kintyre's Diary 新館

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映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観て

2014-02-14 10:57:51 | 映画・ドラマ、アクション

14-16.ウルフ・オブ・ウォール・ストリート
■原題:The Wolf Of Wall Street
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:179分
■料金:1,800円
■観賞日:2月13日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)



□監督・製作:マーティン・スコセッシ
◆レオナルド・ディカプリオ
◆ジョナ・ヒル
◆ジャン・デュジャルダン
◆ロブ・ライナー
◆マシュー・マコノヒー
◆ジョン・ファヴロー
◆カイル・チャンドラー
◆マーゴット・ロビー
【ストーリー&感想】
実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録を映画化した実録ドラマ。1980年代から1990年代のウォール街で、若くして大金を稼ぎ、その後証券詐欺の容疑で逮捕された彼の栄枯盛衰を見つめていく。レオナルド・ディカプリオが第71回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞し、本年度アカデミー賞主要5部門にノミネートされた。
22歳でウォール街の投資銀行へ飛び込んだジョーダン・ベルフォートは学歴もコネも経験もなかったが、誰も思いつかない斬新なアイディアと巧みな話術で、瞬く間になり上がっていく。貯金ゼロから26歳で証券会社を設立したジョーダンは、年収4900万ドルを稼ぐようになるが、常識はずれな金遣いの粗さで世間を驚かせる。すべてを手に入れ、“ウォール街のウルフ”と呼ばれるようになった彼の行く末には、成功以上にセンセーショナルな破滅が待っていた……。

スコセッシとディカプリオのコンビによる本作は、貯金ゼロから瞬く間に頂点を極めながらも転落していった実在の株式ブローカーのお話。
上昇志向の強かったジョーダン、何も知らずにこの業界に飛び込み当初は電話番からキャリアをスタート。だが、入社した会社のハンナに取引のイロハなどを教わったものの、ブラックマンディで会社は倒産し失業の羽目に。
それでもめげずにローカルな投資会社で職を得る。ここでジョーダンはキャリアの違いを見せつけて一気に駆け上がるチャンスを掴み、その後、パートナーとなるド二ーらの仲間と共に会社をガレージを改装した事務所の中に開く。ここからは物語が一気に進み、何時の間にか事務所もマンハッタンに構え、ウォール・ストリートの寵児となっていく。

ジョーダンとド二ーは麻薬、パーティー三昧の日々を過ごし、それこそ湯水の如く金を使い、当然ながらFBI当局の知るところとなる。父の助言も耳に入らず、遂に、会社はFBI捜査官デナムに逮捕される。だが、司法取引を行い、共謀加担者の氏名を全て白状したことで20年の罪も3年間に短縮された。刑期を終えたジョーダンは販売テクニックを教えるセミナーで講演をしていた。

ローラーコースターのように目まぐるしく展開したジョーダンの人生。上昇志向の強さが招いたとも言えるが、一度成功を掴んでからは麻薬にどっぷりと浸かる。それこそそこまで強調しなくても、と言った感じでコカイン中毒者そのものだ。また、レオのセリフにも再三再四「FucX」の四文字言葉が連発される。まあ、この辺は如何にもハリウッド映画だな~って思ってしまう。
俳優陣ではジョーダンの右腕役ド二ーを演じたジョナ・ヒル、登場シーンは少なかったがインパクトの強いマシュー・マコノヒー、息子ジョーダンのブレーキ役になろうとしたが成り切れなかった父親役を演じたロブ・ライナーなど個性的で良かった。

「J・エドガー」や「華麗なるギャツビー」も悪くは無かったがレオの個性が遺憾なく発揮されていたとは断言出来なかったが、むしろ今作の方がイキイキと演じていたのは、やはりスコセッシが監督だったからだろうか?約3時間の上映時間の長さは最後まで感じませんでした。

アカデミー賞はどれだけ受賞出来るでしょうか?楽しみです!



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