大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

教会巡り 第一回 その3

2011年10月24日 | 教会巡り/島歩き
「米山教会」は白い小さな造りで、定礎は77年6月。
灯台から一時間近くかかった。
アイスキャンディーみたいな塔の先に十字架。

次の「仲知教会」も一時間歩いてる。
ここは赤茶色のレンガ造りで定礎は78年、さっきのよりも大きい。
信者の数によって広さが決まるから、教会の大きさで集落の規模が分かる。

なにせ建築費の全てを信者の浄財で賄って造られた教会ばかりなんだから、
信仰の深さが解るだろう。

そして気付くのはその集落が大きなへつり道とも言える
バス道路の上下に散らばっている事だ。

斜面に張り付いていると言った方がぴったりだが、
畑作のみで生きていくのは大変だったろう。

集落に必ずある港は海上交通には欠かせ無いし、
小さな船を操って生活の糧の魚介類を採取したんだ。

三番目は「赤波江教会」。
ここは歩く途中に斜面の中腹に朱色の屋根で目立っていた。

珍しく車が止まって、趣味で歩いてるのかと聞いてきた。
ナンバーが滋賀のだったから観光だろうか?

ここは枝道の先にあるからピストンしなければならない。
途中にイノシンのでかい掘り返しがあった。

こじんまりした造りだったが、とんがり帽子みたいな朱色の塔の先端に十字架だ。


米山教会写真


    


  


仲知教会写真

    


赤波江教会写真

   
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教会巡り 第一回 その2

2011年10月24日 | 教会巡り/島歩き
榎津港を過ぎたら右手に有川湾が広がり、
朝陽の白い帯が水面で輝いている。

左手に「丸尾教会」が出てきたが小じんまりしてた。

「青砂ヶ浦教会」からの道は曲がりくねった上に
細いときてるから車の離合も大変。
バスが走る時間帯は絶対に避けよう。
乗用車はほとんど軽だから余裕がある。

それから歩く教会の道標を次々に見て
終点の津和崎だったが最後まで貸し切り。
灯台まで緩やかな坂を上り、藪椿が多くなってすぐに入り口に着いた。

薄暗い樹林の坂を僅かで可愛い灯台だった。



すぐ右手には無人島になった野崎島、正面には宇久島、
左手には小値賀島が揃い、右手奥に霞んでいるが案外近くに平戸島が浮かんでる。
こんなに近いんだから船を使えばほんの隣町の感覚だろう。
松浦水軍の根拠地の一つだったわけだ。

 
左小値賀島右宇久島 近いのが良く分る

この「津和崎灯台」は無人だが目の前が流れの速い瀬戸だし、
結構重要な存在らしい。
この下の駐車場にトイレもあるらしいし、
灯台の両サイドがテントにもってこいの芝地だからここに寝る手もありだ。

  
地図の字が剥げ剥げだ

周りは藪椿だらけで「椿公園」になっていたが花の時期は凄かろう。

海と島を前に食べて「米山教会」へ向かった。

歩く途中に出てきたトビウオのマンホールの蓋。
頭には島の花・椿を載せている。

 

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教会巡り 第一回 その1

2011年10月23日 | 教会巡り/島歩き
いやあ、疲れたなあ。

予定していた「青砂ヶ浦教会」までは遠く及ばず、
二つ手前の「大水教会」でタイムアップ。

しかし、海岸線や遠く島影、白く照り返す水面を見たり
予想通りの楽しい歩きで大満足!

