろうことから、そのクォリティは期待できないであろうとお邪魔することがなかったのでありますが…
1967年に折尾で創業し西鉄福岡駅へ出店したのはその2年後となる1969年のことと言いますから、50年近くこの地で多くのお客さまを迎えているのであります


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控えめなうどんにかしわおにぎりが添えられた「朝うどん」なる商品もありましたが、折角でありますので単品メニューから「ごぼう天うどん」をいただきます
福岡でのうどんと言えば〝ごぼう天〟と言われるほどのどこのお店でも提供される最もポピュラーなものでありますが、そのスタイルは様々でありますからそれを食べ比べてみるのも面白いかも…
そしておうどんはと言いますと、ぶにゅぶにゅになるほどに柔らかく茹でられるのが特徴でありまして、コシの強さが特徴的な讃岐のものとは全くの別物であります


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そして「かしわおにぎり」
〝かしわ〟とは福岡の方言で鶏肉のことであることから、いわゆる鶏肉の炊き込みご飯のおにぎりであるのですが、〝いなり〟と並んで、うどん店にはなくてはならない一品なのであります
かしわから出た旨味やほんのりと香るお醤油、そして九州醤油ならではの甘みがクセになる味わいでありまして、うどんと一緒にいただくのですからひとつでも十分なボリュームなのですが、ついふたつ頼んでしまうんですよね



【博多 やりうどん】
福岡県福岡市中央区天神2-11-2 西鉄福岡天神駅コンコース内 
092-716-2323

福岡地下鉄七隈線薬院大通駅:『Osteria e Vino PORCO ROSSO』   地元食材を使ったイタリアンでランチ会

2018-06-18 22:24:19 | 九州・沖縄
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福岡でビジネスパートナーとランチ会であります
たまには小洒落てみましょうと、地元食材を使ったサルディーニャ料理がいただけるという『オステリア・エ・ヴィーノ・ポルコ・ロッソ』を選びます
薬院と赤坂の間にあることから薬院駅から歩いて向かったのですが、重たい荷物とジメジメとした天候もあり額に汗が滲みます



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大きな通りからはちょっと脇に入った小道にお店はあることから決して目立つことはありませんが、店頭にテラスがあったりと雰囲気が良いでありますし…
テーブル3卓とカウンター8席、それに1つのブース席があるだけの小さなお店であることから、おいしいお料理がいただけるのではと期待が膨らみます


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お昼にいただけるコースは3種類
最も贅沢なコースは予約が必要とのことで、選択肢はアンティパストミストとパスタのほかフォカッチャにドルチェと飲み物が付くPranzo A、そしてセコンドピアットが加わるPranzo Bでありまして…
迷うことなくPranzo Bをチョイスし、アンティパストミストからいただきます
フレッシュマッシュルームが飾られたサラダの周りには5種のアンティパストが並べられていまして…
しっとりとした生ハムやカルパッチョ、テリーヌなど、1つひとつに手間が掛けられていることがわかりますね


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サルディーニャということでからすみが使われるパスタを期待していたのですが…
用意されたものは〝ツナやオレガノ〟〝熊本赤牛のラグー〟〝アラビアータ〟の3種だと言うことでアラビアータをいただくことにいたします
酸味よりも甘みを感じる自家製トマトソースには、じっくりと引き出された唐辛子の辛味が効いていて…
特に具材は使われていないのですが、もっちりとした麺との絡みもよく程よい〝ピリ辛〟を楽しませていただきました


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セコンドは「自家製ソーセージと季節野菜のロースト」をいただくことにいたします
グリルされたソーセージは直径30mmほどの極太でありまして、食べやすようにと3つにカットされ提供されますがプリッと弾けるような食感は見事でありますし、程よい塩味はワインなどの飲み物が進みそうですね
定番の粒マスタードだけでなく、バジルのソースが添えられることもうれしいですね
そして、柔らかい皮としなやかなひげ根に包まれた〝皮付きヤングコーン〟のロースト
ご存知の通りヤングコーンとは若採りされたトウモロコシでありますから、まさに今が旬でありまして…
缶詰とは異なるフレッシュな香りと旨味を楽しむことができました


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ドルチェとして提供されたのはブラッドオレンジのシャーベットにアイスクリームが乗せられたもの
そしてドリンクなのですが、紅茶はあるのにアイスティはできないとのことでしたので、氷をいっぱいに入れたグラスをお願いし自分でアイスティを作っていただきました



九州の旬とサルディーニャ料理がいただけるお店ということでの期待をしていたのですが、お昼のコースではそれを十分に満喫することはできないようで…
とは言え十分においしいお料理でありましたので、次回は夜のコースをいただきにお邪魔することにいたしましょう




