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ブログ「安心院の里」

退職後は、国内・海外旅行、スポーツクラブ、家庭菜園、登山など自由気ままに我が人生謳歌中です!(健康で元気なうちに・・・)

山仲間の登山/南アルプス深南部を大縦走(遠山郷前泊)

2015年09月06日 12時32分20秒 | 山の会
2015年9月2日(水)曇り一時雨
■南アルプス(赤石山脈)は、長野・山梨・静岡の三県にまたがり、南北120キロの間に14もの3000メートル超級の峰がそびえる日本一の山脈です。山懐が深いためになかなか登山客を寄せつけず、今日まで静かで雄大な自然を保ってきた日本でも最後に残された秘境の一つです。
秋雨前線が停滞して、ぐずつく天候の中、易老度を拠点に光岳から聖岳へと山小屋2泊の縦走登山にアタックしてきました。■参加者はシニア6人衆(74歳~66歳)、昨年北海道「幌尻岳」を踏破したメンバーです。Tリーダー所有のマイカーにて、東京(10:30発)~首都高~11:00中央道・日野バス停でドッキング(3人)~飯田IC~民宿「みやした」

■途中、昼食(釈迦堂SA)セブンイレブン飯田市立病院前店にて登山食料購入店員から、なんとドーナッツ7個のプレゼント■午後から日差しが出て青空が出てきました。中央道飯田ICから矢筈トンネル経由、車で約1時間。 前泊する遠山郷・下栗の里・民宿「みやした」までの道は、狭くカーブが連続のくねくね道、道幅狭く集落の中にある道も車1台がようやく何とか通ることができ、対向車が来たらもうどうしようもないS字カーブ連続の道です。「遠山郷」は長野県の最南端、南信濃・上村地方の山深い谷にあるこの里は、日本の原風景が残る地として、日本のチロルと呼ばれています。南アルプスを望む標高800~1,000mの高地の最大38度の急傾斜地に、ところ狭しとへばり付くように耕地や家屋が点在する「天空都市」のような下栗の里です。ビューポイントからの展望■前泊は、この里にある「民宿みやした」です。母屋部分は築100年超。古くからの庄屋で代々民宿を営んでいるそうです。御夫婦で経営してました。庭先の火の見櫓■下栗拾五社大明神参拝~ 民宿「みやした」の上にある神社で、下栗の霜月際が毎年12月12日、13日にとり行われるとのことです。■囲炉裏も残る居間の仏壇には、アニメ監督の宮崎駿さんのイラストや壁に色紙が飾られております。本人が宿泊した時に描いて置いて行かれたものだそうです。ヒット作品『千と千尋の神隠し』は、このあたりに伝わる“霜月祭”の強い影響を受けたとのこと。■夕食メニュー地元産ジャガイモの味噌焼き(大変美味しい)地元のジンギスカン鍋アマゴ地元産のジャガイモで作った焼酎囲炉裏を囲んで山談義明日の好天を祈って(-_-)zzz

山仲間の登山/南アルプス深南部を大縦走(光小屋泊・光岳登頂)

2015年09月06日 08時40分00秒 | 山の会
2015年9月3日(木)曇り一時雨
■コース(所要タイム8時間30分)
民宿みやした(04:30発)→易老度PA(05:30発)→ 易老度登山口870m(05:45発)→面平1470m(07:30発)→易老岳2354m(11:00発)→三吉平2200m(12:30発) → 光小屋2510m(14:00着)→〈往復〉光岳2591m
■朝食(04:30)未だ暗い早朝に民宿「みやした」出発し、林道赤石線を易老度PAに向けて走ります。空も明るくなり始めた頃に車を駐車場に止めて、登山準備!これから身体の限界に挑戦するハイク始まる~気合をいれて!■遠山川にかかる橋を渡り、植林帯へ向かう。ここが易老岳への登山口熊出没する看板、早速「熊避け鈴装着」急登が続く面平~身体に汗がにじんでくる!易老岳分岐付近の登山道。 稜線に着くまでひたすら足下を見ながら長い登りに耐え、ひたすら登る!リュクの紐が肩にくい込む。易老岳までの5時間を黙々と登った。標高2300mを越す易老岳に着いてもそこは樹林に囲まれた山頂で展望はない。これがいわゆる南アルプスなのだった。易老岳を出発するころから小雨が降り始め。ガレ場三吉平~沢状の道で、足場が悪い。■登山道で見付けたギンリョウソウ。 薄暗い林の中で銀色に輝き 不思議な妖艶さを周囲に放っています。その他のキノコも見付けました。「静高平」と呼ばれている水場で水をしっかりと補給します。水場からさらに登っていきます。イザルガ岳分岐から木道が出てきます。■アプローチが長すぎるため、なかなかいけない日本百名山の光岳の下方に光小屋(静岡県経営)があります。 小屋で20分程休憩、荷物を小屋に置いて、雨の中、光岳山頂を往復しました。山名は光岩という岩峰が夕陽を浴びてキラリと光る事から名付けられたといいます。ガスって霧の中です。■山頂( 2,591m)の展望は限られています。あいにくの雨が・・・周りは何も見渡せません。■夕食(自炊)■今宵のねぐらは、青いシート一枚分(約60cm)のスペースの上で寝袋にくるまって……疲労困憊で電撃的に睡魔に襲われる。明日の好天を祈って(-_-)zzz

