こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

9月24日 土曜日 雨の秋葉原へ ⑥

2005-09-28 23:16:31 | 音楽帳
・・雨が強くなっていく中、歩いて神保町の「TONYレコード」に着いた。
私にはいきつけのレコード屋さんなのだった。

まずは、シングルのエサ箱を探る。
最近気になっていた細野さんが作ったアイドルレコードを集めようと思っていたのだ。ついでに、今だから買える”恥ずかしい”レコードも探した。
また人から失笑を買ってしまうかもしれないが、当時は真正面から向かい合えなかった、だけど好きで聞いていたものを探した。

そして、色々、発見!してしまった。発掘成果は著しかった。

●松本伊代 「太陽がいっぱい」(恥ずかしいが、'83年の幸宏のオールナイトニッポンのCMでよくかかっていたことを思い出し・・)

●松本伊代 「月下美人」(細野さん作曲 これのおおもとは、FM-NHKのお正月番組で'84年1月に放送された「細野晴臣作曲講座」で作った曲である。5日間を通して放送されたこの番組の最終日に、一緒に出ていた遠藤京子が、その歌を歌った。この伊代ちゃんのものは歌詞が別のものに変えられていた。)

●中森明菜「セカンド・ラブ」(これまた、恥ずかしいが、高校生の頃、男だらけで、夏に海に行ったときよく聞いたのであった。恥ずかしい。)

●おかわりシスターズ「虹色のカノン」(恥ずかしさの極致!)

○矢野顕子「春咲小紅」(唯一、恥ずかしくなく、堂々と!)

○サーカス「アメリカン・フィーリング」(教授がアレンジを行っている。曲もすごくイイ。当時、大ヒットして、教授は確か、これで賞をもらったはずであった。)
                                
以上6枚をゲットした。本日、「大漁」なり、であった。
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9月24日 土曜日 雨の秋葉原へ ⑤

2005-09-28 23:05:06 | 音楽帳
・・・石丸電気で3枚CDを買うと、5000円以上買ったので、景品が貰える。
私は、寺井尚子さんのポストカードを選んだ。

寺井尚子さんを初めて見たのは、4~5年前だろうか?
丁度、彼女が、「プリンセスT」というアルバムを出した頃だった。

場所は、銀座の小さなバー。
仕事で一緒だった先輩の友人がボサノバ好きで、食事をし、お酒を飲みながら、ボサノバを聴く、という場に、誘われ、行ったときだった。

30人程度の我々含むお客さん相手にボサノバを奏でていたギター&ヴォーカルの人が、寺井尚子さんをゲストで呼んだ。

出てきた寺井さんは小さな感じのする方だったが、バイオリンを弾き出すと、パワフルで優雅。
私と寺井さん、2m程度の距離で向き合うの図。だった。
間近で、初めて見て、魅了された。

まさか、この人が数年でかなり有名になるとは思わなかった。

ほんのりと品と色気を漂わせたステキなオトナのオンナ、という感じで、「キンチョー」の蚊取り線香のCMに出るような人になるなんて、そのときは思わなかったのだが。


石丸電気 本店を出ると、また雨の中、歩いた。

坂を上り、御茶ノ水橋を渡り、水道橋の方向にジグザグに歩いて行った。
今度は、とあるレコード屋さんにレコードをあさりに行くのが目的だった。
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9月24日 土曜日 雨の秋葉原へ ④

2005-09-28 22:49:28 | 音楽帳
・・・石丸電気の本店のCDコーナーに行く。

★早速、ドラマ「電車男」のCD発見。手に取る。

★続いて白羽玲子さんという人の「愛はかげろう」のCDシングルを発見。
どうやら、15:00からサイン会がこの石丸であったようである。
行くつもりは一切無かったが、時計を見てしまう。
16:30.とうに時間は過ぎていた。
昔、雅夢(ガム)という2人組が唄っていた歌だが、ラジオで聞いてイイと思ったので買いたかった恥ずかしいCD。

白羽玲子さんというヒトが何者かは分からないが、この曲自体が、懐かしくて、聴きたくなったので、旬なうちに買うことにする。

この2枚は予定通りで、手に取ってほくほくしていたのですが。。さらに、もう1枚。

★・・売場にいると、どこかで聞いたメロディーが流れてきた。
それはJRの電車に乗る発車前に流れるメロディーだった。
ついつい惹きこまれる。
この発車のメロディーを集めたCDが出来たということで、CD「電車男」の横に飾って店頭PRをしていたのだった。

正式には「JR東日本 駅発車メロディー 音源集 ~山手線全駅+α~」というCD。
聞きほれてすっかり気に入って、これも買うことにした。

単なる発車音としての機能だけでは無く、環境音楽的に、その空間をやわらかく演出するこのJRの電車の発車音は前々から好きだった。いつか、録音機械をもって、この音を録音したいとずっと思っていたのだが、偶然にして、というか、ありがたく、こんな形でCD化され、聴くことが出来ることになった。

