歴声庵

ツイッター纏め投稿では歴史関連(幕末維新史)、ブログの通常投稿では声優さんのラジオ感想がメインのブログです。

7月第4週の声優ラジオ感想 その3

2009年07月31日 21時39分18秒 | 声優ラジオ関連

『乃木坂美夏の麻衣ふぇあれいでぃお!ねくすと!!』:第08回
 ●パーソナリティー:後藤麻衣さん&偽まる氏 ゲスト:五十嵐雄策氏&和田敦氏
 本邦初かは判らないものの、私が聴いた中では初めて聴いた、番組中に番組の運営会議を実施した回でした。多分純粋な番組としては面白くない回のでしょうけれども、番組ファンとしてはどのような経緯で番組が作られていくのかが垣間見れて興味深かったです。普段はおちゃらけた言動をラジオではしている偽まる氏が、淡々とコーナーの打ち切り宣言をする所などは、これが氏の地なんだろうな~と思ってしまいました。
 そんな今回は会議主体の回だったものの、個人的には後藤さんが生天目の事を「うちの事務所の先輩」と言っていた事が、今回一番印象に残って感慨深かったです(^^;)

『終末のエデン』:第04回
 ●パーソナリティー:中島裕美子さん&遠近孝一さん 
 先日感想を書いた「戦国RADIO」について、ブログ上で宣伝していた遠近さんに対して、中島さんが本番組は宣伝してくれないと抗議しているのが、何かふて腐れた感じで可愛かったです。必死に「この番組(エデン)は人気番組だから宣伝しなくてもいいけど、戦国RADIOは宣伝しないと」と必死に言い訳していましたけれども、これをネタに中島さんに弄られる遠近さんの言動は新鮮で面白かったです。やはり遠近さんの相方としては中島さんが最適だと納得も出来た楽しい回でした。

その他に聴いた番組
『studio TeaParty』:第157回
 ●パーソナリティー:壱智村小真さん・櫻井浩美さん・浅井晴美さん・坂田有希さん・他 


7月第4週の声優ラジオ感想 その2

2009年07月29日 21時49分54秒 | 声優ラジオ関連

『遠近孝一のスキモノ!戦国RADIO』:第01回(新番組)
 ●パーソナリティー:遠近孝一さん、アシスタント:生田未歩さん・渡辺智子さん
 期待の新番組です。最近の流れに感化されたのではなく、本当に昔から歴史ファンの遠近さんがパーソナリティーと期待していましたが、その期待を裏切らない楽しい番組でした。自分で企画を立てて実現した番組だけに、その情熱が伝わってきますよね。単にマニア向けだけではなく、ライトなファンにも戦国時代に興味を持ってもらえるような配慮のトークは、同じ歴史好きとしては見習わないといけないと思います。また本編中では下ネタを自粛していたので、本番組では下ネタ自粛で行くのかなと思っていたら、最後のオマケで下ネタ解禁。しかし、そんな下ネタも松永久秀のエピソードを起用するなど、最後まで歴史通ぶりを披露してくれました。私もこのエピソードは知らなかったので勉強になりました。

 ところで本編とは関係ないもの、リスナーからの投稿に、最近の歴史ドラマ、ゲーム等がビジュアル重視の路線に対して、重厚なフィクションファンが嘆いているのがありました。ただこのリアル志向のリスナーが自分の事を「史実派」って自称しており、これを聴いて思わず「いやリアル志向だろうが、ビジュアル重視だろうが、フィクションはフィクションだから」と突っ込んでしまいました。う~んこのようなリアル重視、いわゆる司馬遼太郎ファンが小説と史実の区別がつかずに、歴史を捏造するのだろうと納得してしまいました。

『さよなら絶望放送』:第97回
 ●パーソナリティー:神谷浩史さん&新谷良子さん
 凄い番組とは思っていたものの、今回は番組中「童貞」と言う言葉が飛び交う本当に凄い回でした。トーク自体はリスナーからの自嘲気みな内容に対してのフォローの内容なので、決して個人を誹謗している訳ではないものの、つい最近全国ツアーをやり遂げた、アイドル声優の娘さんが前述のワードを連呼したのでびっくりしました。もっともこの驚く感性がもはや時代遅れなのかもしれませんが・・・(汗)
 それにしても前回も書いたものの、本当にこの番組はリスナーから自嘲気味のネタが届きますね。それが楽しいものの、時々聴いているこっちが痛々しい気持ちにメールがあって困ります(汗)

