BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

JR西・マルタイ「MTT-2510」の解体  (2/15-21)

2023-02-21 | エトセトラ
今日は、「撮り鉄」です。

JR西日本の保線作業車「マルチプルタイタンパー・MTT-2510」が、解体されているところを、撮りました。

「マルチプルタイタンパー」(Multiple Tie Tamper) は、レールがある道床の、枕木の下のバラスト (砕石) を突き固める役目のタイタンパーが、複数付けられていて、レール上を移動しながら保線作業が出来る車両で、略して「マルタイ」と呼ばれています。

普段、列車がレール上を走行することで、枕木が沈んだり、レールがわずかにゆがんだりし、乗り心地が悪くなったりしますので、定期的な保線作業で、安定した軌道を保つために使われています。

解体されているのは、オーストリアの「プラッサー&トイラー」(Plasser & Theurer) 社製の、「タイプ08-16/32」です。

1980年頃から製造されたモデルで、タンピングツールが16本 (/32とあるので、24本や32本まで可能なのか?) で、今では旧式になってしまった断続作業走行方式 (1作業ごとに車両が静止する) です。

15日に、撮ったものです。





16日に、撮ったものです。





17日に、撮ったものです。





20日に、撮ったものです。





今日、21日は、作業をしていなかったようです。



最新のMTTは、連続作業走行や、より複雑な作業までこなせるので、JR西では、効率化、省人化のため、置き換えが進んでいます。

昨年6月に、同タイプの「MTT-7004」が、この場所で解体されました。





また、昨年7月・8月に撮った、最新型の、「MTT-7022」と「MTT-7024」です。







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