1月 28日

2019-01-28 08:46:37 | Weblog
               冬桜・寒桜・緋寒桜




     藪抜けて偕楽園の冬ざくら         栗田やすし




     戦闘機低く飛ぶ町冬桜           国枝隆生




     紅濃ゆき緋寒桜や瞽女の墓         夏目悦江 




     咲き始めとも終りとも寒桜         小長哲郎




     紙漉きの里に咲き満つ冬桜         川地哲清







    緋寒桜
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1月 27日

2019-01-27 07:59:12 | Weblog
             日向ぼこ・日向ぼつこ・日向ぼこり




     耳遠くなりしと母の日向ぼこ          栗田やすし




     みどり児の足先ぴんと日向ぼこ          今井千鶴子




     屋根の上猫うす目して日向ぼこ         花田紀美子




     繕ひの針の手休め日向ぼこ           太田滋子




     クッキーのかけらが膝に日向ぼこ        梅田 葵
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1月 26日

2019-01-26 10:54:37 | Weblog
                水仙・水仙花・野水仙




     藁と鎌腰に水仙山のぼる               細見綾子




     雪嶺晴れ畦の水仙風のなか              沢木欣一




     野水仙見にやはらかき土踏んで            横井美音




     朝摘みの水仙匂ふ仏間かな              林 尉江




     水仙や鎮もる耶蘇の墓どころ             夏目悦江
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1月 25日

2019-01-25 08:50:32 | Weblog
               福寿草




     福寿草ひらききつたりまぶしかり     細見綾子




     妻快癒土持ち上ぐる福寿草        武藤光晴




     野仏に日の惜しみなく福寿草       山本法子




     地を割つて光の束に福寿草         こころ      







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1月 24日

2019-01-24 18:29:28 | Weblog
               初場所




     初場所の土俵はやくも荒るるかな      久保田万太郎




     初場所や花と咲かせて清め塩        鷹羽狩行





    ☆ 稀勢の里引退のあと、二敗力士と三敗力士の争いになってきました
      楽しみです
      
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1月 21日

2019-01-21 18:18:02 | Weblog
                寒卵



     寒卵二つ置きたり相寄らず            細見 綾子



     霊場の瀧へ供へし寒玉子             栗田やすし



     朝の市産毛貼りつく寒たまご           上杉美保子



     掌に受けてまだあたたかき寒玉子         掛布光子
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1月 20日

2019-01-20 07:51:30 | Weblog
                大寒




  寒の富士見る病棟の十二階          栗田やすし



  大寒の抱へて重き火縄銃           伊藤旅遊




大寒の空張りつめて音もなし         下里美恵子



大寒や火伏札貼る消防車           関根切子



大寒や指跡しかと血天井           国枝隆生




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1月 16日

2019-01-16 20:32:13 | Weblog
                探梅・梅探る







      探梅や人目に霞むところまで          福永 耕二
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1月 15日

2019-01-15 12:10:47 | Weblog
               女正月




    売薬の風船つけり女正月         沢木欣一
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1月 14日  

2019-01-14 14:38:44 | Weblog
              成人の日



 

     道に弾む成人の日の紙コップ          秋元不死男





☆ ころころの好きな俳人 秋元不死男のこの一句
   昔から気になっている
   
   成人式の紙コップでは無く成人の日の紙コップだから
   1901年生まれの不死男の時代には成人式等は無い
   晩年の句で有るけれど、弾んでいる紙コップを見た日が
   成人の日なのだ。不死男二十歳のころは白樺派に傾倒

   真っ白に道に弾む紙コップこそ当時の作者自身なのだろう


   

   

    

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