山仲間の登山/南アルプス深南部を大縦走(聖平小屋泊)

2015年09月06日 08時35分00秒 | 山の会
2015年9月4日(金)曇り
■コース(所要タイム9時間30分)
光小屋(05:30発)→三吉平2228m(06:40発)→易老岳2354m(08:00発)→希望峰2500m(09:45発)~茶臼岳2604m(11:15発)→上河内岳2803m(13:00発)→南岳2702m→聖平小屋2265m(15:00着)
■光小屋周辺は昨夜からの強風、ガスって霧の中を出発しました。■前日歩いた道を易老岳まで戻り、易老岳分岐から茶臼岳・聖岳方面へと向かう・・・やっと晴れ間が見え始めました。希望峰に到着、ピークはシラビソ樹林帯の中で展望はきかない。■希望峰から少し進むと、ようやく展望が開け、目の前には、これから目指す茶臼岳(2604m)が見えます。任田池■木道が続きます。■茶臼岳頂上■5日前に国の特別天然記念物で、絶滅の危険性が高いとされるニホンライチョウのひなが、北アルプスで猿に襲われるニュース。このライチョウいつまでも元気でいて欲しい。■昼食タイム■上河内岳頂上(2803m)■のどかな山腹・南岳頂上(2702m)登山道で見付けた高山植物。■下り登山道で見付けた芸術的なコケ石です。■ロング!ロング!コース耐えた。頑張った大縦走で、無事聖平小屋に到着しました。■本日の歩行数は、28,409歩でした。■聖平小屋~受付を済ませたら、小屋の外には、水道場があり、早速、南アルプスの水をくませてもらいます。山の水おいしい~その後、屋外テーブルにて“乾杯”山小屋に空輸するヘリコプター■山小屋の夕食は午後5時05分から食堂で、ご飯食べ放題、豚汁・・日本酒も■聖平小屋の消灯時間は19時半で、明日の準備をして早めの就寝となります。明日の好天を祈って(-_-)zzz

山仲間の登山/南アルプス深南部を大縦走(聖岳登頂・下山)

2015年09月06日 06時30分00秒 | 山の会
2015年9月5日(土)晴
■コース(所要タイム9時間30分)
聖平小屋(05:00)薊畑分岐(05:30)→小聖岳(06:45)→聖岳(07:45)→小聖岳(09:30)→薊畑分岐(10:00)→西沢渡(12:30)→便が島(14:30)~温泉(16:30)~飯田IC~日野バス停~東京(21:00)
■聖平小屋を夜明け前に出発、今日は最終日、聖岳に登頂しそのまま易老度に下山し帰宅する日だ。一昨日、易老度駐車場を出発し光小屋泊、昨日は茶臼岳、上河内岳を大縦走して聖平小屋に泊まり、そして今日を無事迎えた。星空、月も綺麗に見え、天気も最高です。■薊畑分岐(アザミハタ)に到着、目指す聖岳へは直進、分岐を左手に進めば易老度PAに下山できる。 ここでザックをデポし、サブバックに水筒、行動食などを詰め込み、聖岳をピストンです。■聖岳登山道で偶然見付けた白いキノコ(毒?)です。コケシの顔に似てませんか?■南アルプスからの御来光!■目前には小聖岳、聖岳が迫ります。■ザレた道を登りきると最初の目標「小聖岳2662m」に到着、数人の登山客が休んでいる。遠くに前泊した遠山郷・下栗の里が見えます。広大な斜面のガレを登る。石を落とさぬように慎重に登る。1時間強で憧れの南アルプス最南の「聖岳」山頂だ。空が突然広くなり、道が平になれば標高 3013mの聖岳山頂に到着です。■登頂時間07:45 山頂はなだらかに広がり、北方向に赤石岳、大沢岳、兎岳、南は上河内岳から光岳にかけての稜線が続く。 しばし、休憩。「聖岳山頂」からの影絵のように浮かぶ富士山「聖岳山頂」から赤石岳&南ア北部の雄峰群を望む。■ひたすら下るだけです。急な場所は多いですが、危険箇所はない。下る、下る、下る・・ふ~疲れた。また下る・・という感じです。■沢の音が聞こえ始めたら西沢渡まですぐです。■ここからは林道です。余韻にひたりながら、のんびり行く。結構長い林道を進み、やっとの思いで便が島PAにたどり着いた。お疲れ様でした~。達成 感、充実感もひとしお。シニアパワー恐るべし・・・ロングコースの大縦走も全員事故なく完遂\(^o^)/
■本日の歩行数は、27,273歩でした。■ 松尾水神温泉「ほっ湯アップル」で、登山の疲れを癒やします。その後、央道八ヶ岳高原SAで夕食をとり、一路東京へ!




