大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

安達太良紅葉一泊二日の旅 その1

2011年10月14日 | 東北
いやあ、降り立った駅から安達太良の紅葉がはっきり分り
期待が高まる。
駅舎は建て替えたばかりみたいで綺麗だぞ。
二本松は菊人形で有名だがこの15日かららしい。


駅舎

バスの時間まで50分もあったから近くのベンチで
コンビニで買った鍋焼きウドンを煮て食った。
バスに乗り込んだのは俺とあと一人のオジンだけだった。
塩沢温泉から歩くのはあまりいないらしい。
やはり岳温泉からが主流らしいが、静かな方がいい。

終点のバス停から少し戻って登山口だったが、少しの間
スキー場の中だ。


登山口

暫らく歩いたら下のようなプレートのある木を過ぎたが
金剛清水の水場は分らなかった。
何だかこの手前に出てきた小沢がそうだったらしい。


ウダイカンバ

その後に出てきた落石地帯が恐怖で足早に過ぎた。
しかしマジで恐ろしい場所で下のような畳くらいの
巨大な石が最近落ちたらしいし、他にもあちこちにある。


奥に畳大の落石(この上を歩くんだぞ!)

こんな場所のあるコースは俺なら廃道にするがなあ。
いつ落ちてくるかも分らないんだから危険極まりないだろう。
僧悟台から笹平の尾根道を使えばと思うがこのルートは
自然保護のために草刈していないらしい。
よく分らん行政だが、落石で死んだりしたらどうするんだ?
いままで事故って無いのはたまたま運が良かっただけだぜ。

その後三階滝を廻って屏風岩までいったが、あまり歩かれて無いし
それ程の滝でもなかった。
まあ滝を見ないで直接屏風岩まで歩いた方が良かろう。


三階滝

屏風岩はそれほど大きな岩場ではなかったが見下ろした
相恋の滝の姿が良かった。
おまけにちょっとしたテント場があったぜ。


テント場?


相恋の滝

その後に出てきた八幡滝は大したこと無かった。
昔はこの滝から僧悟台に出る沢沿いの道があったらしいが
今は立ち入らないようにしていた。


八幡滝


警告板

まあこんなのを見たら沢屋でもないと足を踏み入れないわなあ。
その後は天狗岩や荒龍岩などを経て沢の渡渉が次々に
出てくるようになる。


天狗岩

この渡渉は全て靴を濡らさずに渡れる。ちょっと無理だなあと
思ったらちょっと上流に渡れる所があるから良く見るべし。
橋というのは全部で5つか6つあったみたいだったが渡渉は
もっとあったと思う。

 

 

  



その後ちょっとでくろがね小屋に着くがそのトラバース道に
飛び出た途端に紅葉の襲来だ。
いやあそのボリュームには感動したね。


凄い!

道々図のような物があったが、頂上までのじゃなくてくろがね小屋までの
物だったとはなあ。
途中でどうもそんな気がしたがちょっと変だろうが、普通は頂上までと思うぜ。


変な看板


くろがね小屋

出てきた小屋は結構しゃれた外観で、風呂も小さいがあの八幡平の
大深温泉と同じ硫黄泉の湯の華一杯の湯で良かった。
食事は朝が結構充実していたが、評判のカレーは俺にはちと甘すぎた。
おまけに本当にカレーだけでラッキョウと福神漬けだったのには
驚いたぜ。今時カレーオンリーとはなあ。
盛りも少なめで今時の客は余り食べないのかなあ。
おかわり自由だからどうってことないんだが。
この小屋については別に書く事にしよう。
色々と突っ込みたいところがあったから。


充実の朝食


イマイチのカレーライス

部屋で寛いでいると鈴を鳴らしたお客が来たので外してくれと
即クレーム。この人がブログをやっていてお互いに教えあった。
下りを塩沢ルートにするとの事だったから渡渉の注意点を教えた。
昔やっていたらしいが去年から再開したらしく、ブログも
一年位やっている由。
YAMATAKE氏というらしいがブログは下記だ。

http://yama200.blog110.fc2.com/

彼は野地温泉から歩いたとの事で鬼面山や箕輪山の紅葉が
良かったらしく、明日は頂上を踏んでから縦走して野地温泉へ
下山する事にした。

初日のくろがね小屋までで一応終わって二日目は次に書こう。
コメント
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