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ミカエル・ウォルツ補佐官を国連大使に横滑り マルコ・ルビオ国務長官が、次がきまるまで当面兼任に(宮崎正弘国際情勢)

2025-05-04 | アメリカ情勢

トランプ大統領は国歌安全保障担当の大統領補佐官だったミカエル・ウォルツを国連大使に横滑りさせる。国連大使は上院の議会承認が必要である。

ウォルツは前下院議員だから、共和党が下院で過半数とはいえ、ここに国連大使に指名していたエリス・ステファニクス女史をあてると、下院のバランスが崩れるおそれがある。

まして、ステファニクスは民主党が地盤のNY選出の共和党下院議員で強力なトランプ路線支持者である。30歳で初当選し、連邦議会議員五期十年、いまやベテランで、将来は『アメリカのサッチャーになるかも』と言われる。このため下院での活躍に引き続き留まっていたほうが良いとトランプは判断した。

ウォルツが安全保障担当補佐官を事実上解任されるのはフーシ攻撃の閣内機密会議を暗号通信シグナルを用いていたためで、そのメンバーに雑誌『アトランティック』の左翼編集者がいたことである。

情報が漏れた責任を問われるかたちとなった。

ウォルツはバージニア軍事学院で学士号を取得、アメリカ陸軍に入隊した。デサンティスのフロリダ州知事当選に伴い、ウォルツは2019年にフロリダ6区の下院補欠選挙に出馬、初戦ながら圧勝した。

かれには安全保障に関して三冊の著作がる(いずれも本邦未訳)。

大統領安全保障担当補佐官とは、嘗てのキッシンジャーやブレジンスキーが担当してポストであり外交問題で大統領が決断する際にもっとも重大名役割を担う。

次期補佐官に名前が挙がっているのはウイトコフ中東担当特使らだ


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