現俳入力ボランティア

2006-03-29 21:31:41 | Weblog
      皇居 枝垂れ桜

 何だか忙しいことになってきた。
 と言っても自発行為だからしかたがない・・・
 
 現俳協会でもデータベースhttp://www.haiku-data.jp/の充実を図るために
 ボランティアを募った。現在収録数は約12,000句、852名の俳人を
 100,000句まで拡げようというのだから、協会事務だけでは膨大な時間
 必要としてしまう。俳句協会員はもとよりボランティアも参加しての大計画。
 
 私はもう300句を入力した。私の場合、現在データベースに無い俳人を選んで
 入力している。例えばこのように↓

 作品  作者 季語 季節 上5 下5 出典(句集名など)

 何処から検索してもデータが出るようにこのように細かく入力しなければならない。
 しかし、現在データに載ってない俳人を探すことがまず大変。
 当分頑張らなくてはならない。

 今日「角川俳句大賞キャンペーン プレゼント」の抽選で俳句関連書物が当たった
 とメールが入る。  真面目にやれば良いこともあるもんだ。

 
        春愁や坩堝に入る推敲句  ころころ

       (推敲前 春眠し土壺にはまる俳句好き )
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皇居東御苑の吟行

2006-03-28 18:27:55 | Weblog
     二の丸の庭園池の桜

 
  3月26日日曜日花曇の中Gの俳句仲間と吟行句会。
  地下鉄竹橋の1A出口を上がったところから桜尽くしの一日となった。

  北詰橋をわたり北詰門から入る,衛視から入場札を貰ふ、この札は
  帰りにまた返す。皇居内に人が残らないようにするためだろう。
  
  真っ先に目に入った大きな台形の台座,江戸城本丸天守台だけが残っている。
  その傍らの桜は満開。外堀にあった桜はまだ4,5分咲きだったので、
  期待はづれの嬉さである。天守台には上がる事ができる。
  上がるには容易にあがれる坂が五つ折れで有る。上がってみればそれ程広い
  座ではなく30m四方といって良いだろう。当時は五層六階のおよそ60mの
  高さで聳え立っていたらしい。その天守への築石のあちらこちらに煤けた
  石が目立った,連れ立った人とこれは焦げか?黴か?論じてみてもその場
  では分からなかったが、帰宅後インターネットで検索してみると、やはり
  明暦の大火(振袖火事)ものだった。


      築石に大火の記憶花曇り (不満有るもまあまあ句)  

  (数日前に毎日句会で「大火の記憶」というフレーズが有ったので余り使い
  たくは無かったがその築石を見ればそう詠うほか無かった。「大火のなごり」では
  甘いだろう。) 

  天守台を下り、松の廊下の有った場所に行ってみる。
  これぞとばかりに「落椿」当日句会でも「松の廊下」と「落ち椿」を詠んだ方が
  いらっしゃったが,披講時に私見として「松の廊下=刃傷=切腹=落椿」は
  如何なものか?と述べた。

      
       今や昔松の廊下の苜蓿  (ころころはやはり御洒落である)

  大奥の址にも行って見たが,これといって何も無い、ただ裏には石室があり
  その暗さ狭さが一瞬大奥の何かを感じさせてくれた。時は芝生の芽吹きと
  相まって、家族連れ、外人観光客も多く大奥の句は何も浮んでこなかった。
 
   大奥へ松のみどりの風襖 (どうかなぁ・・)

2時半大手門集合、約2時間半たっぷりと初桜と城址を堪能した。


       石垣の影を暗しと初桜  (ころころ満足!句)

  句会では余り成績は良くなかったが、いつも通り、選者の体調不良と勝手に
  解釈するころころなのです。

      
       天守台のこし城郭朧なり (ころころ、やっちゃった!作りすぎ?)


  俳句はこめかみに青筋立ててするものでは有りませんよね。  

   
   
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春の風

2006-03-25 19:54:18 | Weblog
     雪柳

   
   雪柳人居るごとく揺れ合へり 阿部みどり女

   
   雪柳ふぶくごとくに今や咲く 石田波郷


   裏木戸を叩くは風の雪柳 横田清香


   月光の注ぎて溢れ雪柳 吉岡桂六


   雪柳さらりと女盛り過ぐ 高橋淡路女
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赤塚植物園の花

2006-03-22 16:27:25 | Weblog
    きくざきいちげ

  白山いちげ白きを胸に母の日ぞ 林 翔

 いちげを句の検索にかけてもこの一句しか出てこなかった。
 このいちげは高山植物ではないものの,比較的高所に咲く
 日差しに応じてその花びらを開閉するそうです。
 日差しが弱ければ大きく開き、またその逆でもある。
 咲く場所高所の林間などどちらかと言うと日影に咲く事が多いようです。

  
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今日も写真だけ(6)

2006-03-21 19:13:55 | Weblog
       黄梅(迎春花)

