さっぽろ物理塾です

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長沼町民会館での「科学の祭典長沼大会」に出展します

2015-09-14 20:43:03 | 理科実験
9月19日(土)、長沼町民会館で今年も まおい科学の杜主宰「科学の祭典長沼大会」が開かれます。
10時から12時までの2時間です。
「まおい科学の杜」から声がかかって「回転流体のふしぎなもよう」の出展をします。
全12ブースでの実験・実習・サイエンスショーです。
長沼町では、教育、中でも理科教育に熱心に取り組んでいる大人たちがいて、毎年このような取り組み
がなされるのは、何とも素敵なことですね。

昨年も、近隣や遠方からの参加者がありました。たまたま長沼町に来ていたので、とのことでしたが、
とても嬉しい思いがしました。

びんに水と油を入れて、ふたにタコ糸をつけて、糸をつまんで回転します。
すると、水の中心部が膨らんで盛り上がるのです。
とても美しい曲線もようになります。
見た目で、意外性が大きいものです。
回転するのに、下の水の中心が油を押し分けて盛り上がるのが観察できます。
上の油の中心はへこむのが観察できます。
いろいろ試してみることができます。

子供には、面白いと感じるおもちゃです。
中学生や高校生は不思議が募ること請け合いです。
年齢が高まるほど、現実のもようを見て不思議に思う人が多いのです。

この現象の仕組みは、粘性力・慣性力(向心力・遠心力)・重力の合力によります。
川の流れ、海流、気流など流体力学の妙味と言えるのでしょう。

びんに入れた二層の液体を回転するこんな「おもちゃ」のような装置を作って
回転してみたり、急に止めたりして、いろいろ試して
どんな模様になるかを観察する
自然界に似たことが起こっているかを考える
自然の現象の仕組みを知る、予測することができるか
なにかに応用できるか

ほかにも面白い実験やサイエンスショーがあります。
9月19日午前、長沼町公民館に遊びがてら来てみませんか。





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