腰椎の屈曲伸展の動きが、どこか一分節でもわかったなら、棘間部に当てた指を、尾側の分節にひとつずつ移動していきます。
棘間部分が確認しにくい場合は、骨盤を後傾させると腰椎の屈曲に伴って棘間が開くので、わかりやすくなるのではないかと思います。
確認できたら、前回ご紹介した方法、もしくは自分がわかる方法で、屈曲伸展検査を繰り返してみてください。
やがて、屈曲伸展の動きを全く感じない分節にあたると思います。
そこがS1-S2間です。正中仙骨稜のライン上にコンタクトしていることになるわけですね。
このS1-S2間の「動いていない」という感覚を覚えておきましょう。
脊椎分節の可動制限は、このS1ーS2ほどはっきり「動いていない」という感覚を持てるわけではないのですが、可動制限を感じるファーストステップとして役に立ちます。
そこからひとつ上に戻って、動きを感じたらL5-S1間、腰仙部です。
L5の棘突起は小さくてわかりにくいこともあるので、このように動かない仙骨の間を確認し、動き始める分節を確認するという方法もよいでしょう。
このあたりは、皮膚の上から直接コンタクトして確認したほうがよいと思います。
腰仙部は臨床でも重要なので、きちんと触診できるように練習しておいてください。
続いて側屈・回旋です。
コンタクトはこれまでと同じように1ヵ所でもよいのですが、
上下2つの分節にコンタクトして練習するというのもよいかもしれません。
2か所をモニターしておくことで、側屈や回旋の動きが順に起こることを確認できるからです。
あくまでも好みですが、練習なのでいろいろ試してみて、自分に合う方法を見つけ出してみてください。
それでは、側屈・回旋を感じ取りやすいように工夫しながら練習してみてください。
次回は側屈を取り上げたいと思います。
棘間部分が確認しにくい場合は、骨盤を後傾させると腰椎の屈曲に伴って棘間が開くので、わかりやすくなるのではないかと思います。
確認できたら、前回ご紹介した方法、もしくは自分がわかる方法で、屈曲伸展検査を繰り返してみてください。
やがて、屈曲伸展の動きを全く感じない分節にあたると思います。
そこがS1-S2間です。正中仙骨稜のライン上にコンタクトしていることになるわけですね。
このS1-S2間の「動いていない」という感覚を覚えておきましょう。
脊椎分節の可動制限は、このS1ーS2ほどはっきり「動いていない」という感覚を持てるわけではないのですが、可動制限を感じるファーストステップとして役に立ちます。
そこからひとつ上に戻って、動きを感じたらL5-S1間、腰仙部です。
L5の棘突起は小さくてわかりにくいこともあるので、このように動かない仙骨の間を確認し、動き始める分節を確認するという方法もよいでしょう。
このあたりは、皮膚の上から直接コンタクトして確認したほうがよいと思います。
腰仙部は臨床でも重要なので、きちんと触診できるように練習しておいてください。
続いて側屈・回旋です。
コンタクトはこれまでと同じように1ヵ所でもよいのですが、
上下2つの分節にコンタクトして練習するというのもよいかもしれません。
2か所をモニターしておくことで、側屈や回旋の動きが順に起こることを確認できるからです。
あくまでも好みですが、練習なのでいろいろ試してみて、自分に合う方法を見つけ出してみてください。
それでは、側屈・回旋を感じ取りやすいように工夫しながら練習してみてください。
次回は側屈を取り上げたいと思います。