イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

野生の轍 No.20

2008-09-27 | 野生の轍
さてさて、遅くなりましたが、OUTRIDER発売中です。
9月のミーティングは台風で中止になってヒジョーに残念でしたが、
11月のリベンジに期待いたしましょう!

今号はナナフシの話です。
奇妙な容姿から、甲虫以外ではかなり人気の高い虫ではないでしょうか。
子供の頃は無闇に捕えて、手足をポロポロ落とさせて悪いことしちゃったなぁ。
軽く触るだけで、すぐ手足を自切(ジセツ)してしまうデリケートな虫という印象があります。
 
自切してしまった手足は、脱皮を繰り返すことによって再生してきます。
十分に大きく育ったナナフシは、脱皮もできず再生も不可能なのかな?
すべての足を自切してしまったら、動くこともできずに死を待つことになるけど、
それでもやっぱり自ら切り落とすことができるのだろうか?
 

オーストラリアはガルフ・ストックルート。
長いダート上、この日はじめて出会った車のオージーはよく笑うおにいちゃんだった。
CT110を見て「push bike(自転車)!」だと笑う。
僕の頭の上に大きなナナフシがボトッと落ちてきたときも、
「Bug!Bug!」と笑って言った。
 
ゴキブリもナナフシも「Bug」って、なんて大雑把な人種なんだ。
「Bug」じゃなくて、「ナナフシ」だよと教えてあげたかったけど・・・
えーと、ナナフシって英語で何ていうのだろう?
「seven・・・」違うよなぁ・・・