今日残した「曽根教会」と「青砂ヶ浦教会」は次回やることにしよう。
ここの歩きが道が狭くてカーブが多いという最悪のコースだ。

今日は5時前に起きて弁当を作り歩きだしたが、
家の中が真っ暗でヘッドランプを使う有り様。
外はうっすらと明るくランプ無しで歩けた。
6時過ぎはまだ明るく無い。

バスには余裕で間に合ったが乗客は当然俺一人。

しかし終点の津和崎まで誰も乗って来ないのはなあ。
帰りも俺一人だったんだから呆れた。
これじゃあバス会社もあがったりだ。

本線から外れてピストンさせられたのが
「赤波江教会」と「大水教会」の二つだったが
後者が往復50分近くかかり完全にバテてしまった。

おまけにバスが4時前のを逃すと6時台に一本しかなく、
来たのにあわてて飛び乗った。

脚は膝は何ともなかったが脛や足首、太ももなどが痛くなったりした。
しかし大した事はなく、何とか歩き通した。
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島歩きの決め事

2011年10月22日 | 教会巡り/島歩き
明日から歩くんだが、一応ルールを決めておこう。

29の教会を訪れて写真を撮るわけだが、当然歩きだがバスを使っても可は以下。

スタート地点迄と途中中断した地点迄、それと歩き終えてからの帰り。

教会に関係無い枝葉の道は割愛可とする。

例えば明日の初日は青方から津和崎までバスで行って、
北へ1.5キロにある「津和崎灯台」を見てから南下。

青砂ヶ浦教会迄が目標だがどうなるか。
車道のロングウォークはあの前鬼からの3時間あまりが最長だからよく分からん。

車道は膝に優しくないから案外疲れて距離を稼げない可能性もある。

様子見という点でも明日の日帰り歩きは正解だろう。

スタートが8時15分だから、目一杯歩けば10時間は行動できるが無理だろう。

ロングウォークでは30キロなんて軽過ぎるみたいだが、全くの初心者だもんなあ。

せいぜい車に気を付けて歩かないとなあ。
歩行者なんているわけ無いと思って転がしてるから、カーブが危ない。

帰りをヒッチハイクできれば最高だが期待できないなあ。
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カダフィが死んだ!

2011年10月21日 | 政治・経済・社会
驚いた、まだ逃げ出してなかったんだ。
ということはまだドンパチやってたのか?

しかし、これで本当にリビア国民が幸せに成れるかどうかは分からない。

あのイラクの例もあるが国民がまとまる事ができるかどうかだなあ。

しかし、フセインもそうだが生まれ故郷で捕まるのが何ともなあ。

帰巣本能みたいなものだろうか、よく解らんなあ。

「故郷に錦を飾る」心理は理解できるが、死ぬなら故郷でというのはなあ。

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空から甲斐駒バッチリ

2011年10月20日 | 南アルプス
今日の飛行機から南アルプスが見えたと書いたが、山の同定が難しい。

いつもは下からか稜線からの姿しか見てないからなあ。

上からだと平板な景色だからなかなかはっきり分からない。

おまけに双眼鏡は預けたザックの中だし、
座席も真ん中でオバン二人に挟まれている。

幸いデジカメがウェストポーチに入っていたから、
窓際のオバサンが寝てるのを幸いに撮りまくった。
それを再生してズームしてみたら、あの甲斐駒ヶ岳が
白っぽく目立ち、一発で同定できた。

これが分かれば後は楽。
しかし、やっぱり空の上からの景色はイマイチだよなあ。

唯一まあまあなのはあの富士だ。
こいつは独立峰で際立ってるからクッキリ見える。

今日は山を見るなんて全く頭に無くて、飛び立って15分位してから
窓に山が広がったのに気付いた。

羽田から西に飛ぶ時は、大概が聖岳の上を飛ぶから、
双眼鏡を持って窓際の席に陣取る事。

当然右側で翼のかからない、前方か後方の座席だ。

当日なんてとても無理だから、予約の時に座席指定する一手。

それでもなかなか取れないが。

これから先、雪が付くと綺麗だからトライすべし。

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石垣山一夜城跡から入生田へ

2011年10月17日 | 近場の山
T氏宅からの帰りに歩いてみた。

いつもの弘法山や渋沢丘陵も考えたが
何しろ初めてなんだからこっちの方が面白いに決まってる。

しかし伊豆急ではそんなでもなかったが、熱海に着いて仰天。
何と人だらけでホームが溢れ返っているぜ。
今日は月曜日なんだが、まるで日曜日みたいな人の数だ。
殆どが中高年、老年の連中でこりゃあ、この年齢層をターゲットに
しないとこの先生き残れないだろうなあ。