『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談!』:第67回
 ●偽まる氏&UPLIFT氏 ゲスト:中山信宏氏
 今回は身内だけと言う事で、昔のアニメの傾向に対して三人が熱く語ってくれて面白かったです。特にキャラ重視作品が増え始めたのはいつ頃かの話題は興味深かったですね。言われてみれば、『サイレントメビウス』とか読んでいたな~と当時を思い出し色々考えさせて頂きました。今週聴いた番組の中では一番面白かったです。

その他に聴いた番組
『Radio Cross Days』:第29回 
 ●パーソナリティー:みなづき蓮さん&遠野そよぎさん&柚木かなめさん 


7月第4週の声優ラジオ感想 その1 

2009年07月27日 21時36分22秒 | 声優ラジオ関連

『良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート!』:第17回
 ●パーソナリティー:新谷良子さん&阿澄佳奈さん 
 何か動物の話題が多かった気がする回でした。今回の鶏に体当たりされた話や、日本海は他の海とは違うの?等の話を聴いていると、何か新谷さんの子供時代のエピソードだけの回を作ってくれれば面白いかもと思ってしまう今日この頃です。それにしても金沢って北越地方では新潟市に続く都会と言うイメージがあるのですが、新谷さんの話を聞く限り違うのかしら??
 そんな半ば「わくわく動物ランド」調の楽しい本編とは一転して、ドラマパートではシリアスな回で驚きました。話自体は良い話で、私も思わずドラマCDを買おうかと思ったものの、あくまでラジオで公開された第四話までを聴く限りでは、やはり桜井嬢と絢辻嬢のドラマCDではシナリオのノリが違う気がします(^^;)

『ラジオ リトルバスターズ! ナツメブラザーズ!(21)』:第56回
 ●パーソナリティー:緑川光さん&民安ともえさん&鈴田美夜子さん 
 鈴田さんが酔っ払ってへべれけになった必聴の回でした。最初は酔った演技をしてるのかと思っていたら、支離滅裂な事を言ったり、同じ事を何度も言ったりなど、あれは本当に酔っ払ってましたね。緑川さんと民安さんに「顔が赤い」と指摘された際の照れ笑いなのか、「ニョホホ」との笑いが妙に可愛かったですね。そんな酔っ払いながらも、今回酔っ払った事で次回の収録の際に、緑川さんに怒られないかな~と心配している鈴田さんが可愛かったです(^^)

『アニたまどっとコム standard まるなげ♪』:第94回
 ●パーソナリティー:植田佳奈さん&清水香里さん
 何かと名言の多い植田さん、今回もインパクトの強い事を言ってくれています。「そう言う乙女趣味書く奴に限って、絶対乙女じゃないんだよね~」「趣味料理って書く奴はまず疑えって言うね、お菓子作りもね」 う~ん確かに正論と言えば正論なものの、地上波でこんな事を言ってしまう植田さんはやはり凄い(^^;) 『けいおん』に対するコメントといい、最近の植田さんの言動は、成功者を妬むアンチからの機銃掃射をものともせずに突き進む重戦車に見えてしまいます(^^;)

その他に聴いた番組
『金田まひる・倉田まりやのGalge.comラジオ』:第103回
 ●パーソナリティー:金田まひるさん&倉田まりやさん


7月第3週の声優ラジオ感想 その3

2009年07月26日 17時57分51秒 | 声優ラジオ関連

『studio TeaParty』:第156回
 ●パーソナリティー:壱智村小真さん・櫻井浩美さん・浅井晴美さん・坂田有希さん・他 
 全員でunoをすると言う、二年前に『これらじ』とでも行われた、どこか聴いた事がある企画が行われた回でした。しかし『これらじ』のようにぐだぐだにならずに、ちゃんとゲームが終了したのは桜井さんや西垣氏のリードのおかげでしょうか(『これらじ』は誰もリードしようとしませんでしたからね)。
 ところで本筋とは全然関係ありませんが、坂田さんのライブ行きたかったな・・・(涙)