乾徳山(けんとくさん)春の展望を求めて...

2015年04月25日 19時22分00秒 | 山の会
奥秩父山塊の岩峰・乾徳山(2031m)は、夢窓国師が修業し悟りを開いたと伝えられている山梨百名山の一つ。鎖場、スリリングな岩場を越えて高度感ある頂上から展望抜群の山です。
参加メンバーは「山の会」7人。Tリーダー所有のマイカーにて、東京駅前(06:45)=首都高~中央道=勝沼IC=太平山荘Pを往復しました。小生ほか2人は日野バス停でドッキング。
登山ルート=太平山荘Pを10:00出発‥(25) ‥乾徳山登山口‥(80)‥‥月見岩・扇平‥(55)‥▲乾徳山頂!2031m
下り=山頂(13:20発)‥(100)
‥P太平山荘(15:00着)
(往=約2時間40分・復=約1時間40分)
「太平山荘P」スタート~車を駐車場に止めて登山準備です。「乾徳山登山口」~いよいよ乾徳山登山道に入ります。 月見岩~草原の中に大きな岩。南アルプス、甲府盆地の市街地を広く見渡せます。扇平から登山道をたどって樹林帯に入り間もなく小ぶりな岩がゴロゴロする斜面を登っていく。次第に大岩が目立ち、足元も凹凸が激しくなって、歩きにくくなる。矢印がペイントされた大岩のわきを進む。岩と岩の隙間をよじ登る。 国師が座禅をしたといわれる座禅石や髪剃岩、天狗岩などの奇石があり、山頂付近は険しい岩場となっています。今度は丸木の梯子をつたって岩と岩の隙間に下りる。鎖は上下2連で、上部の鎖場には正面と右側に平行して鎖が掛かっていて、正面はほぼ垂直で右の鎖はステップはしっかりとしています。山頂直下には、斜度約50°、長さ約20mの一枚岩(杖棄岩)に鎖が掛かっており、その岩を登りきった所が山頂です。無事に山頂に到着。
時間は12:00ちょうど。ごつごつした岩だらけです。帰りの温泉は、笛吹の湯。140号線に出て1~2km北に向かった所にある。露天風呂は少々ぬるいが、源泉をそのまま引いてきているようだ。下山後の温泉は最高です!中央道日野バス停で下車。モノレール(立川北)~横浜線(町田)~小田急線(相模大野)


山仲間/中山道ウォーク(熊谷宿~大宮宿)

2015年03月14日 22時27分00秒 | 山の会
昨年は「高崎宿から熊谷宿」まで完走、今年は「熊谷宿から大宮宿」まで挑戦しました。メンバーは」シニア「山の会」の6人です。夏に計画中の日本百名山「飯豊連峰(いいでれんぽう)」登山完遂目的のウォーキングです。(8時間・約36キロメートル)
「コース」は熊谷駅東口~〔7キロ〕~吹上駅前~〔6キロ〕~神明町~〔10キロ〕~桶川駅前~〔7キロ〕~16号高架~〔6キロ〕~大宮駅「ひたすら歩く」~天気は曇り時々晴れ。JR熊谷駅北口前 09:00スタートです。17号線(中山道)をJR大宮駅前を目指して、ひたすら「歩け!、歩け!」です。スポーツジムのランニングマシンの上で約1時間歩く程度の練習を重ねて今回のウォーキングに挑戦、途中リタイア条件だが!とにかく頑張って歩きました。「昼食」~昼食、コンビニでのトイレタイム3回を含め約50分程度の休憩をとったのみ。昼食は「どんでん」にて、イワシの握り鮨と昆布巻き鮨「ゴール大宮目指して」~沿線に住む人々の昔から続く生活の風景に思い浮かべながら黙々と・・・史跡、建物などスマホでパチリ、パチリ・・「完全踏破」~ロングウォークに脚がボロボロに悲鳴 をあげ始めています。足にマメができ痛みます。何とか筋肉痛、筋肉疲労にも耐え続けました。国道17号線がJR高崎線・JR川越線と交差する地点にある「大成跨線橋」を渡れば、間もなくJR大宮駅です。老体にムチ打ち“限界" 状態に突入しながらも、午後5時45分全員揃ってJR大宮駅前に辿り着くことが出来ました。大宮駅前にて「打ち上げ」です。歩数50,902歩・カロリー消耗1,954カロリー\(^_^)/