さて早川で降りて歩き出したが、先ず左に進み魚屋の先の
でかい道路標識のちょっと先を左に折れ、下の標識に沿って歩けばいい。

  

高度が上がるに連れて相模湾や小田原の街が広がってくるが、
なかなかいい風景だぞ。
その内ミカン畑が左右に広がりだしたが、立派な石垣が積まれた畑に
小振りなのや大振りなのがたわわに実っている。
しかしなかなか経営的には難しそうで、下のような張り紙があった。
その張り紙のすぐ先にミカン栽培を止めて雑木林になった所があった。

   

道なりに登って大きな車道とクロスするがそのまま上に登る。
石垣に張ってある標識だと車道を左に歩くようになっているが、
かまわず直進すること。
そのまま登って行くと又車道にぶつかるが、今度は車道を左に
歩けば少しで一夜城跡に着く。
この城跡は小振りだが、天守台跡、本丸跡、二の丸跡、曲輪跡などが
あって本格の城だったことが分る。
「一夜城」とは秀吉の力を大きく見せるための作り話なんだろう。
下は本丸跡からの天守台跡、二の丸跡から本丸の石垣、奥に大山。

  

入生田への道は立派な車道の脇を歩くようになっていたが、
降りる途中で出合った車はたったの3台だった。
大きな道路を陸橋で越えて駅に着き、汗を流しにいつもの
塔の沢の「上湯」へ向かった。
しかし月曜というのに湯本の駅も熱海駅と同じで中高年で
溢れていた。

「上湯」は俺一人で洗い場に寝て寛ぐ。
しかしこんな客の入りでは経営的に苦しいとの事で金曜日が
休日になっていた。
500円で加熱はしているが、掛け流しのいい湯なのに
何で客が増えないのか不思議だなあ。
湯坂道などのハイキングの後で一度入ってみて下され。
きっと気に入って病み付きになるから。

場所は湯本から10分程度歩くか、塔ノ沢駅で降りて下る。
一の湯前の環翠楼の先にあるのでわかるだろう。
車道の上を歩くので車に充分注意する事。


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くろがね小屋のこと

2011年10月15日 | 東北
なんかちょっとなあという点があったから書いてみよう。

まず予約の受け方がおかしい。
定員をオーバーしたので廊下に寝て貰うかもとは何だ?
もうお客はいらないからかな?俺は平気だからそのまま予約したが、
尻込みして止めてもらいたかったんだろうか?

受付の時に廊下に寝なくていいのかと突っ込みを入れたが。
着いて案内された部屋は上下二段で各六人の定員。
敷き布団五枚に各自二枚の毛布だ。
詰めれば八人は楽勝だから、廊下なんて寝せる必要も無い。

それからあのカレーなあ。
らっきょうと福神漬けだけではなあ。
せめて味噌汁位付けてもらいたい。よろしく。

風呂は温泉で流しっぱなしなんだから、掃除以外は常時使用可にすべし。
夜は8時半まで、朝は使用禁止なんてお湯が勿体無い。

それから靴を部屋の壁下に収納するようにしていたが、
靴洗い場にその旨書いておくべし。
部屋に置くのは間違いも起きにくいだろうから賛成。

鈴を鳴らすのがいてイラつく。
受け付ける際に鈴は外せというべし。

最後にトイレ問題。
これは普通に水を流して欲しい。
行けば分かるのでこれ以上書きたくない。

まあ、こんなところかな。
皆九時前には寝て、大声で話す奴もいなくて良かった。
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安達太良紅葉一泊二日の旅  その2