『乃木坂美夏の麻衣ふぇあれいでぃお!ねくすと!!』:第07回
 ●パーソナリティー:後藤麻衣さん&偽まる氏 ゲスト:無し(珍しい
 今回は珍しくゲストが居ない回でした。今回は何故か外撮りに行くと言う話しとなり、それに対して後藤さんと偽まる氏が延々語りあう内容でした。これに対して偽まる氏は公式HP上で反省の弁を述べているものの、個人的には後藤さんと偽まる氏のぐだぐだ話は大好きなので、またやってほしいほど楽しかったです(^^;)
 尚、後日怪談特集がされるとの事で、怪談が大好きな偽まる氏と、怪談が大嫌いな後藤さんがどんなリアクションを見せてくれるのか今から楽しみです(^^)

『終末のエデン』:第3回
 ●パーソナリティー:中島裕美子さん&遠近孝一さん 
 何故か『ドラゴンボール』の話題で盛り上がった今回、マイナーキャラに対して熱く語ると遠近さんも凄いですけれども、このトークを平然と公開してしまう本番組はもっと凄い(^^;) 尚、遠近さんの話の意味は殆ど判っていない模様なものの、それでも息が合ったトークをする中島さんは凄いと思います。
 話は代わりまして、今度遠近さんが戦国時代をテーマにした番組のパーソナリティーを勤めるそうです。遠近さんの知識なら適任だと思うものの、抜擢されたのは本番組と前番組のおかげなのだろうな~としみじみ思ってしまいました。でも戦国時代をテーマにして、minori系の番組を介して遠近さんが抜擢されたのなら、同じくminori系の番組にも出演して、戦国時代が好きな後藤麻衣さんを相方に抜擢してほしかった・・・(涙)

その他に聴いた番組
『Radio Cross Days』:第28回 
 ●パーソナリティー:みなづき蓮さん&遠野そよぎさん&柚木かなめさん 


7月第3週の声優ラジオ感想 その2

2009年07月23日 21時59分33秒 | 声優ラジオ関連

『恋楯ラジオ 矢尾一樹・力丸乃りこ アイギス音泉支部! 』:ラジオCD発売記念スペシャル
 ●パーソナリティー:矢尾一樹さん&力丸乃りこさん
 個人的な好きな番組だったので、一回限りとは言え復活してくれて嬉しいです。相変わらずの力丸さんが矢尾さんに弄られる展開だったものの、こうして改めて聴くと力丸さんは弄られてこそ光りますね。う~んやはり力丸さんは、矢尾さんのような弄ってくれる相方が居てこそ輝くタイプだと実感しました。
 予断ですが、今回は矢尾さんが五十歳と言うのが一番驚きました。確かに私が小学生の頃から活躍されていた方ですので、当たり前と言えば当たり前ですけれども、何となく四十過ぎくらいと思っていたので心底驚きました。

『さよなら絶望放送』:第96回
 ●パーソナリティー:神谷浩史さん&新谷良子さん
 つい最近本番組を聴くようになった私としては、本番組はひょっとしてリスナーからの痛いエピソードを紹介する番組なのかしらと思うようになってきました。今回も引き自称篭もりのリスナーからのメールが紹介されて笑わせて頂いたものの、これって本当なんですかね。ネタだと思って笑っていたものの、本当にこんなにたくさん引き篭もりの人が居るのだとしたら、それはそれで驚きなのですが・・・。

『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談!』:第66回
 ●偽まる氏&UPLIFT氏 ゲスト(?):中山信宏氏&伊瀬茉莉也さん
 自由な構成が特徴の番組とは承知していたものの、パーソナリティーが登場せずに、ゲストだけで三十分近く番組が進むと言うのは自由すぎてびっくりしました(汗) 正直今回はこのままパーソナリティーの二人が登場しないで終わるかと思ったものの、流石に後半には二人とも登場しました。でもいっそ二人とも最後まで登場しない方が、それはそれで面白かった気が(^^;)
 このように周りの大人が自由奔放だったので、今回一番印象に残ったのは伊瀬さんの真面目さでした(^^;)

その他に聴いた番組
『金田まひる・倉田まりやのGalge.comラジオ』:第102回
 ●パーソナリティー:金田まひるさん&倉田まりやさん 
『Fate/Zero -ラジオマテリアル-』:第12回
 ●パーソナリティー:小山力也さん&恒松あゆみさん 


