梅雨間近

2006-05-31 13:58:32 | Weblog
      (むらさきつゆくさ)
    露草も露のちからの花ひらく   飯田龍太
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植物園のほの香

2006-05-30 18:19:13 | Weblog
       かたひばと蜂
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また、下町のお話

2006-05-29 16:01:12 | Weblog
  
     蔦若葉がんじ搦めに遊女の墓   渡辺風来子

 5月、神田明神祭から始まった下町のお祭り。先週は三社様
 昨日は浅草のお富士さん(植木市)
 6月9~11日 鳥越祭 (東京でも屈指の千貫御輿)
 6月30日 茅の輪くぐり(湯島天神)
 7月6~8日 入谷鬼子母神 朝顔市
 7月9~10日 四万六千日(浅草寺 ほうずき市)
 7月13~15日 佃島 盆踊り (佃島の無縁さまを悼む昔ながらの盆踊り)
 8月6~7日 深川 住吉神社例大祭
 8月15日 深川八幡例大祭 (今年は影祭)
 8月25~27日 亀戸天神大祭(今年は本祭)

 こんな具合に下町の夏が流れていきます。
 前にブログでご紹介した。隅田川を挟んで西側から始まり、東側に移ります。
 さて、下町は今では葛飾、江戸川までその範囲を広げていますが、江戸の昔には
 西側の、神田、日本橋、あたりが下町で、上野、本郷、湯島あたりが山の手と呼ばれて
 いたそうです。今の深川、本所あたりは明治のころから呼ばれるようになったとか・・
 小名木川は水産物や塩の献上の水路でしたし、当時は永代橋が東京湾に出る
 最後の橋でその先は海ですから、昔の深川、本所はしいて言えば漁村に近かった
 のではないでしょうか? 下町はお城下町が由来だそうです。

 よく大阪の人と話すとお好み焼き、たこ焼きの話を熱心に話ますね。
 週二回はおかずとして、食卓に上がるとか・・各家庭にはたこ焼き器は常備されて
 いるとか・・・なんでそんな話に熱弁をふるうのか?と思うほど。
 東京でもんじゃの話はそれ程語られないですよね。
 だいたい、東京ではお好み焼きなんて言わなかったし、どんどん焼きって言ってた。
 やはり商人の町大阪ではお好み焼きがおかずで、貧しかった東京ではうどん粉に
 きゃべつ、乾燥桜海老しか入っていないどんどん焼きは主食だったのでしょう。

 お好み焼き、もんじゃ焼きの話のついでに、もんじゃは実は荒川(町屋)近辺から
 発祥したみたいです。今でこそ月島が有名ですが、もんじゃ屋さんの件数はむしろ
 荒川の方が多いのです。そして焼き方も、具材で土手を作るやりかたを月島焼き、
 ドバって一気に流しちゃうのが荒川焼きです。
 そう言えば、子供の頃土手を作ってるほど待てませんから、ドバって焼いてました。

 
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「遊び文字」「筆遊び」

2006-05-28 08:58:01 | Weblog
 

      橘の花や従ふ葉三枚    星野立子

 久しぶりに、ゆっくり目を覚ます。
 といっても若い頃のように10時まで寝るなんて病気でも無い限りできない
 長時間寝れるというのは、それだけ体力がいるらしい・・・

 11時に理髪屋の予約の電話をしてPCへ。
 いざ「出水」「蝸牛」  む~難しい。
 最近は「蝸牛」なんて六本木のレストランでお目にかかっただけで、
 その昔の記憶で詠むほかないなぁ。なめくじなら・・近所の畑にいっぱいいるはず。
 そして「出水」とは、半机上俳句もいたし方ない。
 プロの俳人だって出水の真っ最中に見たなんて人はすくないだろう。
 詠むほうは「詩」だけれど、詠まれる出水近くに暮らす人には「死活」
 
 予定通り、散髪を済まし、本屋へ・・何しろ現俳から頂いたご褒美の三千円分の
 図書カードがある。 読みたい本は沢山あるが、今一目の具合がパットしないので、
 「こんなに楽しい遊び文字」「「はがき筆遊び」の二冊を買った。
 説明の文字も大きいし、見ているだけも楽しい。
 (目よりも頭を使わないと言う理由もある)

 帰宅後、久しぶりに文字遊びをしてみる。
 ヘタウマ!ころころの真骨頂!自画自賛!なぁ~ってまたひとり言。
 でも。本当に筆をとりたくなる連衆の句って沢山あるある。
 「書いても佳い句」それが、ころころの目指すところの一つ。
 さあ!頑張ろう・・・え~っ「かたつむり」

    目を病んで夏野眩しき片瞑り  ころころ
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五月尽

2006-05-27 07:24:41 | Weblog
     ときわまんさく(赤塚植物園)
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5月テーマ句会後感

2006-05-25 18:10:49 | Weblog
    梅豊作

 今回のテーマは「年号」を詠みこむ。
 中々ころころには難しかったが、さすが八雲の連衆、いともなく難題を
 クリアーしている。

   青蔦や昭和通りの荒物屋  
   佳いお句でした。採りそこないました。仕事でも良く通る昭和通り故に
   どうしても現実のあの万年渋滞、最悪の空気。を思い出してしまいました。
   そういう意味では
   走り梅雨菊坂下の甃 
   の作者にも申し訳ない。得意先が本郷赤門に有り、白山通りに抜ける
   裏道として菊坂はいつもの道。はて甃と思ってしまうのです。
   結局、最近のころころは詩情を失いつつあり、反省しきりです。 
   
