（ 藪茗荷 ）
藪茗荷白々とはや実をかかげ 山西雅子
藪茗荷秘すれば花のこぼれつぐ 手塚美佐
（雁草・かりがねそう）
多くの励ましの書き込み、メールとご心配いただき有難うございます
ころころは元気です
幸い、ころころの両親は私の俳句の常の応援者でこの事で俳句が
中途半端になるようなら叱られますから・・・
ありがとうございました
ご心配おかけしました。２８日 父の葬儀を終えました。
籐椅子に座りて父の父らしく
２５日に日が変わった頃に父の病院の泊まり番をしてくれた義姉からの
電話を受け、駆けつけましたが間に合いませんでした。
顔も穏やかで９２歳の天寿天命を全うしました。
秋霖や父まだ温しまだ温し
５年前に兄を逆縁で亡くし、病院での生活になっても家族の中心に
いて家族の一人一人を思いやるほど優しい父でした
まだ気持ちの高揚も抑えることが出来ず。このブログに書き残したい
こともありますが後日少しづつお話したいと思っています
数日のお休みにご心配頂いて感謝しています。
夜の蝉鳴かぬと覚え鳴きにけり
（ 赤蜻蛉 ）
から松は淋しき木なり赤蜻蛉 河東碧梧桐
＊＊＊ 少しの間ブログをお休みします＊＊＊
（ とうがん・冬瓜 ）
嫁の座といふ冬瓜のごときもの 奥坂まや
冬瓜のひとつがふさぐ野菜籠 和田 祥子
冬瓜や置くといふより転がされ 野中 亮介
（ 野紺菊 ）
切株が坐れと二つ野紺菊 太田土男
山のいろ山より湧きぬ野紺菊 手塚美佐
亡き母へ友も摘みをり野紺菊 古賀まり子
覚めて坐す処暑の昼寝の汗もなく 亀井糸游
空つぽの鳥籠処暑の風が吹く 甲斐すず江
（ ほととぎす・杜鵑草 ）
紫の斑の賑しや杜鵑草 轡田進
活ける間も花のこぼるる杜鵑草 松沢佐多子
飛び石にもたれかかるや杜鵑草 落合よう子
（ 女郎花 ）
朝の汽車すこやかに露女郎花 細見綾子
木と成れり歌垣原の女郎花 沢木欣一
ひよろひよろとなほ露けしや女郎花 松尾芭蕉
（檜扇・ひおうぎ）
檜扇の金の月夜でありにけり 佐々木六戈
檜扇のうしろ清少納言かな 平井照敏
（深川八幡祭）
昨日１７日は朝７時過ぎから深川門前仲町へ一日祭りを堪能しました
神輿も担ぎ手、囃し手、沿道の人々も水掛祭りの水をたっぷり頂き
時折の雨にも傘を開くことが無駄となるほどでした
八幡祭輿も氏子も濡れどほし
