初詣

初詣に大山阿夫利神社に行ってきました。
普通に伊勢原駅からバス、ケーブルカーを乗り継いでいっても面白くないので、
ヘソ曲がりは蓑毛から山歩きして下社に向かいます。
フカフカの落葉の下には石がゴロゴロしたトラップだらけの上り坂を越えて蓑毛越へ。
リュックから破魔矢を覗かせたおじいちゃんが後から上ってくる。
息は上がっているのに、休憩も取らずに歩き続けている。
毎年通っているのかなぁ。
なんだか修行のようで、でも、これはこれで一年のけじめのようで気持ち良いだろう。

蓑毛越から下社までは緩い勾配で鼻歌混じりの道。
冬の山は汗をかかないから良い。
その汗にたかる小蠅がいないのが良い。
でも、ハイキング感覚の道では体がなかなか暖まらない。
トレイルランナーとすれ違ったけど、あれはできそうにないなぁ。
足がもつれて、もし万が一谷側に落ちたら、30メートルほど滑落した後に
鹿に囲まれて角で小突かれて大変だものナ。

静かな山道から大山阿夫利神社の下社に出ると、大勢の参拝客にもまれます。
本社は頂上にあるので、本来は90分かけて上るのが良いのでしょうが、
今回は豪華な下社が目当てなのでここがゴールです。
茅輪は、最初は左、２回目は右、３回目でまっすぐ通るのが正式なくぐり方らしいです。
行列に並びながらも果敢にそのくぐり方を終えて、本殿の前で手を合わせると、
願いごとが思い浮かばず、またしても「世界平和」を唱えてしまいましたとさ。