ひろしまフラワーフェスティバル

ひろしまフラワーフェスティバル（以下FF）は、広島市内の１００ｍ道路と呼ばれる平和大通り周辺で毎年5月3日から5日まで開催される祭りで、フラワーと呼ばれたりする。

１９７５年に広島東洋カープのセ・リーグ優勝パレードが行われ、当時としては驚異的な30万人を動員したのを受け、市民が参加できる祭りを・・と商工会などが知恵を出し合って１９７７年より始まり、今年で３３回目を数えるそうだ。

 

 

上の写真は平和記念公園の噴水前にたてられた花の塔、FFの象徴だ。

花の塔のデザインは毎年公募によって決められるそうだが、今年は３３回目というコトで、数字の「３３」と平和の象徴であるハト、そしてハートを模したデザインになっているそうだ。

 

現在ではこのFF、動員数100万人を越え、ゴールデンウィーク中の祭りの中では最大級の動員数を誇るという。県外からの観光客も多いようだ。

逆に広島県民はそんなに行かないのかも・・。

 

平和大通り沿いには祭りにはおなじみの露店や各地の名産品、フリーマーケットの店が立ち並ぶ。

 

中には千羽鶴を折るテントなんかあったりするのが広島らしい。

 

千羽鶴といえば、平和記念公園内にもたくさんの折り鶴型のライトアップ用オブジェが置かれていた。

 

原爆の子の像の前にも同じ鶴が・・。

 

３日間の間、必ず雨が降るというジンクスがあり、３日間とも晴れというのは稀だ。

去年は珍しく雨は降らなかったが、今年も最終日の今日、GW前の予想に反して、ジンクス通り、雷をともなう大雨に見舞われた。

 

パレードもあり・・

 

でかい車も通る。

 

道路沿いの各所に花の名前を冠したステージがたくさんある。

 

そこで歌ったり、踊ったり・・

 

踊ったり、歌ったり・・

 

 

中でもきんさいYOSAKOIはなかなかの迫力だ。

 

 

各地からいろんなチームが参加しているようだ。

 

見てて思ったが、このFFは参加する人が楽しむものだなあ・・という感じ。まさしく市民参加型の祭りという感じだ。

 

帰りに偶然発見したのだが、広島駅前福屋のエールエールA館地下にもデイジーステージというのがあって、今年のFFスペシャルゲストの森本ケンタ（誰・・？）がまばらな客の前で熱唱していた。

 

しかし、これがスペシャルゲストに対する扱いか・・？

安売りの生活雑貨やDVDのワゴンの横の簡素なステージで歌う彼には同情を覚えた・・。

なかなか歌もうまい、さわやかなイケメンの兄ちゃんなのにねえ・・。