BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

ベリカード発行についてのエトセトラ (D)- (G)

2014-05-05 | BCLアラカルト
ベリカードを発行していただけない訳、についての最後です。

(D)「ベリカード? それって何?」の場合。

こんなこともあるのでは? と、勝手に、想像で考えたことです。

放送局の関係者に、BCLやアマチュア無線などを経験した人がいれば、そんなことはないと思うのですが。番組制作面には強くても、技術面に疎い局員の場合なら、「ベリカードって何なの? 」「知らねぇ~」ということがあるのではないでしょうか。

また、ベリカードを発行する立場にない人が受信レポートを受け取っても、こうなるのかもしれません。海外局では、局に届いていても発行担当者に届いていない、ということがあるでしょう。

さらに、日本と違ってベリカードを発行するという例のない国もあるようですので、そのような国の国内局へレポートしても、あまり期待できません。
実際、ある国で、日本から持参したIRCを同封してAM・FM局へレポートしてみましたが、全滅でした。

(E)「受信レポート、そんなの必要ない」の場合。

昔から長く中波放送しているNHK局などの場合、このハガキに書かれてある文面の、そのとおりなのでしょう。どうやら、受信レポートの役割は終わっている、ということのようですね。

実際、民放局でも、受信レポートが届いたら事務的に返送している感、が否めないことがありますしね。

(F)「局に届かない」…郵送やメールなどに問題がある場合。

これまで、放送局側について、いろいろな理由を書いてきました。また、報告者側の心得としては、放送局に役立つ受信レポートに努めるのは当然ですが。でも、これら以外に原因がある、としたら…。

受信レポートを、郵送したり、メールしたりしても、局に届かない場合です。また、反対に、局ではベリを出しているのに、こちらに届かない場合です。

※宛先やメールアドレスが違っている。

差出人に、宛先不明で戻ってくればいいのですが… 調べて再度送れます。
また、局からは差し出したものの、日本ではなく違う国へ行ってしまった、など。幸運にも、何カ月か余分にかかって、受け取ったことがあります。

※郵送途中で、紛失してしまう。

郵便事故は、日本では少ないようですが、海外では、その国の郵便局の体制が悪かったりすることがあるので、起こりえます。郵便局内から、郵便物が大量に消えてしまった例や、局員が貼られた日本の美しい記念切手欲しさに獲ってしまう例を聞いたことがあります。
受信レポートなので、書留で出すほどの重要書類でもないし…

(G)「運が悪い」場合。

ずっーと前に出した私のところには来ず、かなり後に出した他の人のところには届いている。
私のところには、前と同じデザインのベリカードで、他の人のところには、欲しいと思っているのが来ている。

そんな時は、ただただ「運が悪い」とでも、言うほかありません。
歌手・さだまさしさんが歌う『無縁坂』「♪運いいとか悪いとか 人は時々口にするけど そうゆうことって確かにあると…♪」 人生の運・不運と同じです。

ところで、今回取り上げた、NHK局の例ではありませんが、放送局に受信レポートを送り、ベリカードをいただくという、こうしたシステムが、今ではインタネットの普及によるラジオの聴き方や、国際短波放送の減少、そのほか時代の変化によって、受信レポートの役割はもう終わりに近づきつつあるのかも、と感じることがあります。
それでも、なかなか止められないのは、多くのベリカードが無事に届き、手に取って楽しめることが、ちょっとした喜びだからです。

ついつい、いろいろ長々と書きました。おつきあいくださり、ありがとうございました。
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