2011年10月15日 | 東北
二日目は雲が多くて日射しが少ない。
写真には条件が悪いが時間がたてば案外いい天気かも。
箕輪山や鬼面山では晴れることを祈ろう。

朝飯は温泉卵、海苔、花豆、納豆、刻み肉の煮込み?、
味噌汁、たくあん、梅干と充実してる。

飯をお代わりして腹を満たし、朝の儀式を済ませて朝風呂。
昨夜入浴は8時半迄で朝は駄目とかいうから、
てっきりお湯を抜くのかと思っていたら湯は溢れていたんだ。
それじゃあ入っても問題ないから使った。
なんかよく分からん対応だ。

峰の辻まではそんなに急な斜度ではないが体調は不良。
呼吸器は今朝も咳が出て調子悪い。
まあ、しかしゆっくりでも歩けるから良かろう。
途中で隣に寝たYAMATAKE氏に追いつかれたが、
彼は見晴台をピストンしてから塩沢温泉へ降りるらしい。


見上げる鉄山と紅葉

歩きながら見上げる鉄山の岩と下部の圧倒的なボリュームの
紅葉が素晴らしい。
峰の辻からはわずかに降りてから登って行くが、左に牛の背に似た
こんもりした出っ張りがある。
これが牛の背と思っていたが違うらしい。

頂上はちょっとした岩場で八紘一宇の石碑があった。
見回すとなかなかの眺望だ。南には全山色づいた和尚山がデンと
座っているし、それから大きく右に目をやると磐梯山が
船明神山の上に案外と低く見えている。
北にはこれから歩くルートの先に鉄山が結構でかい。

 
石碑と磐梯山


全山真赤の和尚山


鉄山の岩場と紅葉

歩く途中で見下ろした沼ノ平は「泥の平」でそれも水蒸気が
上がってないから変な感じだ。
夏歩いた十勝岳はあちこちから白い蒸気が上がっていて元気の
いい山だったが、ここは死んだ山だなあ。


沼ノ平

右手を見下ろすと紅葉に包まれたくろがね小屋が見えている。後ろからの
4人組は俺より高齢みたいだが結構いいペースで歩いている。



紅葉の中にくろがね小屋

鉄山の避難小屋はガッシリして良かったがとにかくトイレ無しが
マイナスだ。行政は「泊るなんて考えてませんよ、あくまで緊急
避難用ですから。トイレなど作る必要ないですもん」というだろう。
ここで一緒になった4人組に聞いたらあの石巻からだった。
家にいると沈むから登りに来たと言う女性の言葉に何も出ない。
毎年安達太良には来ているらしいが今年は特別だろう。
野地まで歩くといったら「紅葉が綺麗だよ、いいねえ」と言ってくれた。

 
鉄山(てつざん)避難小屋の外観と内部

それから箕輪山近くになってやっと笹平の分岐だった。
ここから僧悟台への道は慣れた先達と一緒じゃないと危険と
書いた看板があった。
道もか細くて殆ど歩いていないらしい。

箕輪山の南面の紅葉が余り印象に無いのはよく分らん。
結構疲れて辿り着いてやっと女房にメールで野地温泉への
下山を報せた。圏外が多くて電池残量が僅かだった為
電源を切っていたんだ。


磐梯山遠望

さてしかし、ここからの下山が地獄だったんだぜ。
粘土質のツルツルの道で大きく、深く抉れているは
刈り払った笹が埋めているはで歩き辛い事甚だしい。
景色を眺めるなんて余裕があるわけも無く、ただひたすら
滑らないように気を付けて降りるだけだった。
しかしそれでも転倒1回、プチ転倒2回だもんなあ、
マジで参ったぜ。

 

抉れと笹の悪路!

