9月30日

2007-09-30 00:47:15 | Weblog

   (ぬすびとはぎ)

 

 ガラス器を磨きてしまふ九月尽  種市清子

 雨降れば暮るる速さよ九月尽   杉田久女


今日は30日、九月も尽きます。
「尽」は毎月おとずれますが、検索にかけても
どうも女流の俳人のほうが秀句を残しているように
思われます。それだけ「日」の実感が強くあるのが
女性なのかも知れません。



今日の花は盗人萩 実のちょうど真中にくびれが
有りこの形が盗人の忍び足の形に似ていると言う
のです
私にはそう見えないのですがね・・・

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9月29日

2007-09-29 00:25:32 | Weblog

    (しらはぎ)

 

 白萩のしきりに露をこぼしけり   正岡子規

 白萩やこれよりさきはけものみち 大木あまり

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9月28日

2007-09-28 00:15:10 | Weblog

   (まるばはぎ)


 萩の雨傘さして庭一廻り  中村吉右衛門

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9月27日

2007-09-27 06:13:31 | Weblog
    (しらやまぎく)
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9月26日

2007-09-26 00:07:35 | Weblog

   (のこんぎく)

 

  切株が坐れと二つ野紺菊   太田土男

  山のいろ山より湧きぬ野紺菊  手塚美佐

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9月25日

2007-09-25 00:14:58 | Weblog

    (こむらさき)

 

  いとほしや人にあらねど小紫  森澄雄



今日は十五夜、東京では見事なお月様が
あがってます。


  満月のどこからみても真正面  宮内志乃

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9月24日

2007-09-24 00:45:19 | Weblog

   (シオン)

 

    山晴れが紫苑切るにもひびくほど 細見綾子


   

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9月23日

2007-09-23 00:53:49 | Weblog

  (白 彼岸花)


   逆縁の母がおろがむ彼岸花

   
       彼岸花白きは兄の骨の如

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9月22日

2007-09-22 00:24:59 | Weblog

  (かりがねそう)

 

           きりぎりすそろそろ眠くなる童話 

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9月21日

2007-09-21 00:09:52 | Weblog

    (はなとらのお)

 

 虎尾草や日の通りみち子が通る  磯貝碧蹄館


「力点付加」例えばホースの口を狭く圧迫するほ水
が鋭くなり遠くに飛ぶようなもので、表現にはある
点を特に強くうち出すことによって省筆を苦心すべ
きという事

俳句はけして盛り沢山にしてはならない、腸詰め
俳句というのはくだらない試みである。力点付加は
個性をおのずからあらわすものであるように思う。
( 阿波野青畝 俳句のこころ 寸言集より)

 

夕刻から少し時間が取れたので現俳の選句として
1100句を通読してみる。
最近とくに思うことの一つに寸言集にあった腸詰め
の句が多い。確かに俳句のよろしさが理解できるま
では省略をして伝えることに不安であるため、どん
どん言葉を詰め込む、詰め込めば詰め込むほど、
理屈や説明になり読者としては「ああ、そうですか」
と思うばかりで鑑賞の余地を与えて貰えない。それ
に慣れるには、ただただ多く詠む事に徹することし
かないだろう俳句の上達には近道はないと思う。

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