イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

ガルル11月号

2018-10-12 | お仕事
アウトラの休刊に続いて、ガルルまでが隔月化!
ダブルショックの2018年。
もう食っていけないので営業せねばなぁ…
バイク業界と紙媒体は終わったのか?
古い人間は悩みます…

今月のラフピーはネコのお話です。
物語の半分は本当の話です。
ぼっとん便所の暗い底から見つめる子猫の瞳!
僕の目をつかんで離してなるものかという決死の目。
この機を逃しては助からないとわかっていたのだろう。
後にも先にもあんな目を見たことはありません。

「もっと何かできたはず」と後悔の念は死ぬまで背負う業なのだろう。

休刊のお知らせ

2018-08-29 | お仕事
アウトライダーが今月号をもって休刊となります。

すごく悲しいです。
僕の真っ暗闇の青春に生きる希望を与えてくれたのがアウトライダーという雑誌だったんです。
学生時代、ミスターバイクBGとアウトラときどきGOGGLEという毎月の雑誌スタイルが楽しみで仕方ありませんでした。
正直、最近の号は読むとこが少なくなったなぁと感じていました。
それでもいざ終わると思うとやりきれません。
いまでも迷える若者の羅針盤のような雑誌にできるはずなんだけどなぁ。

1990年、僕は日本一周中。荷物を少なくしたいはずなのに旅先でも必ず購入していました。
写真左下の四国特集号はサイドバッグの中で雨に濡れて乾かしてカピカピになっていますが、それが今でもいい思い出になっています。
摺本(すりもと)さんのイラストページに、廣瀬さんのFUN LAND、寺崎さんのナチュラルツーリング。

アウトライダーのロゴが変わって、1992年。(左中)
特集は菅生さん、五條さんのバハです。めちゃカッコいいい!
松本よしえさんのライディングストマックはまだ6回目と始まったばかりです。イラストは後半と違ってサラッと描いてあります。

次のロゴは1998年。(左上)
表紙は寺さん家。レストアCBの横でタバコふかしながら執筆してる、屋外のような室内の写真が素敵です。
この頃から読者のツーレポページでイラストを描かせてもらってます。とにかく下手くそ! まだペンネームじゃないなぁ。
へなちょこ探検隊は連載6回目だ。これ、まじで入隊したかった!

次のスクエアなロゴは2001年。(右下)
ネギさんの国道一直線が最終回です。モノクロページではもったいない企画でした。
山田深夜先生の「旅人達の十字路」はいまでは信じられない半ページほどの小さな連載だった。BG連載が大好きだったので超感激したのを覚えています。

ORのロゴは2002年。(右中)
表紙のXLは櫻井さんのかな??
この頃は冒頭で石野編集長のコラムにイラストを描かせてもらってます。
休刊へのカウントダウンが聞こえてくる頃です。

で、2003年奇跡の復活を果たし今に至るのであります。
思い出は一晩では語り尽くせません。
どこかの旅の空で語り合えたら幸せです。

ラフ&ピース

2018-08-08 | お仕事
ガルル9月号から新しく読み切りのマンガが始まりました。
嫌な顔ひとつせずゴーサインを出してくれた編集部の皆さんに感謝しつつ、
第一回目は「落ちる」話です。

今回はフィクションなので、何の縛りもありません!
あんなこともこんなことも、自分のことじゃないから自由に描けますよー!
とはいいつつも、あまりにウソっぽいと、とたんに読む気が失せるでしょうから、
極力実話ベースで進めていきたいと思っています。

90年8月15日(水)
広島県呉市の大空山公園で野宿した翌朝、強烈な感覚に襲われます。
それまで経験したことのない感覚でした。
残念ながらこれ以降今まで二度とありませんが、たった一度でも忘れられない感覚でした。
なんと、未来が見えてしまったのです!!
見えるというよりは、「わかる」という方が正しいのかな。
「落ちる」から「移動してはダメだ」という警告です。
とはいえ、観光客が頻繁に訪れる公園なので、もう一泊というわけにはいかず…

予知能力ですよ! プリコグですよ!
この能力が常に発動できたら人生負けなしですよ。
いや、すべて見えてしまったら、実際にもう一度同じことを繰り返さなきゃならないから、そう思うと面倒臭くなって生きることを止めちゃうかもね。
P.K.ディックの短編に「ゴールデン・マン」という傑作があるのですが、主人公の金ピカ男クリスは数分から数十分先の未来を見通すという能力を有します。
近い未来だけを見通すというのがミソなんだろうな。
一瞬とはいえ、同じ能力を持ったんだものなぁ、すごいことだったんだ。
凡人の僕はこれが何かの間違いだろうと信じなかったところがミソなんですけどね。
「ネクスト」という題名で映画化されていますが、まったくの別物。
ニコラス・ケイジには悪いけど、神々しい美貌でないとお話になりませんから。

それにつけても、セーラー服と荒縄というコンビネーションのエロさったらないネ!

