kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

秋山、プロ初本塁打が勝ち越し弾で雄星に4勝目をプレゼント

2011-09-08 21:23:26 | 野球・埼玉西武ライオンズ2011
チ  ー  ム 
千葉ロッテ

埼玉西武

【責任投手】
○菊池4
勝1敗
S牧田3勝7敗13S
●小林1勝4敗

【本塁打】
中村38号(西)、秋山1号(西)

【戦評】
折角、成瀬をKOして最下位脱出に成功したのに、連勝を期待されて登板した涌井はチームに冷水を浴びせる11敗目で、またもや連勝は2でストップ。今や涌井と岸で勝てないとは、3年前が嘘のようだ。

さて、今日の先発は中7日の菊池と小林。今日は、帰宅後4回表の頭から観戦、既に、スコアは4-4と乱戦の様子。雄星先発試合はバックの援護が多いのも特徴だが、今日も、ロッテに点を取られた直後に取りかえす展開。
同点の4回裏、無死1塁で打者秋山のシーン。最初はベンチからバントのサインが出ていたが、「打て」に切り替わってカウント3-1から小林の投じた投球は里崎が構えていたコースとは逆にほぼ真ん中に来て、これを秋山がライナーで弾き返し、そのままスタンドインするプロ1号が勝ち越し2ラン本塁打となった。この後も、2番手大谷から片岡のセフティーバントが内野安打となって、2盗後に、クリがレフト線への2塁打で加点する見事な攻撃だった。チャンスは続いたけど、ナカジは大谷の変化球にタイミングが合わずに併殺打でダメを押せなかった。

プロ1号の秋山だが、ファームでは向かうところ敵無しの打率.439(25試合)で4本塁打も放っているので1軍での本塁打も遅すぎたくらいだ。守備では今日はセンターでの出場で、ナベQ監督も当面はこの形で起用することを示唆、クリは古巣のレフトに再コンバートで、浅村は?
秋山はチーム一の強肩で俊足なので、弱肩で対戦相手の走者の進塁を度々許してきたクリのレフト起用は賛成。秋山は将来的にはクリを一回りスケールアップした選手になれる素質を秘めていると思っているので、「センター秋山」として活躍する日も近いだろう。




3点リードをもらった雄星は球が高目に抜ける場面も多かったが、7回を投げ切って降板。8回は岡本篤、最終回は牧田が抑えて勝ち、再び5位になりロッテは最下位へ逆戻り。雄星は4勝目。

明日からは9連勝中のオリと大阪と神戸で3連戦、移動日を一日挟んで福岡でSB戦と2カード連続でビジターでの試合が待っています。オリはそろそろ連勝が途切れるタイミングでしょうから、4位へ向けて少しでも差を縮めておきたいですね。
SB戦は苦手のカードだけど、ここでも何とか最低でも勝ち越して所沢に帰って楽天を叩きましょう。ロッテは最下位に置き去りにして、早いうちに4位とのゲーム差を1~2位まで接近して、一気に3位を獲りたいです。

菊池のコメント
「(序盤に失点したが)何とか立て直せました。野手の方に感謝です。今日は珍しく立ち上がりから三振を取れていたし、状態は良かったです。高めを全部打たれていたから、どこかで修正しなきゃと思っていました。その時点で点を取ってもらったので、流れを切らさないように心掛けました。(リードを)守りに入った感じはしないけど、思い切って、積極的に投げました。(収穫は)早いうちに4点取られたけど、7回まで投げ切れたことです。今までならズルズルいっていたと思います


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