2月 18日

2024-02-18 06:20:38 | Weblog
                       きらん草・地獄の釜の蓋・金瘡小草




             キラン草とは、日本に自生するシソ科の多年草。花や葉にうぶ毛のような白い毛が生えているのが特徴。
             地面に張り付くように広がる様子から、「地獄の釜の蓋」という別称がつけられています。
             きらん草とは違い西洋きらん草は20~30センチにも背が伸びます
             別名 西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)




                

                   ( 西洋十二単 )




          伊賀に来て摘めり地獄の釜の蓋          栗田やすし


          地の果ての崎に地獄の釜の蓋           国枝隆生


          きらん草ほつほつ咲けり峡の道          中根多子


          被爆樹の影に地獄の釜の蓋            青木しげこ


          円墳に地獄の釜の蓋繁る             林 尉江


          膝ついて地獄の釜の蓋覗く            兼松 秀





                

                   ( 十二単 )



          きらん草古代紫展げけり             後藤比奈夫


          五寸釘浮くや地獄の釜の蓋            藤本美和子


          名を知りて踏まず地獄の釜の蓋          柳井梗恒子


          山頂の磐座おほふきらん草            深野カツイ


          蹈んずけてゐるのは地獄の釜の蓋         高澤良一


          すみれぐさも地獄の釜のふたも紫         加藤三七子





                



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