8月 31日

2010-08-31 20:10:21 | Weblog

           ( 秋刀魚 )

 

秋刀魚焼くいつしか君の妻となり           大高 翔

 

秋刀魚けぶらせをりシヨパン聞いてをり       結城昌治

 

風の日は風吹きすさぶ秋刀魚の値          石田波郷

 

秋刀魚競る渦に女声の切れつぱし          橋本多佳子




 

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8月 30日

2010-08-30 18:29:22 | Weblog

          ( 案山子 )

 

夕空のなごみわたれる案山子かな           富安風生

 

案山子翁あち見こち見や芋嵐              阿波野青畝

 

出征旗まきつけ案山子立腐れ              澤木欣一

 

竹竿を横に案山子のもろ手哉               森鴎外



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8月 28日

2010-08-28 19:56:37 | Weblog

         ( 縷紅草 )

 

縷紅草垣にはづれて吹かれ居り           津田清子

 

縷紅草のくれなゐともる昼の闇            小金井欽二

 

縷紅草石垣に垂れ小学校               古川芋蔓

 

手に触れてくだける恋や縷紅草            牧 冬流

 

   しっかり夏バテて居ります。今日は所属の句会も休ませて頂きました
    今年の暑さは半端では有りません 大阪では13日連続猛暑日とか記録
    と言う事です 夕刻シャワーを浴び久しぶりに体重計に乗ってみました
    6月から6キロ減 60キロを割りました  
    病気じゃないの? と思われるかもしれませんが 
    毎月血圧の薬をいただくために内科に通ってをり、
    心配ないと言われています
    ただ昼の食欲がないのがいけないのでしょうね
    ビールの栄養だけではやっぱりいけないのでしょう



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8月 27日

2010-08-26 23:31:40 | Weblog

         ( 百日紅 )

 

何恃めとや躍り咲く百日紅            岡本 眸

 

女来と帯纏き出づる百日紅           石田波郷

 

百日紅火屑の落花掃かれけり          深見けん二

 

百日紅その一日の真盛り             辻桃子



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8月 25日

2010-08-24 23:07:20 | Weblog

            ( 赤とんぼ )

 

赤とんぼ穂草を揺らす重さあり           山下幸子

 

肩に来て茂吉の国の赤とんぼ            前島みき

 

から松は淋しき木なり赤蜻蛉            河東碧梧桐

 

山の日に染めあげられし赤蜻蛉                      吉村ひさ

 

 * 今日は今年一番小さなな満月です。一番大きかった1月30日から
   直径で15パーセントも小さく見えるそうです。

 

  父の三年目の命日・良い月が上がりますように


         父の忌の満月と星光あふ



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8月 24日

2010-08-23 23:11:30 | Weblog

        ( 米沢・上杉家菩提寺・春日山林泉寺 )


昨年のNHK大河ドラマでもご承知の上杉謙信・景勝の名宰相直江兼継・お船の
廟所があるのは春日山林泉寺
上杉家の菩提寺である もともとは上越市春日山にあったが家康の転滅封により
現在地に移転してきた
上杉家藩主の廟所は先にこのブログでご紹介した通りですが,藩主の夫人は
全てこの菩提寺に眠っています
写真のように兼継・お船のお墓が並んであるのが不思議に、そして幸せに
感じました
恥ずかしながらこの旅で知ったことに、国替えは領主のみならず領民全員、牛馬
からその地にあった寺社までもが移動となるということでした

向って左がお船・右が兼継のお墓です

   * まだ推敲中につき俳句はありません

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8月 23日

2010-08-23 00:11:55 | Weblog

          ( 天の川 )

今回の旅の目的の一つに天の川を観るということがあった
子供の頃には,当然のように東京の夏の夜空でも見えていたものが
観に行かなければ見えれないようになった
旅の五日間は運良く天気よく夜空も晴れ渡って念願がかなった
(写真はサイトからお借りしたもの)

その一つの場所が秋田県錦秋湖、二つ目が山形県米沢でした

 天の川旅路の湖にひとり占む

 陸奥の空の深さや天の川

 

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8月 22日

2010-08-22 00:05:23 | Weblog

            米蔵の壁に影おく夏欅         

 

           ( 秋田・山形俳句行 )

 

一通り旅の写真と拙い句をご紹介してきました
まだ撮り溜めた写真はまた随所で掲載できればと思います
俳句の方は5日間で47句、推敲に至ったのは32句です

旅吟はとかく固有名詞にたよる傾向にあると言われていますが
それを意識して詠み進めました
俳句は一句完結 素直な感動は平明な句になることを実感しました
過去の自分の句が如何に頭の中で作られ、言葉に頼っていたか
それはそれで、今日の自覚との比較にはなっているので無駄にはなって
いない 「事」俳句は体験「物」俳句は体感そこの違いが分かっただけでも
今回の旅が有意義だったと思っています

   

 

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8月 21日

2010-08-20 22:57:22 | Weblog

           ( 秋田市・川反通り )

男鹿半島を一日かけて周り、最初に宿をとったのは秋田市、前日までの竿灯の
賑わいを裏付けるように大通りに観覧席があり、それを撤去する作業が行われて
いる。ビジネスホテルからこの川反(かわばた)通りまで歩いて5~6分
旭川に沿ってある秋田市一番の夜の繁華街へでて食事とお酒
郷土料理の店、ファミリーで食事がとれるような店、居酒屋、小料理屋、風俗店が
この川沿いと小路地を合わせて1000件あるという。東京ではこの混在は
有り得ない
どの店もお客さんで一杯、何軒か覗いてみても「すみません満席で・・」と断られる
運良く入れた店も大きな店ながらカウンター席。目の前は素硝子で板前さんの
手際を見ながら晩酌となった。大ぶりな岩牡蠣、黒そいのお刺身、烏賊の沖漬け
その他諸々、お酒を飲むと肴がいらないころころがこれだけ頼むのも旅の遊び
まもしれない
ほろ酔いでホテルに戻る途中、昔ながらの料亭らしき板塀から白い花が見えた
烏瓜の花 白い髭のような花 妖艶とも感じるのは酔いのせいだったろうか
料亭の灯りにほの色付いて見えた
誰もこの通りに咲いていたとは信じがたいだろう

  花街の灯りに咲けり烏瓜

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8月 20日

2010-08-19 22:59:04 | Weblog

           ( 男鹿半島・大潟村 )

 

男鹿半島に入って最初に行った所が寒風山展望台、ここからの眺めはほぼ
半島全体を見渡せる。掲載の写真では見づらいが左に大干潟の大潟村
その右に調整池そのまた右には脇本・船越の美しい浦曲です
展望台の中には八郎潟の干拓の歴史や干拓の写真、道具等の展示そして
多くの俳句の短冊が有ったのが印象的でした
下の写真は寒風山の噴火口跡

  立秋の雲の影ゆく大干潟

  秋の潮泥まみれなる干拓史

  雲迅き男鹿の頂秋立ちぬ

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