7月第3週の声優ラジオ感想 その1 

2009年07月22日 23時19分32秒 | 声優ラジオ関連

『良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート!』:第16回
 ●パーソナリティー:新谷良子さん&阿澄佳奈さん 
 本作品のメインヒロインは綾辻嬢の筈なのに、何故かCDドラマでもキャラソンでも桜井嬢が最初に発売されたので、パーソナリティーの新谷さんが演じているだけあって優遇されているなと思っていました。しかし二番目の発売となった、綾辻嬢のドラマCDには綺麗なサブタイトルが付いており、またキャラソンの曲名も格好良いのが付けられ、結果的に事に綾辻嬢の方が得をした状態となりました。今回この件に対し新谷さんが不満を述べていたのが楽しかったです。阿澄さんに対して、「美也もこっち(桜井嬢)側の曲になるよ」と言うなど、新谷さんの無念ぶりが伝わってきます(^^;)
 さて今回は綾辻嬢のドラマCD第三話が公開されましたけれども、やはり押しの強い綾辻嬢が相手の方が、橘さんの変態紳士ぶりが輝きますね(^^;)

『ラジオ リトルバスターズ! ナツメブラザーズジャーズ!(21)』:第55回
 ●パーソナリティー:緑川光さん&民安ともえさん&鈴田美夜子さん 
 半年振りの民安さん主導の女性の胸の特集回となりました。前回は民安さん一人が語っていただけですけれども、今回は鈴田さんと言う強い味方が居るため、前回よりも盛り上がったと思います。ただ中には真面目な話があったものの、全般的に下ネタに特化した本番組は一体どこに行ってしまうのでしょうか・・・(汗)

『タユタマらじお -昼下がりの嫁たち-』:第10回(最終回)
 ●パーソナリティー:下田麻美さん&力丸乃りこさん 
 力丸さんがパーソナリティーと言うことで、期待していた番組だったのですけれども、決して悪くはなかったものの、個人的には今一つ盛り上がらない内に終わってしまった感があります。やはり力丸さんには弄ってくれる相方が居ないと輝かないな~と、今週の『恋盾ラジオ』のスペシャル版を聴いて実感しました。

『アニたまどっとコム standard まるなげ♪』:第93回
 ●パーソナリティー:植田佳奈さん&清水香里さん
 個人的には、植田さんはまだ「アイドル声優」の範疇に属していると思うものの、その植田さんが地上波上で堂々と「エロゲ」を連呼してびっくりしました。もっとも「エロゲ原作のアニメ化」が氾濫した当時の状況をよく把握していたと言えると思いますけれどもね。むしろその状況を全く判っていなかった清水さんの方が問題がある気が(^^;)

その他に聴いた番組
『略してっ!つよきすラジオ♪』:第05回
 ●パーソナリティー:金田まひるさん&草柳順子さん


夏コミ宣伝

2009年07月21日 22時23分07秒 | 雑記

 友人のまりも大尉のサークル「幕末ヤ檄団」が夏コミに参加するので宣伝させて頂きます。三日目の日曜日16日、西館1Fのむ-34b、サークル名は前述の「幕末ヤ檄団」です。
 新刊は『明治維新 会津戦争Ⅱ編』、俗説が広まっている会津戦争が何故起こったかを史料を元に丹念に説明した72ページもの大作となっています。俗説が半ば定説と化している会津戦争史の史実を検証してくれます。
 「小説」では満足出来ない、知識欲の強い方にお勧めします。
 奇しくも雑誌歴史群像にて坂本犬之介クンによる会津戦争の記事が書かれていますけれども、読み比べて頂くのも面白いと思います。もっとも会津観光史学の走狗である坂本クンにとっては、本新刊は「史実」を書いているので、比べてほしくはないでしょうが・・・(嘲笑)

 また本新刊では、私も「会津藩から北越戊辰戦争」を書かせて頂いています。当記事では会津贔屓からもあまり知られていない、会津藩による越後出兵が、どのような経緯を経て破綻したかを書かせて頂きました。
 尚、当記事では本来のテーマとは別に、会津藩による越後の民衆に対する略奪蛮行を詳しく書かせて頂きました。ネットの普及のおかげで、近年越後における会津藩兵の略奪蛮行が知られるようになりました。しかし未だ会津贔屓はこの「史実」を否定したり、罪を衝鋒隊になすりつけたりしています。
 本記事では各種史料・先行研究・郷土史を駆使して、一連の会津藩による越後での略奪があったか否かの論争に終止符を打つつもりで書きました。
 それとは別に、越後の民衆から略奪を欲しいままにした会津藩兵と対比する形で、越後の民衆を大事にした、米沢藩上杉家についても書かせて頂きました。これは現在米沢藩が、大河ドラマの影響で注目を受けているのを受けて、会津観光史学の走狗達が、「米沢の正義は会津と共にあった」などと歴史を捏造しないように、予め釘を刺させて頂く内容になっています。


