Eベリ ポンペイ遺跡 KTWRフレンドシップラジオ

グアム島より毎週日曜日夜に短波で放送している、「KTWR日本語放送フレンドシップラジオ」を聴いていただいた、Eベリです。
7月31日の放送は、ちょっと受信状態が良くありませんでした。

ベリ写真は、リスナーが撮影された、イタリア・ナポリ近郊の「ポンペイ遺跡」です。



広場になぜか、巨大な頭部のモニュメント像が設置されています。

ポンペイは、西暦79年にベスビオ火山が大噴火し、発生した火砕流で一瞬のうちに街が丸ごと埋まってしまいましたが、1748年に再発見され、知られるようになりました。

ベリカードの話から離れますが、私も40年以上前に訪れたことがあります。その時のことを少し書いてみます。

地中に埋もれていたことで、街がその当時の姿で残っていることや、とくに、死んだままの姿で火山灰の中に埋もれ、人体があったところが空洞になり、そこに石膏を流し込んで作られた人体像には、驚きました。
金持ちの邸宅、酒場、浴場、娼館などを見て回りましたが、遺跡はまだ発掘中だったり、建物を修復していたりで、観光客向けの整備はこれからといった感じでした。

ポンペイへは、ローマからバスで行きました。参加者は日本人観光客だけでした。途中のナポリで、現地の観光ガイドという方が乗り込んできました。ボンペイに着いたら、日本人の添乗員が説明するだけで、この人は何もせず、我々一行の後を付かず離れずに付いてくるばかりです。日本語も話せないようで、途中でサングラスをしだして、いよいよ変な人物になりました。帰路も一緒にバスに乗り、ナポリで降りました。
不思議な人物は、どうやら観光ガイドという名の、カードマンのようでした。誰もいない、入り組んだ町での安全や、日本人観光客につきまとう不届き者を見張っていたようです。