BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

船舶気象通報局 のじま (2014年)

2014-09-14 | 国内局ベリカード
船舶気象通報局「のじま」からいただいたベリカードは、房総半島の最南端・南房総市の野島崎に立つ、野島埼灯台と送信塔の写真です。


返信は、横浜市の第三管区海上保安本部からいただきました。

野島埼は、東京湾に出入りする船舶にとって重要なポイントだったので、西洋式灯台としては日本で2番目、1870年1月19日に点灯。かつては、レンガ造りでしたが、1923年の関東大震災時に倒壊し、その後の再建で白色八角形のコンクリート造りの灯台となったそうです。

ここで、疑問が…
カードを良く見ると、初点灯日は、明治2年12月18日と書かれています。参照したウィキペディアでは、1月19日とあり、月日が違っている?

で、調べてみると、日本では、明治5年12月2日(1872年12月31日)までは太陰太陽暦(旧暦)を採用していたため、西暦とはずれが生じていることがわかり、納得。

ちなみに、一番早く点灯されたのは、三浦半島の観音埼灯台で、1869年2月11日(明治2年1月1日)だそうです。

2010年のカードは、千葉海上保安部からいただいた、野島埼航路標識事務所当時作成のサンキュカードで、灯台上部のレンズ部分と満開の桜、フェニックスの木の写真でした。


2枚とも、郵便番号枠が5桁ですので、1998年以前に印刷されたのでしょう。

また、カード右下には、(社)燈光会という名称も入っていて、航路標識に関する知識の普及を図っている団体が作成したようです。
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