敵失という好気をぼんやり眺めやるだけ、守りの日本経済界 米国はITバブル再燃の怖れ、中国は後退が確定。残る手段は何か?(宮崎正弘国際ニュース早読み) 2018-09-13 | アメリカ情勢 第二次安倍政権発足直後から日本株は8000円台から二万円台へ急回復を見せた。異次元の金融緩和、いわゆる「黒田バズーカ」が牽引役だった。しかし、その後、景気回復への決定打がない。基本的に日本全体から進取の精神が消え、経営が「守る姿勢」に後退してしまったことが大きい。したがって日本株は泥沼の停滞を続ける。やっぱり「専守防衛」の国か。 第一は企業の借金恐怖症と内部留保の拡大である。底流にある意識は . . . 本文を読む