i碁BOOKSで「囲碁年鑑2012」を買ってみたよ。
巻頭のグラビアページもカラーで再現されていてまずまず。
碁盤再現機能がついているのが番碁だけというのはやはり不満だけれど、
新人王戦や女流タイトル戦など思ったより局数があるし、
収録棋譜でプロ棋戦は網羅できるので、局数には勿論不満はない。
でもやはり元がB4サイズということで文字が見にくい。
ということで拡大表示して読もうと思ったが、
アレレ?
拡大は出来るけれどシャープにはならず、ボケボケじゃないか。
あまり読みやすくならない。
「極みの一手」を買った時はそのままでも問題なく読めたので気づかなかったが、
つまり盤面再現機能がついている以外は、
ホントにただスキャンしただけというシロモノなのだ。
しかもそのスキャンの解像度が著しく低い。
週刊碁より低い。
盤面図も拡大するとボケボケなのはもっと深刻で、
デフォルトの大きさでは並べることが出来ないので拡大は必須なのに、
よく見えないので並べる気にならない。
これで大半が棋譜再生機能も使えないのだから尚更だ。
尤もこのサイズの本は、私のスキャン機ではスキャンが難しいので、
スキャンされているだけでも価値はあるけれど、
そう自分で自分に言い聞かせないと納得がいかないのが本音。
当面は我慢するけれど、実使用についてあまり考えられていない。
「商品としてはどうよ」という気持ちが拭えない。
日本棋院はちゃんと販売前にしっかりテストチェックしているのかなぁ?!
今後のみならず現在発売分に関しても解像度の改善を強く望む。
勿論、アプリのアップデート(しおり・メモ機能追加)もね。
一応、言えるだけ言っておきます。