イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

理想のツーリングバイク(2)

2020-02-25 | TW200
TW200といえばアウトライダーでもおなじみだった広瀬達也さん。
たまたまお話する機会があって、たくさん聞きましたよTWのこと。
開発にも携わっていたとは驚きました! 
聞けば聞くほど
ああ 欲しい! 乗りたい!
運命だよね!

ということで、探し始めたら相場を探る間もなく理想の一台を発見!
熾烈な競り合いもとくになく、格安で落としてしまった初期型君。
そのままでも乗れそうでしたが……
すぐにこの状態!



87年式の最初期型。
最新のバイクなのだ!
僕にとっては!
初めてのモノサスに初めてのアルミスイングアーム、初めての角型ヘッドライト(スクーターを除く)に久しぶりの12Vバッテリー。
いたる所に最先端の技術(笑)が盛り込まれていることに感動が止まらない。
キー付きタンクキャップにプッシュキャンセル式のウインカー!
メーター内ウェッジ球なんて初めて見た!
キャブの赤いポッチはなんと高地補正機能なのだ!
ふ~っ、近未来のハイエンドテクノロジーですなぁ。

これからゆっくりじっくりお金をかけずにレストアを楽しみたいと思います。

風になる日

2020-02-25 | イラスト
小説が頭に憑りついて離れなくなるということ、ありませんか。
物語それ自体が意思をもったかのように、頭の中を這いまわること。
エピソードで連なる胴体をもった蛇、拡大して見ると構成する言葉で埋め尽くされたウロコ。
こういう作品の多くは、完璧なシンフォニーを奏でるような、カチッと音がして凸凹が噛み合うような、不思議な感覚を伴っています。
作品が作者の意図を超えてしまうなんて悪魔的なことってあるのかなぁ?
なんだろう? 気持ち悪いこと書いてるかな……
山田深夜さんの短編集「風になる日」の短編「風になる日」は僕にとってそんな作品です。

シンシーのハープはいまでも、道路脇でゆがんだ空を映しているだろうか?