見晴らしの良い所から見た鬼面山は小さいが赤く染まって
それなりに綺麗だし、奥に吾妻連峰が見えているから絵にはなる。
それにしても笹と穴だらけの道は鬼面山下部まで続いていたが
これほどのは経験無かったぜ。その代わり途中で出てきたミネカエデの
真赤な色には参ったね。こんな楽しみも無けりゃあなあ。


旬の赤だ


鬼面山と吾妻連峰


箕輪山北面下部の紅葉 あの悪夢の道が見えている


鬼面山への登り途中でオバン二人が道に寝ていて
「早くどけよ、歩けないじゃないか!」と言ったが
済みませんの一言も無いんだから呆れた。

頂上からは結構綺麗な景色なんだが人工物が入るのが
気に食わない。
ここで埼玉の鴻巣からのご夫婦と一緒になり、車で駅まで
送ってもらう事になった。
それで一緒にブナの多い「ブナっこ道」というので新野地へ
降りたが、黄葉が綺麗で少し得した気分だった。
お二人は車であちこち行かれる由で、昨夜の宿でこの山を
教えてもらいやって来たとの事。
俺が登山人生の中でNO.3の紅葉だったといったら
えらく喜んでくれたのには恐縮した。


黄葉と鴻巣御夫妻


しかし呆け呆けの俺は二本松の駅で車から降りてストックを
忘れたと勘違いして、慌てて追いかけ停まって貰ったが
ザックに刺してあるのに気付いてそのまま行ってもらったんだ。
ドタバタしてどうも済みませんでした。
何だかこういうのが多くなったよなあ。

おかげで6時過ぎに帰宅できたが、やっと紅葉を楽しめたし
最高の秋山だった。








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安達太良紅葉一泊二日の旅 その1

2011年10月14日 | 東北
いやあ、降り立った駅から安達太良の紅葉がはっきり分り
期待が高まる。
駅舎は建て替えたばかりみたいで綺麗だぞ。
二本松は菊人形で有名だがこの15日かららしい。


駅舎

バスの時間まで50分もあったから近くのベンチで
コンビニで買った鍋焼きウドンを煮て食った。
バスに乗り込んだのは俺とあと一人のオジンだけだった。
塩沢温泉から歩くのはあまりいないらしい。
やはり岳温泉からが主流らしいが、静かな方がいい。

終点のバス停から少し戻って登山口だったが、少しの間
スキー場の中だ。


登山口

暫らく歩いたら下のようなプレートのある木を過ぎたが
金剛清水の水場は分らなかった。
何だかこの手前に出てきた小沢がそうだったらしい。


ウダイカンバ

その後に出てきた落石地帯が恐怖で足早に過ぎた。
しかしマジで恐ろしい場所で下のような畳くらいの
巨大な石が最近落ちたらしいし、他にもあちこちにある。


奥に畳大の落石(この上を歩くんだぞ!)

こんな場所のあるコースは俺なら廃道にするがなあ。
いつ落ちてくるかも分らないんだから危険極まりないだろう。
僧悟台から笹平の尾根道を使えばと思うがこのルートは
自然保護のために草刈していないらしい。
よく分らん行政だが、落石で死んだりしたらどうするんだ?
いままで事故って無いのはたまたま運が良かっただけだぜ。

その後三階滝を廻って屏風岩までいったが、あまり歩かれて無いし
それ程の滝でもなかった。
まあ滝を見ないで直接屏風岩まで歩いた方が良かろう。


三階滝

屏風岩はそれほど大きな岩場ではなかったが見下ろした
相恋の滝の姿が良かった。
おまけにちょっとしたテント場があったぜ。


テント場?