【Osteria e Vino PORCO ROSSO】
福岡県福岡市中央区薬院2-14-16 Sen BLD 1F
092-753-6329


JR鹿児島本線羽犬塚駅:『史蔵』   古民家の落ち着いた雰囲気の中でいただく二八の手打ちそば

2018-06-17 23:53:29 | 九州・沖縄
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〝蕎麦〟は決してくらいではありませんし、むしろ好きな方であるのですが、うどん文化である福岡に来てまで蕎麦をいただく気にはなれないのですが…



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ミシュランの星付きであるお蕎麦屋さんが八女市にあると言うことでしたので、早速お邪魔させていただきます
市役所などがある中心部であるにもかかわらず歴史感溢れる建物が並ぶ通りにお店がありまして…
数軒隣にあるお寺の駐車場に車を停めることができるとのことでそこを借りしお店へと向かいますと、お店の看板が掲げられたところは趣がある古民家風の建物でありました
入り口を入ってすぐのところにはそば打ち台がありますし、その脇には石臼があることから〝挽きたて〟〝打ちたて〟〝茹でたて〟の三たてがいただけるお蕎麦屋さんであるようですね
土間にはテーブル席が2つ、靴を脱いで上がったところにはカウンター席があり、ちょっと奥まったところにはテーブル席があるようですし、急な階段を上ったところにはお座敷があるようです


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そんなお店のカウンター席でいただくのは「梅ゆばそば」
舌を噛みそうなネーミングをゆっくりと注文し、待つこと数分で、大きめなどんぶりに入った冷たいお蕎麦が提供されます
そばの上に湯葉が敷かれ、そこにゴロンと梅干しが載せられたシンプルなビジュアルでありますが、透明感あるお汁であることでそれらが映えていますね
二八で打たれるというお蕎麦は硬めに茹でられていることで喉越しが良いものでありますし、お汁のスッキリとした爽やかな香りがおいしさを演出していまして…
期待を遥かに超えるクオリティに大満足であります


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一緒にいただいた「天ぷらの盛り合わせ」
メニューには乗せられていなかったように思いますが「お蕎麦に天ぷらを添えていただけますか」とお願いしますと、快く受けてくださいまして…
ナスや人参、かぼちゃやえのきなどなど盛りだくさんなものでありまして、大きめな海老も鎮座していらっしゃいましたよ



【そば季里 史蔵】
福岡県八女市本町154
0943-24-2227

JR久大本線天ヶ瀬駅:『ふじ本』   精肉店直営の食事処でいただく馬すき焼きと馬刺し

2018-06-16 23:33:04 | 九州・沖縄
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カラッと晴れ渡った心地よい日でありましたので、じっとしていては勿体無いと…
松嶋菜々子がキリン生茶のCM撮影で訪れたという『鍋ヶ滝』へと行ってみることにいたします
ホームページなどを見てイメージしたものよりも小さくは感じましたが、たっぷりとマイナスイオンを浴びることもできましたし、何より緑が多い自然の中でありましたので心を癒すことができました



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折角ここまで来ているのだからとお邪魔することにしたのは八百萬乃精肉本舗なる精肉店が営まれる『ふじ本』ってお店であります
ナビを使って向かったのですが、小国町の中心部からどんどんと離れていくために間違ってるのではないかと心配になりかけた時に姿が見えひと安心
八百萬乃精肉本舗という精肉店の脇にある入り口には〝お肉屋さんの食堂〟と書かれた札が下げられていまして…
店内には6人掛けテーブルが3つと2名掛けが1つが置かれだけでありますが、屋外には大きなパラソルが置かれたテーブルが並んでいますので、今日のような日にはお庭でお料理をいただくのも良い感じでしょうね


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お肉屋さんの食堂との通りにメニューにはサイコロステーキやとんかつ、ハンバーグなどとずらりと並んでいるのですが、最もお勧めなのは馬肉であるようでありますし、何かのテレビ番組で紹介されたと言う「牛すき焼き膳」をいただくことにいたします
お膳には季節の小鉢が付くとのことで、冷奴とポテトサラダが提供されたのですが、これが季節の小鉢と言って良いのかと思うところではありますが、きちんと手作りされたポテトサラダのおいしかったことで良しといたしましょう
メインのすき焼きには、白菜 玉ねぎ ネギ 春菊などたっぷりに野菜が盛られていますし、馬肉だって十分なほどにあったのですが…
さっぱりといただける馬肉の赤身はアッという間に完食でありました


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やはり馬刺しも捨てがたいと…
特選とあるサシが入ったものではなく、県産との赤身をいただきます
生姜醤油でいただくのですが、その醤油が甘みある九州醤油であることで一層のおいしさでありまして…
添えられたコウネを赤身で巻いていただきますと、淡白な赤身に脂身であるコウネの旨味が加わり更においしくいただけますし、コラーゲンが豊富でもありますので女性にはうれしいことでもありますね



