犬猫と日向ぼっこ

ミックス犬と二匹の猫と一緒に送る毎日の記録と庭の草花の栽培日記。また、旅行先での記録などを綴る。

背中で語れる父親

2008-03-08 15:07:36 | ひとり言

今朝のA新聞の土曜欄

“こころの定年”というコーナーに

「背中で語れる父親めざして」と題した文があった。

 

石油化学会社で研究 営業と勤めた60才の人の

転職後の話だ。

駐在員としていた香港で難病に侵された

次男がなくなったとき、

「育ててくれて、ありがとう」とお母さんに

お礼の言葉をいったこと。

 

帰国後、会社の合併などで自分の将来 そして

何のために働いているのかという思いに

自問自答していたとき

「子供はお父さんの後姿を見て育つというが、

僕はお父さんの背中が見えない」と長男に言われ

これではいけないと思い直したということ‥など

が書いてある。

転職先で今は会社経営者として、

やりがいのある毎日を

送っているそうだ。

 

文末に 

「自分が死ぬ時に、おとうさんよく頑張ったね」と

いってもらえるように家族を支えにがんばっている。

そして、天国で待っている次男にも

そういえるように‥と結んであった。

姉が以前勤めていた会社と同じみたいなので、今朝

聞いてみたら 知っているといっていた。

 

背中で語れる父親

 

わが夫の背中は見えなくなってしまったけれど、

娘たちの記憶の中には しっかり残っている。

いま、娘たちに夫の記憶が残っていることを

折に触れて、思い出話をしながら良かったと思う。