相恋の滝

その後に出てきた八幡滝は大したこと無かった。
昔はこの滝から僧悟台に出る沢沿いの道があったらしいが
今は立ち入らないようにしていた。


八幡滝


警告板

まあこんなのを見たら沢屋でもないと足を踏み入れないわなあ。
その後は天狗岩や荒龍岩などを経て沢の渡渉が次々に
出てくるようになる。


天狗岩

この渡渉は全て靴を濡らさずに渡れる。ちょっと無理だなあと
思ったらちょっと上流に渡れる所があるから良く見るべし。
橋というのは全部で5つか6つあったみたいだったが渡渉は
もっとあったと思う。

 

 

  



その後ちょっとでくろがね小屋に着くがそのトラバース道に
飛び出た途端に紅葉の襲来だ。
いやあそのボリュームには感動したね。


凄い!

道々図のような物があったが、頂上までのじゃなくてくろがね小屋までの
物だったとはなあ。
途中でどうもそんな気がしたがちょっと変だろうが、普通は頂上までと思うぜ。


変な看板


くろがね小屋

出てきた小屋は結構しゃれた外観で、風呂も小さいがあの八幡平の
大深温泉と同じ硫黄泉の湯の華一杯の湯で良かった。
食事は朝が結構充実していたが、評判のカレーは俺にはちと甘すぎた。
おまけに本当にカレーだけでラッキョウと福神漬けだったのには
驚いたぜ。今時カレーオンリーとはなあ。
盛りも少なめで今時の客は余り食べないのかなあ。
おかわり自由だからどうってことないんだが。
この小屋については別に書く事にしよう。
色々と突っ込みたいところがあったから。


充実の朝食


イマイチのカレーライス

部屋で寛いでいると鈴を鳴らしたお客が来たので外してくれと
即クレーム。この人がブログをやっていてお互いに教えあった。
下りを塩沢ルートにするとの事だったから渡渉の注意点を教えた。
昔やっていたらしいが去年から再開したらしく、ブログも
一年位やっている由。
YAMATAKE氏というらしいがブログは下記だ。

http://yama200.blog110.fc2.com/

彼は野地温泉から歩いたとの事で鬼面山や箕輪山の紅葉が
良かったらしく、明日は頂上を踏んでから縦走して野地温泉へ
下山する事にした。

初日のくろがね小屋までで一応終わって二日目は次に書こう。
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満艦飾の紅葉!安達太良は凄かった

2011年10月13日 | 東北
いやあ、凄すぎだろうという位の紅葉だったぜ。
12日から13日の一泊二日で行ってきた。

今までのNo.3に入れておくが、総合的な物で
紅葉その物ならNo.1と言ってもいいかも知れない。
初日は塩沢登山口からくろがね小屋までだが、沢沿いの
紅葉はまだ早くていい絵は撮れなかった。

しかしくろがね小屋近くの道に飛び出た途端に物凄い
ボリュームの紅葉が攻めかかってきたんだ。
下がその紅葉だ!



うーん、何というボリュームなんだ。
とりあえず現状の紅葉の状況はくろがね小屋下まで
真っ盛りだが湯川沿いはまだまだだった。

箕輪山、鬼面山や和尚山は全山色付いている。
残念ながら明日から天気が崩れるのがおしいなあ。
詳細は明日アップしよう。
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大ポカで安達太良は明日に延期

2011年10月11日 | 東北

いやあ、ヤバかった。

危うくバッテリー無しのデジカメを持って行くところだった。

電車に乗って厭な感じがしてウェストバッグの
カメラを調べたら、なんとバッテリーが無い!!

そうか、充電中だったんだ。トホホだぜ。
昔、月山の時はSDカードを入れ忘れたし、よくやるよなあ。

安達太良の紅葉を携帯ではなあ、仕方が無いから明日に延期にして戻った。

戻った駅でダメもとで駅員に事情を話してみたら払い戻してくれたぜ。
いやあ助かったなあ。新宿までの乗車券をそのまま使って
降りなきゃ駄目だと思ってたんだ。

しかし案外延期が良いかも。
天気が今日は曇りだし、下手するとにわか雨とか言っていた。
明日と明後日は「晴れ時々曇り」だからいい写真が撮れる。
登りでの紅葉と屏風岩や滝とのコラボを撮りたいから
陽射しのある青空の方がいいに決まってる。