【ふじ本 八百萬乃精肉本舗】
熊本県阿蘇郡小国町下城218
0967-46-2194

福岡地下鉄空港線福岡空港駅:『三日月屋 CAFE』   クロワッサンの名店〝三日月屋〟がプロデュースするカフェ

2018-05-22 23:33:12 | 九州・沖縄
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宮崎へのフライトを前に福岡空港でブランチをしようと…
天然酵母で作られるクロワッサンの専門店である〝三日月屋〟のブランドである『MIKADUKIYA』でサンドイッチをいただくことにいたします



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〝the food times〟なるフードコートにお店はありまして…
保安検査場南と北の間にあることから利便性も高く、落ち着いた雰囲気もフライトの時間を待つにはぴったりなのであります


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プレーンのクロワッサンのほか9種ほどのサンドイッチメニューが用意されていますので、カウンター前でちょっと悩んでしまいましたが、スクランブルエッグとベーコンという、朝食の王道的組み合わせである「厚切りベーコン」をいただきます
2つに切り分けられたクロワッサンはひと口でいただくには大き過ぎますし、それを噛み切ろうとしても厚切りのベーコンを噛み切ることができず…
ちょっと食べづらさはありますが、サクッとした歯ざわりとバターの風味を感じるクロワッサンはなるほどおいしいものでありますし、添えられるコーヒーも機械抽出されるものではありますが、一杯ずつの抽出であることから香り高いものと満足させていただくことができました



カウンターでの注文を担当してくださったスタッフの笑顔には作り笑顔的な要素が感じられることもなく、優しさが滲み出るような笑顔での対応に、こちらまでもが笑顔になっていくことが感じられまして…
今日一日を気持ち良く過ごすことができそうであります



【三日月屋 CAFE】
福岡市博多区大字下臼井767-1 福岡空港第二ターミナルビル2F ザ・フードタイムズ内
092-611-0333

福岡地下鉄七隈線薬院大通駅:『粋恭』   行列必死の焼鳥屋さんでいただく名物〝とりかわ〟は旨味が凝縮したものでありました

2018-05-21 22:44:12 | 九州・沖縄
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コーチングの先生とデザイナーさんと、お仕事のパートナーであるお二人との会食でありまして…
これまではお昼をご一緒することが多かったのですが、今日はお一人の都合に合わせて夜ごはんをご一緒することにいたします



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福岡にはいただいてみたいお料理や訪ねてみたいお店などなどたくさんの候補が挙がるのですが…
メンバーの1人からの「いつも賑わっているから気になってるお店があるんですよ」との一言で〝とりかわ〟を看板料理とする『粋恭』さんで待ち合わせることといたします
17:30の約束でしたので予約をせずとも大丈夫であろうと高を括っていたのですが、17:00開店であるにも関わらず、既に1Fのカウンター席が満席に近い状況だったことには驚きであります
運よく入口を入ったすぐの場所に3席が残っていたために待つことはありませんでしたが、3人以上だと予約ができるという2Fの座敷席も予約でいっぱいであるとのことでしたので時間に関わらず予約を入れてお邪魔した方が良さそうですね


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先ずはお一人様10本までと限定されている、お店の名物「とりかわ」
最初に5本頼まれたお客さまも、色々とほかのものをいただいたあと再び〝とりかわ〟に戻って来られることもしばしばなのだと、名物料理を真っ先に説明をされるところなど流石と感じる接客でありまして…
じっくりと焼かれることで、焦がすことなく脂が落とされることでの凝縮した旨味に、先の説明も頷けます


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タレ焼きにしないところが〝博多焼鳥〟でありまして…
お塩が入れられたキッチンボールを左手に抱え、右手の手のひらで、お塩を飛ばすというパフォーマンスで焼かれた〝せせり〟や〝とり身〟
そして、トマトやうずらのベーコン巻きなどなど、お腹いっぱいに焼き鳥をいただいて…



こちらのお店
焼き鳥の専門店ということで、冷やしトマトや冷奴と言った簡単なおつまみはいくつかあるものの…
〆となるご飯ものなどは用意されることのない潔さ
どこかで、ご飯を食べて帰ることといたしましょう



【とりかわ 粋恭】
福岡県福岡市中央区薬院1-11-15
092-731-1766

西鉄天神大牟田線西鉄柳川駅:『River Flow』   赤いカーペットが印象的な大正時代を思わせる洋館でのティータイム

2018-05-20 22:07:03 | 九州・沖縄
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心地良い風が吹く過ごしやすい日曜日
久しぶりに水郷の町柳川を散策しようと出かけてみますと…
随分と観光化に向けた取り組みが進んでいるようで、川下りの乗下船場付近には、名物でもある鰻のせいろ蒸しのほか、お土産を売るお店やカフェなどが並んでいるではないですか


