BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

ベリカードこぼれ話 (9) 郵便料金受取人払い

2016-08-30 | BCLアラカルト
昨日、「チョソンの声」からの郵便物について取り上げましたが、思い出した昔のことを少し… ベリカード本来の話から外れますが…

BCLを始めて2年ほど経った頃のことです。
郵便屋さんが来て、料金を払ってほしいと言われました。初めてのことなので、「えぇ~」と驚きました。それはヨーロッパの放送局からのベリカードで、切手が貼ってなく、また、料金支払済スタンプも押されていませんでした。

普通、そんなのだったら差出人に戻されて、海外までは運ばれてこないだろう、と一瞬思いましたが、遠方から届けられたのだからと仕方なく払って受け取りました。
当時、国内ハガキ料金が7円でしたが、国際航空料金はかなり高く(55円ぐらい?) 不足料(切手代)に手数料を合わせると、何と61円という値段でした。



この時初めて、切手が貼られていなかったり、料金不足の場合は、受取人払いになるしくみがあることを知りました。(海外からの不足の場合は、表にT(TAX)の文字が書かれています)

ちなみに、日本では、差出が配達局内ポストなら差出人戻しに、他のポストだったら受取人払いになるそうですが、海外宛だと海外まで配達されて受取人払いに?

その後のケースでは、郵便料金を支払っていないのではないか、と思われる海外局ベリカードが届きましたが、この時は不問でした。
それは、貼り付けられているのが、切手ではなく絵ハガキのプライス・ラベルではないか、と思われるものでした。



かつて、海外宛の郵便料金は高く、航空便と船便の区別、大きさと重さ10gごとの区分、宛先地帯別の区分など細かく分かれていて、BCLをやっていると、自然と安上がりに送れないかと考え、郵便事情にも強くなりました。

今は、アジア向け航空便封書は90円、ハガキは世界各国あて70円で、国内封書の82円と、大差はなくなりました。


コメント
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