2月 16日

2024-02-16 07:25:26 | Weblog
                      芹・芹摘、芹の水・根白草・田芹・根芹




          芹摘むと風よりひくくかがまりて         細見綾子


          芹青む富士湧水のきらめきに           栗田せつ子


          芹摘みの去りてつめたき水残る          下里美恵子


          一握りほど田芹摘む峡の晴            桜井節子


          朝粥に散らす丹波の芹清し            都合ナルミ


          ふるさとの夕日にまみれ田芹摘む         今泉久子





                




                




          一とゆすりすれば濁りぬ芹の水          沢村芳翠


          踏み込んで芹の青さのせめぎあふ         今瀬剛一


          芹の香の朝粥で足り京泊り            能村登四郎


          摘みかさねても一握の母の芹           福永耕二


          芹匂ふオモニは風の中に立つ           夏井いつき


          ふりむけば鳥語明るし野芹つむ          角川源義





                




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