それにしても予約変更の電話で廊下に寝てもらうかもと
言われたのには呆れた。
定員42人に45人だぜ、なんで廊下なんだ?
よく分らんがよっぽど良心的なんかなあ。
まあ廊下の方が鼾など気にならなくて却っていいんでないか?
北アルプスなんかでは定員100に400なんてあるのになあ。
どうしてもフトン一枚に一人で寝かせたいんだろう。

それとこの小屋は温泉の楽しみがあるのがいいよなあ。
なにせ源泉から一番近い宿なんだから。

食事はカレーが定番とかいっていたが、レトルトじゃなかろうから
まあまあ旨いだろう。
確かどっかでここのカレーは旨いんだとか言ってるのを聞いた様な気がする。
ネットでみたら牛筋や野菜をトロトロに煮込んだ絶品カレーと書いてるぜ。
こりゃあ、楽しみだわい。

おまけにここで売ってる桃ジュースがメチャ旨らしい。
家への土産は本当に旨かったらこれにしよう、ちょっと重いが。

しかしマジでとんでもない目に遭うところだったぜ。

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連休の山の遊び方

2011年10月10日 | 山技術
いやあ凄かったみたいだぞ、混みようが。

あの涸沢がさ。

8日の初日にはテント場に1,000張りも立ったらしい。
恐ろしいなあ、いくらだだっ広いカールだとしてもさ。
ちょっと想像できないぜ。

そんな混みようだったらトイレは大変だったろうよ。
最低1,500人はいるぜ、1,000張りなら。
物凄い行列だったろうなあ、5時から6時は。

こんな時は前夜か夜中に済ませておくべきだ。
俺は混み混みの時は大体夜に済ませることにしている。
並ぶのは食い物屋でさえ厭なんだからトイレなんて問題外!

有名な山や手軽な山は混み混みに決まっているから、
マイナーな山や近くの公園の散歩で体を動かして、次ぎの
山の計画を練るのが一番だ。

娘と行ったお坊山などは先行したのが若者1名と犬連れの
中年夫婦の一組だけで、クロスしたのはたったの二人だったぜ。
東峰からの下りでは当然誰とも行き会わず静かな山だったし、
高尾で降りて入った居酒屋(名前はA食堂だが)も山屋が一組も
いなくてゆっくりできた。
入ったのが6時過ぎだったからだが、静かに飲むにはこれ位
遅らせればいいんだと分った。

この朝大人気だった大菩薩も途中の石丸峠入り口で降りて
稜線に上がり、南下して湯ノ沢峠への歩きなら超静かな山だ。
これをまともに上日川峠まで乗って、大菩薩嶺に登ったりしたら
地獄の人の坩堝に飲み込まれるんだ。

今日は隣町まで歩いて温水プールにでも行ってみよう。
ここなら空いているだろうし、大きな風呂にゆったり入って
400円なんだから最高だ。

天気も良くなったし、お昼を食べてから歩き出そうか。



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涸沢は止めて安達太良へ

2011年10月09日 | 東北
この週末から涸沢へ出かける予定だったが、紅葉の状態が
悪いのと、安達太良が見頃みたいなのでそっちに廻る事にした。
天気予報を参考に11日から12日の一泊二日。

ネットで見た涸沢の状態は色がくすんでいてパッとしない。
最近のレポを見たらイマイチの色らしいからわざわざ行く価値も無い。

安達太良の方はどうもやり難いが、この際くろがね小屋に寝て
俺にとっては破格の費用を掛ける事にした。
まあ、一泊二食で6,150円なんだから安い方だろう。
丹沢でさえ6,000円は取るんだから、山小屋も高くなったなあ。
北アルプスの小屋はそろそろ1万円になりそうだぞ。

