「モスクワ放送」のベリカード(その3) です。1985年・1986年のです。
(1985年) 「(旧) コメコン本部の建物とモスクワ川」です。
「経済相互援助会議(コメコン)」は、1949年にソ連主導のもとで東ヨーロッパ諸国を中心とした共産主義諸国の経済協力機構として結成されました。
本部建物は1968年に完成。1989年の冷戦終結に伴って東欧革命が始まり、1991年6月に解散しました。建物は現在、モスクワ市政府によって使用されているようです。
次は、「(旧) レーニン図書館と広い道路」の写真のカードです。
図書館が建設されたのは1862年で、左側の建物はパシュコフ・ドームと言われ、モスクワでも最も古典的な建物の1つだそうです。世界最大級の図書館で、現在は「ロシア国立図書館」と呼ばれています。正門前には、ロシアの文豪ドストエフスキーの記念碑が建てられているようです。
もう1枚は、「テレビ塔と宇宙航空博物館(宇宙飛行士記念博物館)」です。
1967年に完成した高さ537mの「オスタンキノ・テレビ塔」と、手前、高さ107mの巨大モニュメントの「宇宙征服者のオベリスク」です。宇宙探査におけるソビエト人の達成を記念して、1964年に建てられ、ロケットが飛んでいく形をしていて、内部は宇宙飛行士記念博物館になっているそうです。
一番手前の円筒形の建物は、「地下鉄ヴェーデンハー駅」です。
(1986年) 「聖ワシーリー聖堂から赤の広場を眺めた風景」です。
手前右にミーニンとポジャルスキーの像があり、17世紀初めにポーランド軍をモスクワから撃退した2人を顕彰して建てられたのだそうです。
次は、モスクワ川から眺めた (かつてあった)「ロシア・ホテル」です。
床面積約40 000 ㎡、1993年にアメリカ・ラスベガスのMGMグランドが出来るまでは、世界最大のホテルでした。
3枚目は、「モスクワ川とウクライナ・ホテル」で、手前はポロジンスキー橋(ノヴァアルバツキー橋)です。
高さ198mのスターリン様式による摩天楼ホテルで、1957年に完成。重厚なファサードとウクライナの伝統的な内装が特徴的ということです。現在は、ラディソン・ロイヤルホテル・モスクワになっているようです。
4枚目は、「モスクワ大学」の建物です。
これもスターリン様式になっている中央校舎は、高さ240m、32階建て。320haの敷地に40の建物があるそうです。1755年に、ロモノーソフによって「すずめが丘(旧レーニン丘)」に設立され、正式名は「M.V.ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学」と言うようです。
5枚目は、「ノヴォデヴィチ女子修道院」の写真です。
正教会修道院として1524年に創建。敷地内には「スモレンスク生神女大聖堂」があります。正教会では、「聖母マリア」を「生神女」と言うようです。
6枚目は、金色の女性像が輪に並んでいる、「諸国民の友好」という名の噴水です。ヴェーデンハーという会場内にあります。
ヴェーデンハーですが、「ソ連国民経済達成博覧会」の略称です。1939年、「全ロシア農業博覧会(VSHV)」として進められ、1959年から「VDNH・ヴェーデンハー」として、社会主義体制の展示場として重要なプロパガンダの役割を担いました。
もう1枚、噴水を上の方から撮影した「ヴェーデンハー会場」の写真カードです。
噴水の奥は、「ウクライナ・パビリオン」と、左はスターリン様式の「黄金館(旧農業館)」で、ソ連時代は、毎年約1,100万人の国内客、60万人の外国人が訪れたそうです。1992年に、「全ロシア博覧センター(VVC・ヴェーヴェーツェー)」に名称を変更しましたが、2014年には、以前の「ヴェーデンハー」に戻されたようです。
(1985年) 「(旧) コメコン本部の建物とモスクワ川」です。
「経済相互援助会議(コメコン)」は、1949年にソ連主導のもとで東ヨーロッパ諸国を中心とした共産主義諸国の経済協力機構として結成されました。
本部建物は1968年に完成。1989年の冷戦終結に伴って東欧革命が始まり、1991年6月に解散しました。建物は現在、モスクワ市政府によって使用されているようです。
次は、「(旧) レーニン図書館と広い道路」の写真のカードです。
図書館が建設されたのは1862年で、左側の建物はパシュコフ・ドームと言われ、モスクワでも最も古典的な建物の1つだそうです。世界最大級の図書館で、現在は「ロシア国立図書館」と呼ばれています。正門前には、ロシアの文豪ドストエフスキーの記念碑が建てられているようです。
もう1枚は、「テレビ塔と宇宙航空博物館(宇宙飛行士記念博物館)」です。
1967年に完成した高さ537mの「オスタンキノ・テレビ塔」と、手前、高さ107mの巨大モニュメントの「宇宙征服者のオベリスク」です。宇宙探査におけるソビエト人の達成を記念して、1964年に建てられ、ロケットが飛んでいく形をしていて、内部は宇宙飛行士記念博物館になっているそうです。
一番手前の円筒形の建物は、「地下鉄ヴェーデンハー駅」です。
(1986年) 「聖ワシーリー聖堂から赤の広場を眺めた風景」です。
手前右にミーニンとポジャルスキーの像があり、17世紀初めにポーランド軍をモスクワから撃退した2人を顕彰して建てられたのだそうです。
次は、モスクワ川から眺めた (かつてあった)「ロシア・ホテル」です。
床面積約40 000 ㎡、1993年にアメリカ・ラスベガスのMGMグランドが出来るまでは、世界最大のホテルでした。
3枚目は、「モスクワ川とウクライナ・ホテル」で、手前はポロジンスキー橋(ノヴァアルバツキー橋)です。
高さ198mのスターリン様式による摩天楼ホテルで、1957年に完成。重厚なファサードとウクライナの伝統的な内装が特徴的ということです。現在は、ラディソン・ロイヤルホテル・モスクワになっているようです。
4枚目は、「モスクワ大学」の建物です。
これもスターリン様式になっている中央校舎は、高さ240m、32階建て。320haの敷地に40の建物があるそうです。1755年に、ロモノーソフによって「すずめが丘(旧レーニン丘)」に設立され、正式名は「M.V.ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学」と言うようです。
5枚目は、「ノヴォデヴィチ女子修道院」の写真です。
正教会修道院として1524年に創建。敷地内には「スモレンスク生神女大聖堂」があります。正教会では、「聖母マリア」を「生神女」と言うようです。
6枚目は、金色の女性像が輪に並んでいる、「諸国民の友好」という名の噴水です。ヴェーデンハーという会場内にあります。
ヴェーデンハーですが、「ソ連国民経済達成博覧会」の略称です。1939年、「全ロシア農業博覧会(VSHV)」として進められ、1959年から「VDNH・ヴェーデンハー」として、社会主義体制の展示場として重要なプロパガンダの役割を担いました。
もう1枚、噴水を上の方から撮影した「ヴェーデンハー会場」の写真カードです。
噴水の奥は、「ウクライナ・パビリオン」と、左はスターリン様式の「黄金館(旧農業館)」で、ソ連時代は、毎年約1,100万人の国内客、60万人の外国人が訪れたそうです。1992年に、「全ロシア博覧センター(VVC・ヴェーヴェーツェー)」に名称を変更しましたが、2014年には、以前の「ヴェーデンハー」に戻されたようです。