チ ー ム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
埼玉西武 | 0 |
4 |
3 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 10 |
オリックス | 0 |
1 |
0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 5 |
【責任投手】
○西口8勝6敗
●近藤3勝6敗
【本塁打】
李10号(オ)
【戦評】
9月になってようやく本来の姿に近付きつつあるチーム状態の中での関西遠征で連勝して迎えた3戦目。ここで勝って3タテして少しでも上位との差を詰めておきたい試合前でした。先発は好調が続く西口と近藤です。
西武は2回、先頭中村が死球(オリの投手は死球が多い。ナカジに続いて連続死球、岡田ふざけるな!)で出塁。オリの投手が西武戦になると死球が途端に多くなるが、それが原因で余計な走者を出して失点を重ねるのだから同情の余地は一切ない。主砲への与死球で発奮した打線は、この回2四球に加えて秋山・クリ・原と三本のタイムリーで4点を奪った。
その後も3回にも2回と同じように秋山とクリのタイムリーで3点追加、4回にもエラー絡みで1点とこの時点で8-1と大差が付いた。
一方のオリ打線は2回と5回に1点ずつ追加するものの点差を縮めるまでには至らない。西口はオリの徹底した待球作戦(マリーンズの専売特許だけど)で5回終了で120球を投げる苦投だったが決定打は与えず。西口はマウンドの傾斜が合わないのか、球が高目に浮くことが多く上本もリードに苦心していた。それでも何とか勝利投手の権利を得て降板し6回からは継投に。
中継ぎ陣が終盤にオリ打線につかまり失点を重ねるものの、西武も6回に2点を追加して10点を奪った。最後は5点差で牧田を投入し逃げ切った。オリは先発近藤の不出来が誤算だった。西武はルーキー秋山の3安打5打点と3安打を放ったクリはハムの糸井を抜いて.320で打率トップへ躍り出た。だけど、SBの内川は規定打席数不足ながら.336をマークしているので事実上2位の成績だ。
この結果、ビジターでオリを3タテしてオリと楽天が同率3位で並び、5位西武と3位の2チームとのゲーム差は「3.5」にまで接近した。明日の移動日を挟んで火曜日からは福岡でのSB戦が待っている。関西遠征での3連勝を無にしない為にもSB戦でも2-1でカード勝ち越しを狙いたいですね。