今日の、出会いであった。当然、秋葉原の駅の音も入ってます。
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9月24日 土曜日 雨の秋葉原へ ③

2005-09-28 00:35:27 | 音楽帳
・・・・傘を差しながら、秋葉原中央の大通りを歩く。

そしたら、電車男さんの「秘密の場所」のビルの前に来た。
ついつい、雨が降っており、往来の人々の邪魔になりながら、そこで止まり、思わず上を見上げてしまった。

電車男さんの「秘密の場所」、そこは、石丸電気のビルの屋上で、立ち入りは禁止なのだった。なるほど、それは秘密の場所だろう・・。

この「秘密の場所」で、あのシーンが撮られたのだという事を思う。
エルメスさんと2人だけの秘密の場所。

にぎやかに明滅する秋葉原の明快なカンバン類と対比を成すような、切ないロマンティックなあのシーンが、自分の記憶によみがえる。

25年近く歩いているところだが、まさかこんな形で自分の記憶に刻まれる場所になろうとはね・・・。

16:45また、雨の降りが強くなってきたな・・・。
私は、雨から逃げるように、石丸本店に入っていった。
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9月24日 土曜日 雨の秋葉原へ ②

2005-09-28 00:23:52 | 音楽帳
御徒町 多慶屋にて文房具を買う。

イーゴさん・ドラム小僧さんには、「またかよ・・」と言われそうですが>>時計コーナーに伊東美咲さんの「ルキア」のポスターがあってついつい見とれてしまう。欲しいが、いい年してはがすわけにはいかないため、往来の客が居なくなった瞬間に、恥ずかしながら、デジカメで写真を撮る。おばかです。


多慶屋を出て、秋葉原の方向に、傘を差しながら歩いていく。「リバティ」の建物に入り、CDをいつものごとくあさる。

掘り出し物あり!
カセットテープでしか持って居なかった細野さんの「オムニ・サイト・シーイング」(’89)が780円であったので、即購入。しかも、綺麗な状態だ。CDでは買いたかった代物だったのだが、手に入りにくくなっていた一品だった。

個人的には、最後の2曲「Korendor」~「Pleocene」へと繋がる流れが好きだ。
当時、このアルバムの制作過程をNHKで1時間番組を組んでやったのを見た記憶がある。

あのVideoは手に入らないものだろうか・・・。
1曲目の「エサシ」の録音風景。民謡のこぶしに、フランスでアコーデオンを被せる録音で、細野さん自身が感動して目をうるうるさせていたのを、ひどく印象的に記憶している。

まりん こと砂原良徳さんは、電気グルーヴの'93のラジオにて、細野さんに、このアルバムが衝撃的だったので・・・と吐露していた。
細野さんも、これに答えるように「そう?ん~、私にとっても衝撃的でした」(笑)と言っていた。
私自身は、この「オムニ・サイト・シーイング」に特別な思い入れは正直無い。
むしろ、'93年の「メディスン・コンピレーション」に対する思い入れが強烈に強い。
細野さんの1つの旅の終着点を感じさせる深いアルバムと思っている。

なぜ、思い入れがあるかは長くなるので、またの機会に・・・。

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9月24日 土曜日 雨の秋葉原へ ①

2005-09-28 00:01:08 | 音楽帳
【パソコンが機嫌そこねてしまって動かなかったので、本日、土曜日の分の更新です。】

午後、14:40外出。
台風が来るといいながら、結局、台風は明日になるということだったので、雨は降れども、出かける事とした・

さすがに、もう短パンという訳にはいかず、白いスラックスに、でもやっぱりTシャツで出かけた。秋になったのだから。

電車の中ではあいも変わらずCD「浮気なぼくら」を聞く。

今更ながらの秋のマイ・フィバリットだ。
「浮気なぼくら」というタイトル、明るいジャケット、シングルの「君に胸キュン」にだまされがちだが、「YMOが歌謡曲をやったら..」という当時の表現は微妙に違う。
日本語に立ち戻った点が異質だが、中身は重い曲も多く、細野さんは「実は裏テクノデリックだ」という言い方をしていた。
合計のトータルは38分というアルバムだが、中身は濃密で、いつまでも繰り返し聞くことに耐え得る、メロディメーカーとして優れた3人を実感出来るアルバムとなっている。
20年以上聞いても、聞き飽きない不思議な、聞けば聞くほど、大好きになる「スルメ」アルバム。ひょっとしたら、革命的アルバム「BGM」「テクノデリック」より多く聞いている気がする。「BGM」「テクノデリック」は思い入れが強く、思想過多な分、気安くかけられる代物では無いということがあるのだろう。

YMOで唯一(たったの1曲!)細野さんと教授が競作した「ワイルドアンビションズ」でエンドロールが流れ、TheEnd(完)すると、「イイアルバムだな」と、満腹になる。そしていつまでもリピートしてしまう。

仲御徒町駅で降りて、地上に出る。
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