さっぽろ物理塾です

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希望を込めての日記・エッセイです。

自作焙煎器で至福のコーヒー

2011-06-23 10:38:58 | 食・レシピ

先に、焙煎機を作ったこと書きました。晴れた日に庭で焙煎して堪能しています。

コーヒーを焙煎して飲むまでを示します。

A 豆の選別をして焙煎する。

1 コーヒー豆は、収穫して3年くらい寝かせて、大粒でないたものが一番上質と言えます。1回の焙煎は、300gから400gまでの量です。産地と銘柄は、好みですが、それぞれの味わいを楽しむ気持ちがコーヒー好きの心情です。最近のコーヒー豆価格は、安いのからかなり高価のもあって??です。

2 コーヒー豆を新聞紙などに広げて、虫食い、開き過ぎを選別します。虫食いが全くないのは、すでに選別してあるか、殺虫剤農薬が多いことです。

3 焙煎機ドラムは、予め5分くらい熱しておきます。

4 焙煎機ドラムにコーヒー豆を入れて、ハンドルを回転します。のんびりと。

5 20分くらい回転していると、蓋(ふた)から煙が出始めます。ここからが勘です。

6 カセットコンロの火を止めます。焙煎機からドラムをはずします。ドラム内では、焙煎が進んでいます。ドラムの蓋をあけて、豆の様子を見ます。まだと思ったら、もう少し焙煎します。深炒りは、豆の表面に油が浮きます。

7 手早く、ドラムの蓋をあけて、豆を金網ざるにあけます。金網ざるを両手に持って風に当てて、豆の皮を飛ばします。この間も、少し焙煎が進みます。皮をだいぶ飛ばしたら、新聞紙に広げて、豆をさまします。15分くらいさましたら、広口びん又はカンに入れます。

B ブラジル式コーヒーを入れる

1 深炒り豆は、濃くするとうまい味が出ます。一人当たり豆を15gとして、人数分の量のコーヒー豆を挽きます。出来るだけ細かに挽きます。ブラジルでは、パウダー状でした。二人分として、30gの粉を、ポットに入れて、80℃の湯を60ccから80ccの範囲でどっと注ぎます。炒りたての粉は、泡がたくさん出ます。炭酸ガスです。湯を注いで2分後に、ゆっくりかき混ぜます。日にちが経つと、泡の量が減ります。炒ってから、1週間で飲みきるように計画します。好き好きです。5,6人分入れると、濃い味がよりまりやかになるように感じます。

2 3分たったら、別のポットにネルのコーヒー濾(こ)し(なければカリタにペーパーで)で、ゆっくりこします。水分は豆にも浸透するので、注いだ湯の10%は減少します。

3 熱めが好きな人は、少し火に当てます。沸騰してはいけません。この入れ方は、さめても液の透明感が消えません。味も変わりません。海外からの人に喜ばれます。

4 温めておいた小さめのコーヒーカップに砂糖を入れておいて(多すぎない)、そこにコーヒーを注ぎます。砂糖不要の人は入れない(ブラジルやイタリアではけげんな顔をされます)。通状のカップには、少量入れます。失礼ではありません。少し口に含んで味わって、砂糖の量を調節します。慣れると、さめてもおいしさは変わらないことに気づきます。

5 少しずつ、口に含んで味わいます。この何度も口に含んでの味わいが、話の楽しさを長くします。一人のときでも、周りの空気を楽しむ気持ちになります。この少しずつが胃に負担をかけやすい人には、苦にならないものです。ブラジルやイタリアでは、20ccくらいの濃いコーヒーで、1時間以上もお仲間で楽しんでいるのをあちこちで見ました。日本でも、忙しいから、せめて30分でも、こんなコーヒーや紅茶やお茶の時間を持つことは何事にもいいこと、大切なことですね。

6 後片付けもお忘れなきよう。

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