最近の、反会津層の増加と傾向に対する懸念

2009年07月19日 19時26分04秒 | 雑記

 今回の記事は先日書いた「ウィキペディアと戊辰戦争」の続きになっています。
 さて先日の記事で会津信者の傾向について書かせて頂きましたけれども、最近気になってきたのが、反会津層の増加と傾向に対する懸念です。昨年末に会津贔屓の「小説家」早乙女貢が亡くなった事を書かせて頂きましたけれども、その際に「会津の虚構(捏造)は近い将来崩れ去るのでは」と半ば期待を込めた文を書かせて頂きました。そして年が明けて今年になり、期待してた通り次第に会津の捏造を指摘する人が増えてきました。最初の内はやっと幕末維新史が会津の捏造から解放されると喜んでいたものの、最近になって増加してきた反会津層の言動を聴く内に違和感を感じるようになってきました。何と言うか最近増加する反会津層は、感情的に会津を批判するだけで、基本的に会津贔屓と同じく歴史を語らない(語れない)のですよね。
 会津贔屓の当人達に自覚が有るのか無いのかは別として、彼が掲げる会津の正義が単なる捏造(これについては当サイトで今まで散々書いてきたので、会津贔屓の人はまずそちらを読んでから反論して下さい)な以上、彼らが学問的な史料批判に対抗するには、史学的な議論を避けて感情論に訴えるしかありませんでした。しかし最近増加している反会津層もまた感情論ばかりで、史学的な批判をしないのですよね。と言うより史学的な批判が出来ないではとの疑問が沸いてきます。それこそ「会津は歴史を捏造している」と糾弾しておきながら、普通に幕末維新史を学んでいれば、知っているような基本的な知識が無いように伺えます。
 この最近増加している反会津層は、元々星亮一等の「小説家」の捏造を真に受けて「会津の正義」に酔っていた、もしくは会津に自分を重ねてアイデンティティを保っていた元会津信者が、何らかにより会津の捏造を知り、怒りの余りに反会津層に転じたと考えられています。そして元々歴史を知らない会津信者だったからこそ、反会津に転じても歴史を語れない、または歴史を語ってもそれはネット上に書かれた事の引用であり、自分で調べたと思えるような発言が無いのではないでしょうか。
 そして今や主にネット上では、歴史を語れない会津贔屓と、同じく歴史を語れない反会津層が争っていると言うのが現状です。しかしこの現状を歴史に興味が無い人が見たら、会津信者と反会津層は同じレベル、いえむしろ会津贔屓と薩長贔屓が同じレベルと思われるのではないかという懸念を抱いています。それこそ、これはあくまで私の想像ですが、史学的な議論では勝ち目が無いと思った会津贔屓が、「会津も捏造しているが、薩長も歴史を捏造している」と世間に思わせる為の自爆テロなのでは穿ってしまうほど、最近増加している反会津層は会津贔屓と同じくらい歴史を知らないと感じています。

 このような会津贔屓と反会津層が同じレベルで論争している現状に対して、私は会津の歴史捏造を批判するのは当然なものの、その手法はあくまで学問的な史料批判によって行われるべきで、決して会津と同じレベルの感情論で行ってはいけないと思っています。もし仮に感情論で会津を屈服させたとしても、「負け組に共感し、勝ち組に嫉妬する」日本人の琴線に触れる会津の怨念は必ず蘇り、また歴史を捏造するでしょう。会津が二度と歴史を捏造しないようにするには、あくまで学問の力で会津の捏造を叩き潰して、幕末維新史を会津の怨念から解放しなくてはいけないと思っています。
 だからこそ最近の、会津と同じく感情でしか歴史を語れない反会津層の増加は、幕末維新史を会津の怨念から解放する念願にとって、むしろ逆風になるのでは・・・と懸念している次第です。

 以上、二回に渡って会津贔屓と、最近増加している歴史を語れない反会津層に対する私の想いを書かせて頂きました。本当なら夏コミ新刊の宣伝を兼ねて、会津贔屓に対する宣戦布告もしたかったのですけれども、まだ発行元の許可を貰っていないので、それはまた今度にしたいと思います。
 ただ前回と今回の記事に気分を害されて、後日の宣戦布告を待てない会津贔屓の方が居ましたら、各種史料や先行研究、各市町村史を用意してお待ちしていますので、コメントをお待ちしています(^^) 出来れば先日書き込んでくれたほげ様が再コメントしてくれれば嬉しい限りなのですが・・・。