  
  黄梅や息きらさずに越えし山 鷲谷七菜子


  黄梅を買ふに買ひ来し鍬が邪魔 辻 桃子

  
  黄梅に佇ちては恃む明日の日を 三橋鷹女


  黄梅の弾ねる風下筆洗ふ 菅 裸馬


  黄梅の春のはじめの黄なるかな 大橋敦子


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ころころの独り言

2006-03-20 18:35:36 | Weblog
     早蕨

 右目に支障がおきてから3カ月、治って来ているものか,それに慣れてきたのか
 自分ではわからない・・ただ光が以前よりまぶしくてならない。
 絵を描きたいという衝動も白い画仙紙は10分も見つめられない。
 運転も白昼はサングラスが必要となる。
 句集,雑誌などの印刷物を読むならそれほど苦にならないが。
 その反動か、無性に俳句を詠んでいる。
 出来は不明。まあ納得の句は詠めている。
 そんな風になってあらためて自分の俳句好きに手を焼いている。
 
 ITの句会が再開され約一週間・・とりあえず、盛りたて役は降りることにした。
 吟行句会は今年12月までは出来るだけ参加してみようと思っている。
 その句会に関しては思うところ多いが、吟行は自分の句修行に必要と考える。
 また、先のIT句会と吟行句会では緊張感が大きく違う。
 やはり俳句は座と確信する。
 
 現俳の入力ボランティアをしている。協会のIT部長からの鴎座句会へのお誘いがあっ た。少々興味はあるものの、でもこれ以上句会は増やせない。
 まだまだ娘が嫁ぐまで現役選手を頑張らなくては・・・

 昔の句友のいる結社の誌友となって2ヶ月。毎月2部の結社誌が届く。
 くだらないお付き合いをしてしまった。
 昔の句友達も立派に同人活動(増員活動)をしているが俳句は井の中のなんとやら。
 師なきあと、その趣をひきつぐ事など難しいと思う。
 そこでも文京句会に誘われるが、きっぱりとお断りした。

 私の中には俳句を鍛錬と楽しむと二通りある。
 しかし楽しむにはそれなりの力が必要になる。
 毎月顔を合わせる連衆にはそれがあり、この場がホームグラウンド。
 何も不自由もない。

          
      早蕨の産着と紛ふひかりかな   ころころ

 


 

 
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もう桜が開きました。

2006-03-19 16:22:20 | Weblog
     阿津桜

 
 久しぶりに祖母、叔母、叔父の墓参りに行ってきました。
 今日は晴天なれど風が吹き荒れ走る車をも揺さぶるようでした。

 お墓は埼玉の北浦和、廓信寺。お寺の庭には梅と入れ替わるように
 枝垂れ桜が四、五輪花をつけています。
 そして写真の阿津桜が満開です。この桜は伊豆の河津桜を相模湖町阿津地区に
 植え替えて当地の観光目的にと命名された桜です。


   
     楼門を抜く風早し阿津桜   ころころ
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今日も写真だけです。

2006-03-18 18:31:55 | Weblog
クロッカス


    庭つきの家にあこがれクロッカス 西牧トキ子

    クロッカス咲きし佳きことありさうな 上原 信子

    クロッカスいきなりピアノ鳴り出しぬ 宮岡計次
 
    日が射してもうクロッカス咲く時分 高野素十

    子に一つひとつの小部屋クロッカス 田中美沙

    紫の心を掠めクロッカス 後藤夜半

 春の庭先や路傍で一番いろ鮮やかなクロッカスを見つけると、本当に春を感じます
 春の草花は沢山有りますが、先駆けでもなく遅れてでもなく「春ですよ」と言って
 いるようにまさに「春の広告塔」でしょう。
 掲句を見ても詠者それぞれの昂揚を感じます。
 また、私はカタカナをを詠みこむと、違う心音がでます。

     
      光通信とはこのやうなクロッカス  ころころ





 
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今日も写真だけ・・・(5)

2006-03-17 18:53:26 | Weblog
      明日葉


     芹よりも明日葉匂ひ売られけり 石塚友二

     明日葉やいのちといふはまつ青な 笹本千賀子

     明日葉の道を巡りて島弘法 鳩信 玄帝

     明日葉と濤胸襟を開き合ふ 町田しげき

  春は草花の色の艶やかさに見とれてしまいますが、芹や明日葉の緑こそ
  春を感じます。勿論お味も・・・


 私の明日葉のイメージ 朝、 未来、 運動靴、 笊、 水、 青、 潤い

  
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今日も写真だけ・・・(4)

2006-03-16 18:23:24 | Weblog
      木瓜の花


    平氏二十三代緋木瓜つぶらにて 鷲谷七菜子

    木瓜の花風吹くたびに山乾く 福田甲子雄

    脱ぐ仮面なし花木瓜のねむきいろ 柴田白葉女

    口ごたへすまじと思ふ木瓜の花 星野立子

    木瓜の色褪せよ褪せよと雨の降る 高浜虚子


  紅のなかでも格別木瓜の色はあでやかに感じます。まるで飴細工のようです。

  私の木瓜のイメージ  嘘、 疑い、 商家、 潤い 、歴史、 膳
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