大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

山は計画立案が一番楽しい!

2011年02月02日 | 山計画
何事もああだ、こうだと計画を練る時が一番面白い。

山もそうなんだが、人の計画にしか乗らないのが多いのが不思議だ。
何せ何の危険も無いし、辛いことも無い。
おまけに当然だが金もかからない。
こんな面白いことをなんでやらないんだろうか?

ほとんどが単独なんだから、やり始めから自分で計画して来た。
大体がアバウトなくせに、山だけは案外と細かいところまで決めている。
一番大事なのは予算を立てて、毎月目標額を積み立てることだなあ。
なにせ乏しい小遣いの中から捻出せねばならないんだから、現役の頃とは
雲泥の厳しさなんだ。

今年は夏山の南アルプスと北アルプス遠征がハイライトだ。
北海道に行かないから少しは予算が少なくて済むが、営業小屋を使えば
それなりの額になる。
一泊二食などにしたら北なら9,000円は最低必要だし、南でも8,000円は
かかるだろう。
物価が上がらないのに、山の小屋代だけは右肩上がりなんだから堪らんよなあ。
おまけにピーク時は超のつく混雑振りなのに安くならないのが下界とまったく
同じというのが理不尽だぜ。
しかし下界は一つ布団に4人詰め込んだりしないんだぞ。
せめて1,000円値引きしますとか言えないもんかよ!!!

とまあ実現する可能性が皆無に近い望みは捨てて、何とか安くする手を考えよう。
当然一泊二食は無理だし、素泊まりもメチャ高いのでパス。
北などは6,000円などとふざけた値段だが、箱根の普通の温泉旅館で二食付き
5,000円(期間限定の特別料金だが)で泊れるところがあるんだぞ!

今考えているのはちと辛いんだが、テントで寝て食事を小屋で食べさせてもらうという
方法だ。
これの利点は何泊になろうが担ぐ荷物の重さが前もって分るという点だ。
春先からこの重量を背負って歩く訓練を重ねていけばいい。
それと一人静かに寝られるというのが最高だ。
他人のいびきやら歯軋り、どうでもいい自慢話も聞かずに済む。
真夏なら1.5KGのテントと寝袋・下着で3KG以内に納まるだろう。
水も行動中のだけを持てばいいから、上手くいけば9KG程度で済むかもしれない。

食事をしっかりしたのにしないと、長丁場の歩きには耐えられない。
レトルトやらフリーズドライではどうしてもボリューム不足でシャリバテしてしまう。
重要ポイントの朝食をしっかりしたのにしないと駄目なんだ。
今までこれを怠ったばっかりに随分と辛い歩きをしてきたんだ。
朝と夕の二食で3,000円で大丈夫だろう。

これを基本に具体的な計画を立てることにしよう。






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