7月第2週の声優ラジオ感想 その2 

2009年07月16日 22時07分21秒 | 声優ラジオ関連

『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談!』:第65回
 ●偽まる氏&UPLIFT氏 ゲスト:生天目仁美さん
 前回に引き続き生天目さんがゲストと言う事で、KAT-TUN会についても話題が及びましたが、いつの間にか軍団生天目と呼ばれるようになっていたのですね。確かにあのメンバーの中では生天目さんがリーダー役になるのは妥当とは思うもの、それで軍団と呼ばれてしまう生天目さんも気の毒なような・・・(^^;) もっともそう呼ばれるのは生天目さんが本番組パーソナリティー二人から好かれている事の裏返しだとは思うものの、当の生天目さんからすれば微妙な心境なのでしょうね(^^;) 
 そんなお互いの距離の近さから会話が盛り上がった今回ですけれども、そんな三人からしても下屋則子さんの妄想力の高さにはついていけないみたいです。確かに他番組のトークから、下屋さんの妄想力の高さは知っていたと思っていたものの、この三人が揃って感心している事に改めて下屋さんの妄想力の高さを実感しました。う~ん久しぶりに下屋さんのトークを聴いてみたいですね。

『乃木坂美夏の麻衣ふぇあれいでぃお!ねくすと!!』:第06回
 ●パーソナリティー:後藤麻衣さん&偽まる氏 ゲスト:五十嵐雄策氏&和田敦氏
 前回は無かった五十嵐氏のコーナーが今回はあったので、喜んでしまった事に今や私が本番組自体を好きになっていると実感してしまいました。最初は後藤さん目当てに聴き始めた番組だったのですけれどもね(^^;)
 さて今回から毎週更新になりましたけれども、路線は今までと変わらず、今回も「みんなで作ろう!ノクターン女学院ラクロス部」のコーナーが、二期本編の話題よりも妙に盛り上がった気がします。尚、二期にはアリスが登場すると言う事で個人的には喜んでいます。声優さんは誰が演じるのでしょうね、今から楽しみ、楽しみ。

『終末のエデン』:第2回
 ●パーソナリティー:中島裕美子さん&遠近孝一さん 
 第二回の筈の本番組ですけれども、もはや熟年夫婦ばりの安定感とグダグダ感を漂わせる番組になっており、前回ゲストの中村さんや志村さんを期待して聴き始めたリスナーは驚いているのではないでしょうか(^^;) まあパーソナリティーのお二人は、「前番組」のイメージを払拭しようと、「脱酒、脱エロ」を目指すと言ってましたけれども、個人的には酒ネタあってこその中島さん、下ネタあってこその遠近さんだと思っていますので、是非とも本番組でもこの路線は続けて欲しいと切に願っています。
 関係ありませんが、本番組を聴くまで『eden*』について全くノーマークだったのですけれども、中島さんと遠近さんが出演してくれると言う事と、本番組のおかげで最近『eden*』自体にも興味が出てきました。

その他に聴いた番組
『エルルゥの小部屋 IN うたわれるもの』:第07回
 ●パーソナリティー:柚木涼香さん ゲスト:沢城みゆきさん
『Radio Cross Days』:第27回 
 ●パーソナリティー:みなづき蓮さん&遠野そよぎさん&柚木かなめさん 
『studio TeaParty』:第155回
 ●パーソナリティー:壱智村小真さん・櫻井浩美さん・浅井晴美さん・坂田有希さん・他 


7月第2週の声優ラジオ感想 その1 

2009年07月14日 23時48分56秒 | 声優ラジオ関連

『ラジオ リトルバスターズ! ナツメブラザーズ!(29)』:第54回
 ●パーソナリティー:緑川光さん&民安ともえさん&鈴田美夜子さん ゲスト:神奈延年さん
 本編の感想とは関係ありませんが、今回の収録風景に着ぐるみ姿の鈴田さんが居て笑ってしまいました(^^;) う~ん今後はあの着ぐるみ姿で、収録風景に登場するのがデフォになるのかしら。
 さて今回は、原作登場キャラ役の声優さんとしては、最後の登場となる神奈さんがゲストです。演じるキャラ同様本人もノリが良かったのと、緑川さんと旧知の間柄と言うのもあって、終始テンポの良いやり取りをしてくれたので楽しかったですね。特に神奈さんの登場を待ち望んだリスナーから、たくさんの称号を送られていたのを受けて、一度に四つの称号を採用してくれるなど、サービス精神旺盛の方だったので楽しませて頂きました。「飲み物対決(?)」でも神奈さんのリアクションのおかげでいつも以上に楽しかったですし、本当に今回は神奈さんのおかげで楽しい回となりました。