さよならアウトバックダイアリーズ37話

2018-07-12 | お仕事
長い間、僕の旅にお付き合いありがとうございました!

最後はゴールのシドニーでのお話です。
色々経験して人間的に多少は強くなったのでしょうか、裏通りを歩くと注射器なんかが転がっていてそりゃ恐ろしかったキングスクロスがキラキラ輝いて見えたから不思議です。
いろいろと詰め込みすぎて感動的な最終回にはなっていないかもしれませんが、TVの企画や作られた映画とは違いますから、リアルな旅の終わりとはこんなものでしょう。

飛行機の窓からの景色で内陸に向けて(シドニーからは西にあたる)飛んでいるのがわかりました。
今ならグーグルアースやドローンで上空からの視点がありますが、上から見たアウトバックは砂で出来た真っ赤な絨毯でした。
町も何もない空虚さに恐ろしくなったのを今でもはっきり覚えています。
そんな赤色の中に一直線のダートが走っているのを目にした日にゃ……
飛行機が高度を上げると、のっぺりしていると思っていた大地はうねりながら大きなシワを寄せて、雲の下に消えてゆきました。

旅は計画して準備しているときに一度、実際に旅して2度楽しめると思っています。
幸か不幸か、うん十年越しに3度目の冒険をさせていただきました。
これはなかなかできない体験なのではないでしょうか。
「不幸か」と書いたのは、当時使っていたボロボロの地図を広げて日記と照らし合わせて(ときどきは現在も存在するのかネットで調べて)、感情を呼び起こす作業をしていたら疲労がすごかったからなんです。
灼熱のダート数百キロを走ったのと同じ疲れとは言いませんが、気持ちは同じくらいヘトヘトになりました。

写真はこの旅へと導いてくれた一冊です。
結局本編では紹介できませんでした~。
当時は情報も少なくて、寺崎さんの本と「地球の歩き方 ツーリング&ドライブ」は必須でした。
出会ったライダーはもれなく読んでいたので話が早かったなぁ。
この本「さすらいの野宿ライダーになる本」は読み物として完成されているのがすごいです!
もう何度も読んでいますが、ページをパラパラめくり途中から読んでも面白くて最後まで読み進めてしまいます。
寺崎さんってセンチメンタルな吟遊詩人なんですヨ。

アウトバックダイアリーズ36話追記

2018-06-08 | お仕事
始まりがあれば終わりはあるのですが、
長旅の終わりは、いつもちょっと寂しくなります。
愛おしいものには、いつまでも寄り添っていたいものですから。

マンガでは見えないゴールテープを切ったように描いていますが、
実は旅を終わらせるのが惜しくてシドニー近くの公園でビバークしています。
入れ替わり立ち代わりやってくるカーセックスの若者、おまけに蚊だらけの最悪の公園でした。
仮眠をとって地図を広げて走ったルートを回想しながら霧の朝を迎えたのでした。

最後に会った日本人ライダーの写真が残っていないのですが、穏やかでいい兄さんだったなぁ。
とらえ方は読み手の自由ですが、
前話のニッキーが過去の自分なら、今回の東村さんは未来の自分との対話
という感じで対(つい)をなしているのかもしれませんヨ。

来月発売の最後の一話はエピローグです。
色々なことを詰め込みすぎてジーンと感動のラストにはなりませんでした。
期待しないでやさしく迎えてくださいネ。

リアル林道カフェは至高か究極か

2018-06-07 | お仕事
画像は今流行りの(知り合い内で)火吹き棒が欲しくて、買えなくて、
転がっていた古いヨーレイカのポールを切って作った自作火吹き棒。
どーせ作るんならパンク修理のときに車体を浮かすことができるサイズにしちゃったもんネという画像です。

