BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

プラハの風景写真  「オルシャニ墓地」の写真

2023-02-12 | エトセトラ
チェコ・プラハに住む友人から送られてきた「プラハの風景写真」で、今回は、市内にある「オルシャニ墓地」の写真です。

その前に、チェコの新大統領に「ペトル・パベル」(Petr Pavel) 元NATO高官 (元陸軍大将) が1月31日、予想通りに選出されました。

プラハの天候は、雪はなくなり、代わりに雨や強風が吹くの日が多くあった、とのことです。

パブやレストランの価格が常に上昇しているため、人々はお金を使わなくなり、店主は店を維持するのに苦労しているそうです。例えば、ケバブ店のトルティーヤ包みが105~125コルナだったのが、150コルナ (約900円) に。また、砂糖の価格を数カ月で2倍に引き上げたスーパーマーケットや、医薬品をチェコ人よりも多く支払ってくれる外国人向けに販売している薬局を、当局が調査しているそうです。

さて、「オルシャニ (Olšany) 墓地」ですが、プラハ本駅から東に2kmほどの、ジシコフ (Žižkov) 地区にあります。面積は50 haとプラハで最大の墓地で、1680 年にペスト犠牲者埋葬のため設立されて以来、約230万人が埋葬されたと言われています。







裕福な家族によって建てられた墓の多くは、記念碑のようになっていて、チェコの彫刻家たちによって造られました。



イエス・キリストや天使をモチーフにした像が、多くあります。



周囲が落ち葉や雑草が茂っているところもあり、広大なので、なかなか管理が行き届かないようです。



頭が欠けている像も。

彼が見つけた、著名人の墓です。いずれも、知らない人物ばかりですが。(物故者の写真はネットからです)

一昨年11月に亡くなった、スロバキアの歌手「ミロスラフ・ジビルカ」(Miroslav Žbirka, 1951-2021)の墓です。



1982年にゴールデン・ナイチンゲール賞最優秀歌手賞を受賞し、チェコのファンにミロという愛称で親しまれ、愛されました。

「ユリウス・グレグル」(Julius Grégr,1831-1896) は、ジャーナリスト、政治家、国会議員でした。



「カレル・スラドコフスキー」(Karel Sladkovský,1823-1880) も、ジャーナリストで、政治家でもあり、チェコのナショナリストでした。



「アントニン・フリッチ」(Antonín Frič, 1832-1913) は、地質学者、古生物学者でした。



「ヤン・ポドリプニー」(Jan Podlipný,1848-1914) は、プラハの市長でした。 彼はまた、ソコル (=ファルコン)・フィジカル・トレーニング・オーガニゼーションを率いていたため、墓石には巨大なハヤブサがいます。



そのほか、苔むした像や、壊れかけている像も。







幼くして亡くなった子供のは、写真が貼られていたりします。






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