対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

目黒雅叙園正月公開対局【完結編】

2013-01-10 22:55:55 | 雑談
石倉先生が次の一手の候補を示した後、
いよいよ封じ手の開封…。

…の前に石倉先生と美織ちゃんが念のため、
舞台(というか解説用盤)の裏で封じ手をフライングゲッツ!!

今度も正解者なしだと困るから…ね(笑)。

そして徐に2つ、候補を追加…。
うむぅ、怪しい(笑)。

と、思ったけれど、裏を読んでまで当てるつもりがなかったので、
私は自分の信じた手をそのまま記入した。



そして開封された由香里先生の封じ手は白9。
やはり追加された2候補のうちの一方だった(笑)。

里優ちゃんは尻尾が切り取られるのを嫌い、黒10。
しかし黒24まで全て活きたものの相当いじめられた上に、
先手を取られたのは痛い。
ここで大分細かい碁になった。

この後は淡々としたヨセ合いが続いたが、
里優ちゃんが細かく損を重ね、
最後は由香里先生が際どく差し切り1目勝ち。

里優ちゃんは敗れたこども囲碁名人戦決勝でもそうだったが、
構想力は優れているものの、
戦闘力やヨセの力にやや心元なさを感じる。

夢は「プロ棋士なってタイトルをとること」らしいが、
ヨセはともかく、こと戦闘力が乏しくてはプロとしてはやっていけないので、
今後はそういう基礎的な部分を、もっと磨く必要があるのではないだろうか?
と、テレビを見ていた時に感じたことを、この公開対局で再確認した。

…弱いアマが何を言っても説得力がないけれど(汗)。

もっとも局面が悪くなってもあまり表情に出ない
ポーカーフェースはプロ向きとも思うし、
(テレビで見ていたときは局面に自信があるのかと錯覚した)
何よりも華ある棋士になれそうな雰囲気があるので
今後の動向に期待したい。

打ち初めを…と狙った指導碁の抽選は残念ながら外れ。
夕焼けの中、目黒川沿いを飛び交う小鳥たちを見ながら家路についた。