こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2012年8月20日 月曜日  「トウキョウソナタ」

2012-08-20 21:23:25 | スケッチブック
好きな写真をダウンロードして保存する。
それも「わたし」の趣味の1つ。

・・・とある日にとあるサイトに訪問。
そこには、詩的なCDジャケットが並んでいた。

だが、画像が小さくて、その時にはただ「キレイ」と思い、「見る」だけで終わっていた。
それで満足していた。

この休みに写真を整理しているうちに、何年かぶりに、このCDジャケットの4cm角程度の写真を見た。

一体誰のなんというアルバムなのだろうか?

そうして、拡大してみるが、大きくすると共に画像は荒々しくなり、かすかに記された文字はあやふやに消えてしまう。
眼を細くしてすがめてみたりして、なんとなく浮かび上がった英語の文字。
それで検索をかけてみる。

自分が思うものではない結果が出る。
それを何度か繰り返していく間に、やっとたどり着いたのが「TOKYO SONATA」。
便利な世の中。



どうやら自分が好きだと保存していたジャケット写真は、映画のサウンドトラックだった。

そこから色々と調べると、2008年に公開された映画であり、(アイドル時代は別とした「今」)女優として愛している小泉今日子さんが出演している。

サウンドトラックの創り手は、橋本和昌(かずまさ)さんという方。
その次は試聴が出来ないものか?
とYOUTUBEで検索をかける。
すると、素敵なテーマ曲と動画に出会った。

■橋本和昌 「トウキョウソナタ」テーマ曲 '08■


「東京」と言って想起するは、小津安二郎さんの「東京物語」であり、永井荷風の「日和下駄」がよぎり、
その二人に影響を受けた荒木経惟さんの一連の写真が浮かぶ。

また、渋谷まで観に行った、1984年段階の教授の孤独な日々のドキュメント映画「TOKYO MELODY」、
1985年=80年代中盤「あおむけに狂っていく(如月小春「アイランド」)」東京の中で描かれた
土屋昌巳の「東京バレエ」へと。。。

「わたし」の脳のシナプスは信号を伝達していく。

まだ映画「TOKYO SONATA」は観ていない。
それでも、テーマ音楽とジャケットの雰囲気だけですら、すでに心がそそられてしまっている自分が居る。
コメント (4)
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