交通も新幹線を使わなくてはならないからもうたいへんな出費。
一山で25,000円は掛かりそうでこれで紅葉がイマイチだったら
目も当てられないぜ。

二本松駅入口からバスで塩沢温泉で降り、湯川の渓谷沿いに歩いて小屋へ。
沢沿いだから滝と紅葉のコラボがまだ早そうだが楽しめるだろう。
二日目に山頂を踏んで箕輪山手前まで歩いて塩沢温泉に降りる予定。
鉄山を越えて野地温泉で汗を流して帰るのも考えたが遅くなるし、
バス代も電車代も余分に掛かるから止めにした。

それにしても一泊二日の山でのこの費用は今までで最高だ。
新幹線を使わなくちゃあ駄目というのがきついよなあ。
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娘とお坊山 10月8日

2011年10月09日 | 中央線沿線
一緒に行く予定だった娘の友人は体調不良で不参加になり、
結局親子水入らずの歩き。

結構な量の食料を背負って来ていたから、朝飯にいつものドカ弁を半分平らげた。
しかし水を500CCしか持ってきてない!
そんなこともと考えて、余分に背負って正解だったぜ。
なにせラーメンを食いたいと言うんだから、それだけで500CC無くなる。
ラーメンの欠点はこの水の大量消費だなあ。
昔中アの縦走でラーメンを食ったばかりに水切れになり苦しんだ。

さて今朝は甲斐大和駅発の大菩薩行きのバスは大繁盛だった。
ホームに降りたらやたら走るオジン、オバンがいるのですぐにピンと来た。
見晴らしのいい大菩薩は超人気だが、しかし残念ながら今日は予想に反して
天気は良くなかったんだ。

登りだしたらさすがに若いだけに軽やかに登って行くぜ。
まあ30以上も若いんだから当然といえば当然。
大鹿峠で小休止して一頑張りして上で昼食とした。


お坊山への登り(ほんのり色づいている)

大鹿峠までは結構脚が重くて駄目だったが、不思議とお坊山への登りは
楽だった。
道脇にピンクのアザミの小型版みたいな花が出てきたが案外可愛い。
帰って調べたらタカオヒゴタイだった。
散り残りのトリカブトも三株出てきたがさすがに色がぼやけている。


可愛いタカオヒゴタイ

登り着いた西峰からの眺望は残念ながら何も無しという運の無さ。
仕方がないからさっさと東峰に移って待望のお昼だ。
娘の持参した「利尻ラーメン」とかを炊いたがあまり旨くなさそう。

下山開始したら殆ど歩かれて無さそうで、以前よりも道が分り辛い。
まあ巻き道を使わずに尾根を直に降りればどうってことも無いんだが。
しかしここの魅力はこの巻き道のノンビリ歩きだもんなあ。
そのうち道形は殆ど無くなるだろう。


ヌタ場

途中に出てくるヌタ場には真新しいイノシシの足跡がクッキリあった。
入道山からすぐで台風の強風による倒木だらけの場所に出た。
山火事でやられた上にあの強風じゃなあ。まばらになったらまともに
風を受けるから耐えられないよなあ。


倒木だらけ

しかしいつもの事だが最後の方の急な下りには苦労するなあ。
特に高速が見えてからの急下降は苦労するが、最後の10分くらいは
もう勘弁といった道だ。
娘も緊張の連続だったみたいで降り着いてから不平の連続。

「信じられ無い、こんな道歩かせるなんて!」
「友達連れてこなくて良かったわ」
「死ぬかと思った、あーあ怖かった」
「もうこんな道二度と歩かない」

いやあ、ごもっともです。
しかし無事降りて良かったなあ。
逆行の場合は入り口が殆ど藪状態だしちょっとやり辛いだろう。
というかこの道は行政としては無くしたいらしい。

笹一に寄ったが何も無く、高尾で降りて近くの食堂で飲んで帰った。
6時過ぎてたから空いていてゆっくりできた。
さすがに山屋達もこの時間にはいないからなあ。
コメント
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