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そんなカフェの一軒である『リバーフロー』ってお店
それほど目立っている訳ではありませんが、紅茶の専門店ということもあって上品な佇まいでありまして…
紅茶関連グッツのほかお土産ものなどが並べられた1階から、赤いカーペットが敷かれた重厚な階段でカフェスペースである2階へと上りますと、そこは大正時代の洋風建築にも思えるものでありまして、まるで舞踏会でも行われていそうな雰囲気に酔い痴れてしまいます


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小腹が空いていたこともあって、紅茶とともにハムチーズトーストをお願いしてみますと…
シンプルなビジュアルではありますが、トーストのサクッとした歯ざわりと焼き過ぎることのないハムとコクがあるチーズが一体となっておいしくいただけるものでありましたし、何より器が素敵なものばかりでありましたので、お店の雰囲気とともに紅茶をいただく優雅なひとときを過ごすことができました



【紅茶の店 River Flow】
福岡県柳川市稲荷町13-5
0944-74-0211

JR筑肥線一貴山駅:『月うさぎ』   田園風景に囲まれる民家カフェは和モダンにリノベーションされたオシャレな空間

2018-05-19 23:43:38 | 九州・沖縄
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福岡県の最西部にある糸島市には加布里、芦屋、船越と漁港があることから、おいしいお魚がいただけるところでありまして…
ならば、そんなお魚をメインとして扱うイタリアンをいただくことにしようと訪ねたのでありますが、残念なことに目的としたお店は予約でいっぱいであることのこと



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それで、気を取り直してお邪魔したのが『月うさぎ』
田園風景が広がる郊外にある民家カフェでありまして、地産の野菜とお餅をコンセプトとされているようであります
一般家庭家庭かと思わせる門を入り、小物雑貨が並べられるお部屋の奥にカフェスペースがありまして…
20席にも満たない小さなお店でありますが、綺麗にリノベーションされていることでお洒落な和モダンを感じることができます


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餅カフェと名乗るお店でもありますので「博多雑煮」をいただくことにいたします
あご出汁が効いた澄し汁には柔らかく煮込まれたお餅のボリュームに満足させられますし、大きくカットされたぶりが入っていることでの贅沢感もありまして…
鮮やかに映えるかつお菜の彩りがおいしさ感を引き立てられていますし、たっぷりのサラダが添えられることで栄養バランスもバッチリ
これは女性に大人気であることも頷けますね


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そしてコーヒーと甘味までもがセットになっていまして…
ドリップで淹れられたコーヒーのスッキリとした酸味を楽しみながらいただくのは、白玉あずきときな粉もち
おいしい食事の後にちょっと甘いものがいただけるなんて幸せですし、このちょこっと感が美しいですね



【もちカフェ 月うさぎ】
福岡県糸島市二丈浜窪243-1
092-332-8320

JR日豊本線宮崎駅:『あめいろCAFE』   人気商品がひと皿でいただける「あめいろミックスプレート」

2018-04-17 22:28:33 | 九州・沖縄
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宮崎でのお仕事
出発した福岡も雨だったけど、到着した宮崎も雨が降っていて…
かなりの確率で雨に迎えられる宮崎であります



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お邪魔したの『あめいろカフェ』
裁判所近くにある古民家風のカフェでありまして、車一台がようやく通ることができるほどの細い路地を入ったところであるにもかかわらず、いつもF1層を中心としたお客さまで賑わっているのでありまして…
座敷席もあることからか、赤ちゃんを抱えたお客さまも多いようですね


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いただくのは「あめいろミックスプレート」
初めに提供されたコンソメのスープにはサイコロにカットされた筍がたっぷりと入っていまして…
熱々のスープが小雨日和であることで感じていた肌寒さを温めてくださいますし、旬を感じさせていただくこともできるうれしいものでありました
そしてメインが登場
お店の一番人気であるハンバーグに宮崎の郷土料理でもあるチキン南蛮、更にはこだわりの〝ボラ〟フライまでが盛り合わされた贅沢プレートでありまして…
30mmを超える厚みがあるハンバーグはナイフを入れると肉汁が湧き出すほどにジューシーでありますし、ブラックペッパーの香りが後を引くようなおいしさをたのしむことができるものであります
そしてボラのフライですが、全く臭みなどを感じることのないものでありまして、ふっくらと揚がったおいしさを味わうことができました



【あめいろCAFE】
宮崎県宮崎市宮田町10-18
0985-69-4566