年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

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筑豊電鉄筑豊電気鉄道線今池駅:『銀河のチャンポン』   創業から50年近く市民のソウルフードして親しまれる「かつのせチャンポン」

2018-07-14 22:10:53 | 九州・沖縄
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久しぶりに北九州市へとやってきたので、八幡市民のソウルフードと呼ばれるチャンポンをいただくことにいたします
といってもチャンポン全てがソウルフードというわけではなく『銀河のチャンポン』というお店が提供するチャンポンこそがソウルフードなのであります



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1970年に八幡駅前で創業されたお店は駅前の再開発のために閉店することとなり、10数年前に現在の場所へと移転されたのだそうで…
約60席ほどのお店には老若男女と幅広い客層のお客さまが来店されていまして、80歳過ぎで腰が曲がったおじいちゃんとおばあちゃんもその息子さんに連れ添われて来店されていた姿に50年近く地元の方に愛され続けていることが窺えます


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メニューを見ますと…
餃子もなければ焼き飯もない
あるのはチャンポンと焼きそばのみでありまして、それにトッピングされる〝カツ〟のボリュームを選ぶだけとシンプルであります


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となれば、その両方をいただいてみたくなるのが 人の性でありまして…
先ずは店名にもなっている銀河のチャンポンをいただくこととし、唐揚げのようにも見えるカツが多めに乗せられた「カツの多いチャンポン」をオーダーさせていただきます
ゴロゴロと7つほど乗せられたチキンカツは、スープに浸からないうちにサクッとした歯ざわりを楽しむも良し、逆にたっぷりとスープを含ませてしっとりとしたところでいただくも良し
それぞれにおいしさがあってその変化を楽しむこともできますね
ちゃんぽんそのものは長崎でいただくそれとは異なったものでありまして…
スープは鶏ガラでとられているようですし、卵とじにされていることで和風のようなさっぱりとしたものに仕上がっています
でありますから、スープとカツとがうまく絡み合うのかもしれませんね
銀河のチャンポンがカツのせがデフォルトであるのに対し、銀河の焼きそばではカツがのらないのがデフォルトとなっていましているために…
同じカツじゃ面白くないと「とんかつのせ焼きそば」をいただきます
目玉焼きに変更することもできるようですが、生卵が乗せられるのがデフォルトであるようですが、その分ソースの味が薄まっているように思えましたので卓上に置かれたウスターソースをプラス
卓上にはコショーのほかウスターソースやとんかつソース
さらには醤油、ブラックペッパー、一味と置かれていますので自分流に調味することもできるようですね



ソウルフードとは特に強いクセを持つことなく万人に好まれる味であり、特別なおいしさよりも飽きないおいしさが大切なのだと勉強させていただきました



【銀河のチャンポン】
福岡県北九州市八幡西区八枝5-4-20
093-602-2040



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