4月 1日

2012-03-31 23:40:48 | Weblog
              ( おがたま・黄心樹 )


黄心樹の花のほころぶ神鼓かな         紅林みのる


一従や黄心樹の香の域に住み          仁藤稜子


黄心樹の一樹の月に神遊び           小原菁々子


黄心樹の実へ上海の闇殺到           加藤 耕子




  伊吹嶺 HP http://www.ibukinet.jp/



をがたまの匂ひ輪蔵まはるたび        宇佐美こころ


今日から4月、昨日東京の桜の開花宣言がされました
突風と激しい雨の東京に今ごろ寒緋桜が満開になっていました
別称 緋寒桜は彼岸桜と読みが近いので寒緋桜としたと言う事だそうです








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3月 31日

2012-03-31 01:01:58 | Weblog
           ( 二輪草 )


私の住んでいる板橋区の花「二輪草」が咲き出しました
例年より二週間ほど遅いようです


膝折ればわれも優しや二輪草         草間時彦


一花は妹のをさなさ二輪草          堀口星眠


谷川の夕べのひびき二輪草          深見けん二


二輪草咲く終点の山の駅           山田節子


つぎはぎの長き木橋や二輪草         国枝洋子






自宅から徒歩15分ほどの大門地区は都内最大の二輪草の群生地です
この地区は武蔵野台地の崖線が北向きの斜面となって二輪草の環境には適しているようです
奥行き20mやく200mほど続きます ( 写真は一昨年 )



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3月 30日

2012-03-29 23:42:17 | Weblog
              ( 木五倍子<きぶし>の花 )



谷かけて木五倍子の花の擦れ咲          飯島晴子


源流はもとより一縷木五倍子咲く         大岳水一路


木五倍子咲く地図には載らぬ道祖神        北澤瑞史


瀬音へと花房垂るる木五倍子かな         笹川悦子






伊吹嶺の俳句 (ムーさんの俳句歳時記から転載させて頂いています)
http://m6towers.kuronowish.com/saijiki/saijiki_top.html


崖に寄り譲る山道花きぶし            磯田なつえ


このあたり神の領域きぶし咲く          国枝洋子


木五倍子垂る山にかそけき水の音         廣島幸子


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3月 29日

2012-03-29 01:20:16 | Weblog
           ( ミモザ・フサアカシア )



外劇はじまるミモザ降る下に          星野立子


青空の喝采浴びし花ミモザ            池田裕子


ミモザ咲く島に醤油屋佃煮屋           谷中隆子


遠くよりミモザの花と見つつ来て         稲畑汀子



伊吹嶺の俳句 (ムーさんの俳句歳時記から転載させて頂いています)
http://m6towers.kuronowish.com/saijiki/saijiki_top.html



陶房の窓いつぱいにミモザ咲く          下里美恵子


退院の朝ミモザの咲き始む            牧野一古


ミモザの黄女子学院のガラス窓          武藤光



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3月 28日

2012-03-28 00:05:06 | Weblog
            ( 花杏 )


杏咲くとき白山の消えゆけり           石原八束


鯉を割く俎板厚し花杏              皆川盤水


一村は杏の花に眠るなり             星野立子


花杏障子一重に夜の村              矢島渚男







伊吹嶺の俳句 (ムーさんの俳句歳時記から転載させて頂いています)
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母なくて庭に杏の花満つる            谷口千賀子


校庭の声空に抜け花あんず            金原峰子


杏咲く信濃の地震観測所             高橋 毅



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3月 27日

2012-03-26 23:26:12 | Weblog
              ( 沈丁花・瑞香 )


母の声思ひ出せずよ沈丁花           栗田やすし


皺多き着物の裾の沈丁花             細見綾子


沈丁花どこかでゆるむ夜の時間          能村登四郎


抱上げて人の子泣かす沈丁花           三谷 和子



伊吹嶺の俳句 (ムーさんの俳句歳時記から転載させて頂いています)
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沈丁の香を曲り来て子規の墓           武田稜子


昨夜の雨上がりて香る沈丁花           小島千鶴


地震激し沈丁の香に立ちつくす          宇佐美こころ



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3月 25日

2012-03-24 23:36:51 | Weblog
             ( 木蓮 )


はくれんの白極まれば銹び兆す         栗田やすし


木蓮のため無傷なる空となる          細見綾子


木蓮の風のなげきはたゞ高く          中村草田男


木蓮の散る日答を待たれをり          津田清子


木蓮と大きな門の記憶のみ           富安風生






戒名は真砂女でよろし紫木蓮          鈴木真砂女


うら返るほどに咲きみち紫木蓮         金城千代






伊吹嶺の俳句 (ムーさんの俳句歳時記から転載させて頂いています)
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ひとひらを朝日へほぐし紫木蓮          伊藤範子


窯屋根に白木蓮の散りしきる           山本光江



  25日名古屋の同人総会出席のため26日のブログはお休みさせて頂きます










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3月 24日

2012-03-24 00:10:59 | Weblog
          ( 山葵 )



山葵田を経めぐりし水さらに落つ         細見綾子


山葵田の水もて山葵洗ひあぐ           赤座閑山


三段の小滝の懸り山葵澤             山川 喜八


透き水のさざめき通る山葵沢           桂 信子


水筒に山葵田の水貰ひけり            越智貴美子




伊吹嶺の俳句 (ムーさんの俳句歳時記から転載させて頂いています)
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山葵田をめぐるさざ波まぶしかり         高橋孝子


畝をきる鍬音響く山葵沢             小田和子


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3月 23日

2012-03-23 00:10:44 | Weblog
              ( ヒヤシンス・風信子 )



ヒヤシンスひしめき咲きて三株かな          星野立子


ヒヤシンスにほふ三時の花時計            野入京子


水にじむごとく夜が来てヒヤシンス          岡本眸


乳の香は風信子色汝の辺より             文挟夫佐恵






伊吹嶺の俳句 (ムーさんの俳句歳時記から転載させて頂いています)
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不揃ひに咲きのぼりたるヒヤシンス          矢野愛乃


父の忌や父の好みしヒヤシンス            加来雅子



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3月 22日

2012-03-21 23:47:10 | Weblog
             ( 片栗の花・堅香子の花 )



足のべて休む片栗の花あれば           細見綾子


山がかる秩父往還かたくり咲く          瀧春一


かたかごや豪商水の神祀る            野見山ひふみ


堅香子にまみえむ膝をつきにけり          石田郷子






伊吹嶺の俳句 (ムーさんの俳句歳時記から転載させて頂いています)
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片栗の花を食べよと朝市女            栗田せつ子


かたかごの花に雨雲低く垂る           倉田信子




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