ガルル7月号が発売中です。
いつもありがとうございます!
ガルル探検部は櫻井副編さんとカメラマン関野さんとで「リアル林道カフェ」してきました。
生豆の焙煎はハードルが高いと思っていて、やったことがなかったのですが…
いざ野焙煎をやってみると色づいていくのを見てるのが楽しいのです!
焚火では安定した熱が得られないのでガスストーブにチェンジ。
チャフが飛び散る。
レーダー妨害のデコイじゃなくて、豆の薄皮です。
初めてにしては上出来でしょう!
何事もまずやってみることが大切だな~と痛感させられました。
粗熱をとってミルで挽く。
そっとお湯を注ぐとガスが出て専門店のようにモコモコ膨れます。

途中大雨が降ってきて山小屋に避難しましたが、
こういうハプニングがあるから山って楽しいなぁとひとり笑いが止まりませんでした。
で、肝心のコーヒーの味はというと、
今まで飲んだ中でもトップに近いとんでもない美味さだったのです!
スーッと飲みやすいのに後から酸味や苦みが広がって、たまりませんでした。

コーヒードリッパーの作り方
(ドリップペーパーはコーノ式の円錐タイプ使用)


カリタやメリタタイプのドリップペーパーを使用することを考えたイメージの展開

ガルル 6月号

2018-05-13 | お仕事
ガルル6月号の特集は
岡村孝子の「♪夢をあきらめないで」ではなくて、
真矢みきのCMの「あきらめないで!」感がビシビシ伝わってくるシート考!!!です。
そろそろ、というか、いいかげんに、
時速1キロになったら自動で車高が下がるオフ車ができてもいい頃なんですけどネ!

我がKLちゃんはシート高810ミリ、最低地上高240ミリ。
シートの幅が広いのに両足べったりなのは、リヤタイヤ17インチ効果なんだろうな。
それでも林道で不用意に足を出したら、ちょうど凹んでる場所で冷や汗かいたこともしばしば。
僕にはかなりの余裕があって、ちょうどいいんだろうなぁ。



あれは本気でいっていたのか、冗談だったのか、
ニッキーとの時間は今でも忘れられない思い出です。
今月号のアウトバックダイアリーズの裏話です。
ポート・オーガスタから海岸線でアデレード、一気に飛ばしてメルボルン入りします。
その間も砂浜ダートでビデオ撮影されたり、ひん曲がったステップの鉄棒を女性メカニックに修理してもらったり、といろいろありましたが、すっ飛ばしてメルボルンです。
バイクが大好きなニッキー。
エンジンが、どこか遠くに連れていってくれると思っていたのでしょうネ。
そんな彼女を見ていると昔の自分を見ているようで、どうにかしてあげたいという複雑な感情になりましたワ。
時間が必要なのに、とても焦っているように感じました。

真剣にマウンテンバイクでシドニーまで走らせるつもりだったのかなぁ…
そんな体力も時間もないのに…
その後、好きが高じてプロのライダーになってたらどうしよう…
だとしても20年以上昔の話だから引退してっか!

OutRider 6月号

2018-04-26 | お仕事
お天気がいい日にキャンプツーに出る機会を逃したので、丹沢湖周辺を走ってきました。

双眼鏡片手に歩いている団体に出くわしたので、何を見ているのかと尋ねてみると、ヤマセミやオオタカですって。
「え、それは俺もぜひ見たい!!」と興奮したけど、今日はまだ見れていないらしい。
野鳥の会の皆さんは「だいぶん恥ずかしがり屋だからネ!」と笑っておられました。


木陰を見つけて今月号のアウトライダーを取り出すと、
あ! なんと!! 表紙に俺が写っているじゃないの!!!
焚火の向こうにボンヤリいるじゃな~い!!
キャンプ特集でちょっとお手伝いしちゃったもんね。
ずーっと長~いことアウトライダーの熱烈ファンだったので、表紙に載るなんてのは夢のよう。
読者の皆様には俺ごときが申し訳ないって気持ちと、綺麗な女の子じゃなくてごめんなさいって気持ちと、ヤッホーーー!って感激が混在しています。


富士山が見える小高い山の上に移動して
しつこく宣伝!
よろしくお願いします!
この表紙、帰ってから額に入れて飾っておきます。

アウトバックダイアリーズ32話の裏

2018-02-17 | お仕事
ガルル3月号は「実録水たまり迂回の迂回! ふかふか砂地獄!」です。
むかしの日活ロマンあふれるタイトルにするとこんな感じですかね。 

