こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

坂本龍一のサウンドストリート 1981年8月18日

2005-09-02 16:20:06 | 坂本龍一のサウンドストリート
絶望的になり、自分の行動の行方に迷った挙句、坂本さんのサウンドストリートのテープを聴くこととした。

1981年当時の陰鬱な生真面目でシャイな「教授」の放送は、悩める同時代を生きる人間としての片鱗を見せられる想いがして、遊びで聞いてんじゃねえんだよ、という気分にさせてくれる。そして昔の熱い想いに、力が湧いてくるのだ。

自分は永遠にYmoから離れられないのだろう。


1981年夏休み明け初めての放送となる、この8月18日放送。

教授のガラガラの暗い声で始まる。
「フォトムジーム」が最初に流れた。(当時はまだ名前が付いてはいなかったが)
1ヶ月以上開いた間に来たはがきを読みながら曲をかけていく日。

1・スパンダー・バレエ チャントNO.1

2・トニー・ベイジル ミッキー
今では、お笑いのゴリエが踊ってヒットという馬鹿げた事態になってしまった「ミッキー」。この曲を初めて聴いたのはこの放送。アメリカでヒットしたのは、これより1年くらいブランクあったと思う。ということは、発売当初は、相当マイナーな出方だったのかもしれない。

3・分からない・・・・・BGMでかかった電子音楽、これがイイのだが、誰か分からない。

*ソロアルバム製作中(左うでの夢)ということで、相当疲れていたのかもしれない。「この放送がされる頃には完成していなくてはいけない・・。」

*宮崎美子のLP制作に2曲参加→いまだ聞いたことが無い。

*8月終わりからYmoシングルとLPの録音。
それが10月頭に終わり、11月21日に発売予定。→テクノデリックのこと。

*Ymoウィンターツアーの話題。

*土屋昌巳のLPをプロデュースをするという話→結果ボツになった、というか2人の関係はこの後決裂する。

*Japanが8月に来る予定が来れなくなってしまい、11月に来る。
半年間日本に住むという話→結果ボツになった。

*新潮文庫のCMの話題。→出演&曲。コピー「坂本君、でっかいことをやろうじゃないか」

*中国女のフランス語は誰?という質問。→アルファレコードの社長秘書の「エベ」さん。Ymoファンには重要事項。詳細は「電子音楽InJapan」に掲載されているので参照のこと。

4・マガジン AboutTheWeather
5・<ブリッジ>クラフトワーク ナンバーズ
6・ペンギン・カフェ・オーケストラ Telephone and Rubber Band
7・ペンギン・カフェ・オーケストラ Walk, Don't Run(原曲 ベンチャーズ)

*ペンギン・カフェは、まだ人気になるブレイク前。幸宏、鈴木慶一などとひそかに盛り上がっていたという。ミュージック・マガジンで記事としてスポットを当てられたのは1981年11月号であった。【写真】

*7を聞いて「うう、イイ曲!涙がでちゃう」という教授。幼い頃のベンチャーズを思い出すという。

*「へんたいよい子」集会の話題。

*「4週間とかぶッ続けでYmo座談会やろうとか思っているんだけど・・。」→実現。来週以降2週間に渡り放送になった。

8・ブラック・ウフルー アイ・ラブ・キング・セラミー

9・坂本龍一 フォトムジーク(ダブ・バージョン)【未だメディア化されていない】

*昨日も夜中3時くらいまで「左うでの夢」の録音ということで「盛り上がり切らぬまま、今週は終わります」。





コメント (7)
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こんな平日に、自分は何をやっているんだろうか、、。

2005-09-02 14:36:06 | 雑記帳
水曜日、夜に沖縄から帰って以来、家から一歩も出ていない。
外の景色もろくにみていないのだ。

昨日は、10時過ぎに起きたものの、インターネットをしたりビールを飲んだりして過ごして、夜、ドラマ「電車男」を1人見て盛り上がり、2時近くに寝た。

今週、仕事の休みを取ったものの、現在同時進行形で仕事は稼動し続けていることを考えると、背中がムズムズして、居心地が悪い。
どこかココロの隅でそれを気にし続けている自分がいる。
全く損な性分である。
せっかく1週間の休みを取ったというのに、休むことに罪悪感を感じているのだから・・。
それだけでは無い。
こうして、何もしないでいい時間を過ごしていると、2年間の浪人時代の悪夢が蘇ってくるのだ。私は、2年間の浪人時代にノイローゼになった。あの頃出来上がったマイナスの因子は未だ自分の中でくすぶっているのだが、そういうものが、こういった休みに湧き上がってくるのだ。

普段はこういう時間には、仕事のさなかであるが、こういった時間に、自分だけで無為な時間を過ごすと、「こんな平日に、自分は何をやっているんだろか、、。」という絶望的な感情が湧き上がって来るのである。

この昼間、「2ちゃんねる」や、他の人のブログ検索をしていると、こんな時間に更新している人々に出会う。
夜、働いている人もいるのかもしれないが、その多くが、いわゆる「ニート」のような気がする。
それを見ると、1985年~1987年の悪夢の2年間を思い出す。(私の時代にはインターネットなんていう道具は当然無かったですが。)
みんな、「こんな平日に、自分は何をやっているんだろか、、。」という絶望的な感情にさいなまされないのだろうか?
いや、多分、その泥沼のように漂う時間に絶望しているからこそ、ネットで「毒」を吐き続けているのだろう。その救われない時間を「毒」を吐くことでバランス取ろうとしているんだろう。「何とかせねば」とは自分が一番よく知っていることなんだから。

今日、今、14:30.太陽は未だ輝いている。
これからどうしようか、絶望的になっている気分を変えられないでいる自分が居る。
コメント (3)
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