年末年始に住居がない失業者に宿泊場所や食事を提供する東京都の「公設派遣村」で、就活費の支給直後に250人の所在不明者が出た問題で、約90人が、施設に戻ってきたことが分かった。都は戻った人に事情を聴いて強制退所させるかどうかを判断する。
一部の入所者が就労活動のため都から支給された現金を酒代やたばこ代に使い、施設内で禁止された飲酒などの問題行動を取っていた。都はすでに泥酔状態となった男性1人を退所処分にしたほか、悪質な入所者には退所時に支給額と領収書の差額の返金を求める方針。
都は入所期限の18日までの就労活動用の交通費と昼食代として、入所者1人当たり計2万2千円を支給した(562人、総額約1236万円)。
ところが、多くの入所者が活動費を受け取った直後に近くの小売店で酒やたばこを購入していたことが判明。中にはパチンコをして2万円を使い果たした入居者までおり、派遣村で現金を支給されるのを知っていて入所している者までいるそうだ。
これでは一体何の為に税金を支出しているのか?派遣村の意義は?大いに疑問を感じる。
元々、交通費として1日1000円を支給していたそうだが、事務作業の軽減を目的に2万円を一括に支給したのが拙かった。入所者の中には本当に切羽詰っている人も少なくないのだろうが、こういう不届者のお陰で今後派遣村の設置そのものが無くなるのは必至だ。
派遣村は午後4時半が施設に戻ってくる“門限”となっているが、6日にも午後8時を過ぎても約100人が戻っていなかった。言いたくないが、こういう精神構造だから定職に就けないのでは無いだろうか?世間では今回の事態を踏まえてそう感じる人が増えることだろう。
都の当初の派遣村予算は6千万円だが、関係者は「予算を大幅に超えることは確実」と話す。
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