    
   江戸切子溢るるほどに冷し酒
   梅雨空へ汽笛響かせ明治村
   の2句を頂きました。

   さて、今回の句会は佳句も多く、その中でも特選6というお句。

   菜殻火の端に夕闇来てをりぬ 

   私も真っ先にいただきました。夕闇の擬人表現はころころも学ぶところです。
   「来てをりぬ」に時間が集約され、
   菜殻火と夕闇の景色がゆっくりと変わってゆく様が見てとれました。
   俳句をしていなければ菜殻火も知らなかった。

    本牧の海へ夕立の白さかな 
   このお句も佳句ですね。本牧の海とはおしゃれでした。
   どうも地名が入ると私のその地への思い入れが優先してしまう事
   再認識し学びます。

   生き物は買はぬ約束祭の子
   皆が心で思う同感を詠うことが俳句の成功です。
   私も「そうそう」と頷きながら頂きました。

   花芥子やベビーバギーの幌真白  
   本編に書き込みましたが、「風」を感じました。その風の清潔感がいい

   透き通る花瓶に活けてカーネーション 
   選句評に成る程と、自分の鑑賞眼の弱さを露呈いたしました。
   
   姫女苑売り地の札のかすれゐて  
   景色に既視感がありました。

   麦こがし片意地張りてしまひけり
   ころころは本来こう言うお句が好きなんですが、もう少し
   物語を知りたいところです。

   ゆ様をお迎えして全員投句プラスころころの軽薄な8句目投句と
   とても良いテーマ句会でした。
     

   
   

    
   
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少しの違い

2006-05-24 07:45:09 | Weblog
     薔薇(カクテル)


 「冷し酒「冷酒」「ひや」皆同じ日本酒の温度、形態、種類を表している。
 「ひや」は常温の酒で、それ以外は夏の季語になって
 歳時記によれば「冷酒」は冷酒用に製した酒。「冷し酒」は軽く燗をして
 冷やした酒とある。その燗をしないと「ひや」になるわけで作句する場合
 同じ夏の酒を詠む場合でも違いが出せる。
 特に「冷し酒」には時間の経過を詠めるから少しの物語を挿入できる。
 人事句むきかもしれない。
 「冷酒」は酒の清涼感と煌めきを詠えば成功するかもしれない。
 「ひや」は季語でもなく、すぐ飲める印象から句が甘くなりやすい
 だかたこそ人事には向かないのかも知れない。
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冷抹茶

2006-05-23 20:44:03 | Weblog
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自句自解

2006-05-22 10:57:41 | Weblog
 

     

     夏蝶の羽化や少女のうすら髭    ころころ 


 先日、植物園で蝶の羽化に立ち会う事が出来た。
  昨夜来の雨で気温も朝方はまだ低い。
  きっと9時の開園時間前には羽を乾かせて飛び立つ算段だったろうに・・
  その場所は、お気に入りの小道を上った草イチゴの葉の上にだった。

  蝶と少女という組み合わせは、常套かも知れないが
  もう少し時間をかけて推敲していくつもりでいる。
  「羽化」という言葉に惹かれる。
  嬰から幼へ その幼を過ぎたあたりの両性のような童。
  その童の産毛はまさに羽衣の光を感じてしまう。
  そこで、どんな日の恵みを受けて少女から乙女になってゆくのだろうと
  少年から青年になっていくのだろうと・・
  「うすら髭」は確かに詩的でもなく少女に似つかわしくない。
  敢えて「性」を否定したかったが失敗だった。
  とかく「少女と蝶」を詠えば句が甘くなると教わったがまだ結果は出せない。
   (写真 濡れた羽の産毛がまさに日に開こうと光り出していた。)

 **朝から眼科の検査に行って来ました。左眼の障害はさらに要検査という
   ことでした。**
     
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赤塚植物園だより

2006-05-21 07:12:12 | Weblog
わが病わが診て重し梅雨の薔薇 相馬遷子

 植物園正門のゆりのき(はんてんぼく)が満開です。
 来月の八雲までもってくれればいいが・・・
     
   ゆりの木の花の緑盃風溢れ    山田みづえ
   
 入ってすぐ右手にある薔薇園はすべての種類の薔薇が咲きみちて
 香と色彩の世界、大輪あり蕾あり、雨粒を乗せた花びらは特に美しい
 カクテルといった名前の薔薇は一際目立つ。

   薔薇の香か今ゆき過ぎし人の香か    星野立子

 ハンカチの木は4月末に咲き終わり、なんじゃもんじゃの花は今終わろうと
 している。朴の花も雨に傷み始めている。
 三つ葉躑躅(神宮躑躅)も今月いっぱいだそうだ。

   なんじゃもんじゃ芽ぶきてなんだかんだかな   細井啓司
  
 
 これからは草の花から樹木の花の夏になる。
 色が美しいもの、芳しいもの、大輪のものはすぐ気がつくが、以外と
 目立たないものが多い。栗の木に害虫がついているまるで実のようだ。
 
 先日のブログに乗せた黄色いあやめは黄菖蒲と訂正します。
 黄菖蒲は外来種で。菖蒲湯などに使われる野菖蒲こそ日本在来種らしい。
 


   


 
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