対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

猿十番碁第7局「戦前の心構え」

2008-09-02 22:34:15 | 棋譜
テーマ図」のタイトルが第6局になっているが、もう第7局が正解。
訂正しました。

この一局を眺めてみると、
戦前の二人の行動が盤上に現れていて面白い。

hexagobanさんは気合を高めるため碁会所に遠征し、
そこのトーナメントに参加。
苦しい碁を撥ね退けて見事優勝した由。

一方私はというと天気と、アマ本因坊戦を観戦を天秤にかけ、
結局いかないという体たらく。
そして幽玄の間で2桁級のみなさんを、互先ないし向先で
6人ほどいじめるという悪逆非道ぶりである。

私は確かに嫌なやつであっても、
悪人にはなれない小心者なので言い訳をさせて貰うと、
これは別に意地悪をしたくてこうなったわけではなく、
幽玄の間に最初20級で登録してしまった名残なのである。
3年半前の話だ。

この頃はWINGの10級でも思うように勝てなくて、
随分と謙虚だった。
いやむしろ適切な手合いだったのは当時の棋譜が証明してくれる。

そこからプロ棋戦観戦の合間に挑戦された時は大体応じ、
連勝に連勝を重ねて12級にまで上がってきたのである。
自分からは挑戦できないから、手合いや時間は相手の言いなり。
そんな中でよく上がってきたものだと、褒めて欲しいくらいだ(汗)。

そんな心理を踏まえて、第7局の序盤をみていただこう。



黒は
「どんな打ち方をしたって、結局はオイラが勝つのだから」
威勢だけは一人前
一方白は遅れながらも
チャンスは必ず来る!

そんな気持ちが盤上に出ていないだろうか?

(つづく)