パラダイムシフトが起きている。
米国は外交軍事戦略を911以来のテロリスト戦争から、中国と露西亜を明確に敵とした戦略にシフトさせた。
本書はその変化をアメリカの公文書、シンクタンク報告書を紹介しつつ、時系列に体系的に要点を押さえていく。
ウクライナ問題で、欧米とロシアは冷戦構造に戻ったが、米国がロシアとの本格対峙を再開したのは想定外だった。トランプは、こういう風には考えていなかった筈である。 . . . 本文を読む
次に侵略を受けそうと不安がるのはバルト三国とモルドバ、そしてポーランドである。
モルドバのような貧困の小国に、27万人のウクライナ避難民が駆け込み、悲痛な叫びがあがっている。ポーランドには百万以上。
バルト三国は国境を接する地点から武器をウクライナへ供与している。
フランスではマクロン人気が意外に盛り返した。25%から33%へ跳ね上がったのだ。
国民戦線のルペン優勢が伝えられたフランス大統 . . . 本文を読む