山の会新年度プラン説明会

2015年02月28日 15時03分00秒 | 山の会
お昼から、日本百名山踏破を目指す「シニア登山同好会」の例会が銀座の「日本海庄や銀座数寄屋橋店」にて開催されました。7人による日本百名山「飯豊連峰(いいでれんぽう)」登山の完遂を目指した今年度登山プランの説明会終了後、鰤の焼物含む、料理七品+飲み放題付のコース料理で盛り上がりです。

幌尻岳踏破!帰京(9/9)

2014年09月09日 02時33分42秒 | 山の会
【行程】
08:00ひだか高原荘(発)
08:15占冠IC
08:40夕張IC
「夕張観光」
10:40夕張IC
11:00千歳東Ic
11:30オリックスレンタ返却
11:45新千歳空港(着)
「打ち上げ」
*JAL510便
13:00新千歳空港(発)
14:35羽田空港(着)
【ひだか高原荘朝食】【日高国際スキー場ヒマワリ&案山子】【道の駅夕張】 夕張市農協オリジナルの「夕張メロンソフトクリーム」です。メロンの香り一杯で、旨い😋300円です。【黄色いハンカチ】
夕張市の山田洋次監督作品「幸福の黄色いハンカチ」ロケ現場跡地です。映画のタイトルがそのまま広場の名前になっています。風にはためく「黄色いハンカチ」のノボリ、昭和の香りを宿す夕張炭鉱住宅街の雰囲気を現在に伝えています。
【打ち上げ・新千歳空港】上空から見た新千歳空港




幌尻岳登頂!

2014年09月09日 01時55分11秒 | 山の会
【コースタイム】
03:45幌尻山荘(発)
06:00命の水・朝食
08:00幌尻岳登頂
10:40命の水
12:30幌尻山荘
14:35取り水施設
17:00第二ゲート(シャトルバス)
17:48とよぬか山荘(着)
18:50ひだか高原荘(着)
【出発】
まだ夜明け前、外は真っ暗闇。山荘前で出発準備万端。ヘッドライトの灯りを頼りに、樹林の中を登り始めました。やがて日の出を迎え、回りは針葉樹の森からダテカンバの森へと変わっていく。【ひたすら登る】
標高980mから標高1,829mピークまで、標高差約850mは厳しい急登が続きます。段差の大きい登りが続くのでかなり体力を消耗します。水飲み場を後にして尾根手伝いのコースを更に登ると、樹林が切れて一気に視界が開け、周囲はハイマツ帯の急登になります。【ガスから青空に急変!】
やがてコースは、左下に北カールを見下ろし、カールを挟んで目の前に幌尻岳山頂が望めるようになります。
カールの見事な御花畑の紅葉を楽しみながら北カールの縁を左回りに半周すると、右から新冠川コースと合流です。雲の隙間から幌尻湖が見えます!
【登頂】
日高山脈の最高峰からは、足元から広がる東カールは勿論、日高の山々の展望が堪能できました。皆さん晴れやかな表情「やった!」満足感に溢れていました。登頂して記念撮影する参加者一行、登頂した喜びで笑顔が広がります。【下山】
往路をたどっての下山となります。
長い尾根道から北カールの美しい曲線を眺めながら標高1,525mの水場「命の水」まで。水場は岩の割れ目から湧き出した水が苔を伝って流れ落ち、とってっも冷たくて美味しい水です。急な坂を滑らないように慎重に下り、幌尻山荘まで戻ってきました。

前進基地・幌尻山荘体験記

2014年09月08日 16時15分05秒 | 山の会
幌尻山荘(標高980m)は、額平川上流五の沢出合にある素泊まりの山小屋です。水場、炊事場が設置されています。この日の宿泊ハイカーは37人です。
寝具以外の荷物は山小屋内に持ち込むことはできません。1階床下の物置に収納します。一人に一枚の毛布が敷かれていますが、隣と重ねて敷くから一人当たりのスペースは幅65cm、長さ170cm位で寝返りは出来ませんし、通路もなく、足の踏み場もありません。食事は全て自炊、調理場は狭く屋外で調理することになります。山男の作った当日料理は、カレーライス。ブルーシートに車座になり、クサヤのツマミと苦労して持参したアルコール類で乾杯!急に降りだす雨で数回移動を繰り返す。クサヤの調理新調したシュラフを初めて着用、午後5時過ぎに二階に上がり、就寝体勢。イビキの合唱。眠れません~。