マッドマックスなスチュアートハイウェイからOodnadatta Track(ウードゥナダッタ・トラック 発音難しすぎでしょ)へ通ずるダートを行きます。
対向車の4WDに「この日やっと封鎖が解除されたんだヨ」と聞いて驚きました。
エアーズロック滞在中に降り続いた大雨の影響で昨日まで封鎖されていたのです。
エルデュンダでは時差を忘れていたため換金できず~
やむなくクーバーペディまで進み~
土日曜で銀行は閉まっていたのでやむなく連泊し~
本日ピッタリ封鎖解除!
う~ん、不思議と繋がっているなぁ。


道は水たまりで進めずに轍を頼りに迂回します。
迂回といっても水たまりの大きさが大きさですから、ふかふかの砂地を何キロも走ることになります。
砂地は一度止まると脱出に苦労するほどの柔らかさなので、まず歩いて下見します。
水たまりの先の本道を見失わないように、バイクを止められる硬い地面を探して歩きます。
本道からは遥かに離れているので直接見ることはできないため、目印を見失わないように。
目印といってもわずかな低木しかないので心もとない限りです。
こういう不安なときは方位磁針さえ信用できなくなるんですよ~
壊れてるんじゃないのか? 間違った方向に進んでるのでは??ってね。
で、バイクまで引き返したら止まらないように一速全開プラス足をバタバタさせて一気に走り切ります。
これを細かく繰り返しての行軍だったので、んま~進みませんでしたね。
性も根も尽き果てました。
マンガで伝わったかなぁ。

薪ストーブ

2018-02-13 | お仕事
凍てつく朝は薪ストーブ
期間従業員としてワンシーズン働いたスキー場のヒュッテでは、朝いちばんで薪ストーブに火をつけていました。
充分に乾燥させた二本の薪をストーブの中で立てかけて、新聞紙をその間に詰めて着火。
焚き火と違って、いきなり太い薪に火をつけるのが快感でした。


今月のガルルの「進めガルル探検隊」にちょっとおじゃましてきたのですが、キャンプ場は真冬にもかかわらずテントと車で埋まっているのに驚きました。
紙面でも紹介されていますが、テンマクデザインのサーカスというテントに薪ストーブという組み合わせが何組もいて再びの驚きでした!
時代はこのスタイルになっているんですね。
しかしまあ、この重装備を楽に積めちゃうんだからアフリカツインおそるべし!


みんなでわいわいやるなら、この組み合わせもアリだなぁ。
ビフォア(紙面写真)の焚き火の熱源を最大限に生かした基地も魅力的ですけどね。

バイクメンテ ビギナーズ

2018-02-01 | お仕事
熱の伝わり方が悪いのでゴトクを長く作りなおして、火と鍋底との距離を離しました。
風の影響がてきめんなので風防を考えないとなぁ。
これ以上かさばるのは嫌なんだけど…

アルコールストーブのゆらりとした火で湯を沸かしていると、火のありがたみに気づかされます。
今はキャンプでもガスにワンタッチ着火で楽々だけど(愛用のP-153は点火装置外してるけど)、ツーリングしはじめた頃は火器なんて持っていなかったから焚火をしなければならなかったもんね。
火起こしに慣れてなかったから、湿った薪がうまく燃えてくれなくて、水に浸した米をボリボリ食べるということもしばしば。
お米ってよく噛んでいると甘いんだと実感しました。
いま思えば笑い話ですが、とんでもなくあごが疲れたなぁ。
途中、もう使わないと頂いた固形燃料のありがたみに涙したのはいうまでもありません。

持っていなかったといえば、テントもなかったので車体カバーをテント代わりに使って野宿ツーリングをしていました。
ダイクマの激安シュラフと飯盒だけで一か月も北海道を走ったのは若いからできたようなものです。
そんなマンガが掲載されている(本人もちょっと顔出してる)「バイクメンテ ビギナーズ」は絶賛発売中でございます!
そうそう、ワイルドで有名な関野カメラマンも顔出していますヨ~


ニューキャッスル

2017-07-12 | お仕事
先日、ガルル編集部に顔を出したのですが、そのときに「野走り番外地」のホッパーちゃん(さん)の働いているニューキャッスルというカレー屋さんに連れていってもらいました。
思った通りの愉快な人で大いに笑わせてもらったのですが、その中で昔の「培倶人」の話が出てきて「ああっ!!」と声が出てしまいました。
その号買ってます! 石山さんとスージーさんコンビのCL250でSLを観にいくってやつ!
まさか、その企画を組んだのが、そのCLの持ち主が、ホッパーさんだったとは!
いやぁ驚き桃ノ木。
ビールでも手にしていたら話は延々終わらなかったでしょうネ。


