旧高松分校

道々に咲く桜を愛でつつ松田町の旧高松分校へ寄ってみました。
最初に訪れてから5年、廃校となって6年がたち、すべり台や鉄棒などの遊具がなくなっていました。
校舎外観の木材は大きく深呼吸するように吸い込んだ子供の声をゆっくりと吐き出しているようです。
ひと気のない学校は昼間に見ても寂しさがつのるものですね。
（過去の記事）
http://blog.goo.ne.jp/kmanex/e/94e8199bffec4897490c40d4541115c7

ほんの1時間ほどでしたが、夢中になってスケッチしてると足元からはアリが這いあがってきて、顔のまわりではハナアブがたくさん飛び回っていました。
林の奥ではタヌキがガサゴソ。
春ですねぇ。
迎えることのない新入生を待ちつづけて、静かに佇む。
せめてよく見て紙に写してあげる。



つづら折れの急こう配には満開の桜が「見て！見てー！」とばかりに