「アウトバック ダイアリーズ」は時間のお話です。
東西に長いオーストラリアでは3つの時間帯が設定されています。
東から西へ向かうときは時間がプラスされるのでちょっと得した気分になりますが、逆にマイナスされるときは何とも悔しい思いで、どこにもぶつけられない怒りさえ覚えます。
こんな悔しいならプラスされたときに飛び上がって喜んでいればよかったと思うほどです(笑)

アボちゃんに一人づつ握手を求められ「新年おめでとう」と声をかけられたときは目が点でした。
当時は丸一日勘違いしてやがるとあきれたのですが、調べてみるとアボちゃんには時間という概念が希薄らしいのですね。(町のアボちゃんはそうでもないのでしょうけど)
それを知っていればもっと面白い話に膨らますことができたでしょうが、実際に経験した話で構成していますからこのくらいでご勘弁を。


自作ツーリングバッグは着々と進行中です!
もっとも生地が重なる部分は家庭用ミシンの限界を感じました。
なんとか無理やりねじ込んで縫いましたが、手縫いで補強を入れる場面も多々でした。

7月号P51の写真が美しい

2017-06-12 | お仕事
クラッチワイヤーに注油中ですが、今月7月号のガルルを読まれました?
「野走り番外地」がいつになく真面目にアフリカツインをいじっているなぁと読み進めると最後に掟破りのオチがついていました。
ずるすぎて大笑いしました。
ギャラは何としてもセヌーさんにお支払いください(笑)

チェーンルブは19本もテスト、ご苦労様です。
いままでRK、EK、エンジンオイルにチェーンソーオイル、ウェットにドライと色々使ってきました。
ちなみに僕が最近愛用しているワコーズのチェーンルブは・・・テストされていませんでした。
このワコーズは180mlで1700円ほどと、他と比べるとちょっと高いですが、水置換性があるので洗車後に使えるので助かります。
使用直後の飛び散りも(かなり!)少ない方だと思います。
ハーフウェットタイプってウェットとドライのいいとこ取りなのかな?
見た目や使い勝手はウェットだと思いますが、ドライの長所があるとしたらチェーンに残りやすいということでしょうか?
使い勝手がいいとメンテが楽しみになる。

アウトバック~は初めて感じたホームシックと宗教感のお話です。
エスペランスは町も居心地よかったですし、海がとにかく美しい!
真っ白な砂浜を走って木陰でお昼寝したら天国です。
人なんて一人もいないから見渡す限りが僕のビーチでした。
開放的だからって変なことはしてません!

2月号

2017-01-13 | お仕事
アウトライダー2月号とガルル2月号が発売中です。
毎度毎度宣伝で申し訳ありませんが、今年もどーぞよろしくお願いします。

アウトライダーは手ぬぐい田辺さんの「まわり床場」。
いままで耳にしたことのない言葉でした。
昭和の匂いがぷんぷんするセピア色の話にゾクゾクさせられました。

アウトバックダイアリーズは美しすぎるコーラルベイで人生の分岐点にさしかかります。

旅の一日は刺激に満ちていますが、人に聞かせたいと思うほどの話はまれです。
殺人事件に巻き込まれて犯人捜しに協力したとか、キャンプ場から死体が出てきただとか、
誰かに恋して旅を中断しただとか、こんなことがあればネタにも欠かないのでしょうが。
だから小さなエピソードを繋げて物語にしているのですが、今回の話は4ページでは収まりきらない実話です。
(毎回実話を元にしていますが)
小説みたいなマンガみたいな話ですが奇なことに本当の話なんです。
といいつつ、「じゃあ僕も私も!」と過剰な期待をしないでネ。
期待が大きいと落胆も大きいですから。
これ旅の大きな落とし穴だと思ってます。

写真はコーラルベイでほぼ火傷という日焼けをした数日後、一枚皮がペローンとむけた瞬間。
脱皮並みにキレイにむけて感動しました。
そうそう、同じポジションで走っているとジーンズの編み目の隙間だけが日焼けして、数日たつと規則正しく並んだ点で皮がむけました。
これも痒かったなぁ。