『良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート!』:第15回
 ●パーソナリティー:新谷良子さん&阿澄佳奈さん ゲスト:ゆかなさん
 前回に引き続き、今回もゆかなさんがゲストと言う事で、相変わらず新谷さんがメロメロ状態で使い物になりませんでした(^^;) しかし今回はゆかなさん(演じる七咲嬢)の魅力にメロメロなのは、同じ声優さんの小野大輔さんもそうだと発覚し、改めてゆかさなさんと、ゆかなさん演じる七咲嬢の人気の高さが伺える回になりましたね。
 さて今回本編中に、CDドラマ絢辻嬢編の第二回が流されましたが、ヒロイン役が絢辻嬢と言う事で、桜井嬢編より橘さんの変態紳士ぶりがアップしていたのが楽しかったです。う~ん桜井嬢編は見送ったものの、この絢辻嬢編は購入するかもしれません。

アニたまどっとコム standard まるなげ♪』:第92回
 ●パーソナリティー:植田佳奈さん&清水香里さん
 後日行われる公開録音について、参加券を「オークションに出しても良いけどバックが欲しい」と植田さんが言った事について、「そこまでぶっちゃけなくても良いのに」と聴いているこっちの方が冷や汗が出る今回でした。まあ、その後にチケット販売の仕組み等の興味深い話も聴けたものの、その前のインパクトが強すぎて若干説得力不足の気が・・・(^^;)

『さよなら絶望放送』:第95回
 ●パーソナリティー:神谷浩史さん&新谷良子さん
 冒頭の某夢の国をネタにされて怒る新谷さんが面白かったです。しかし女性声優さんってあそこが好きな人が多いですね、私は行った事がないので、某夢の国と普通の遊園地のどこが違うのか判らなかったりします。
 さて今回は、コメントが難しいネタが多く、パーソナリティーがリスナーからの投稿をただ紹介するだけのコーナーが多かったのが印象的でしたね。特に恋愛がらみのコーナーでは、別番組かと思ってしまうほど、痛いを通り越して怖いネタが多かったです・・・。

その他に聴いた番組
『金田まひる・倉田まりやのGalge.comラジオ』:第101回
 ●パーソナリティー:金田まひるさん&倉田まりやさん 


7月第1週の声優ラジオ感想 その2

2009年07月12日 18時28分52秒 | 声優ラジオ関連

『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談!』:第64回
 ●偽まる氏&UPLIFT氏 ゲスト:生天目仁美さん
 よもやネットラジオでタッコングの名前を聴くとは思わなかったので、その名が出てきた時はビックリしました。それにしてもタッコングの名がさらっと出て来た事に、パーソナリティー二人の年齢を感じてしまいます。判る私も歳ですが(^^;)
 さて今回は生天目さんがゲストです。パーソナリティー二人の付き合いが長い事もあって、絶妙でお互いが遠慮があまり無さそうなやり取りが面白かったです。そのような中で、今でこそ縦横無尽の活躍をしている生天目さんが、あと一二年デビューが遅れていたら、最近の女性声優界での若年層人気を考えたら、デビュー出来なかったとの発言は興味深かったです。まあどちらかと言えば、生天目さんの結婚(希望)話の方が印象に残りましたが・・・(^^;)

『乃木坂美夏の麻衣ふぇあれいでぃお!ねくすと!!』:第05回
 ●パーソナリティー:後藤麻衣さん&偽まる氏 ゲスト:和田敦氏
 偽まる氏の「同じ収録時間でも、月一回配信と比べると隔週配信は大変」との発言を聞いて、本ブログでも「隔週配信にすれば良いのに」と書いた身としては、「なるほどな~」と思ってしまいました。確かに収録時間しか考えておらず、配信に関するコストを考えていませんでした。と言う事で、隔週配信して欲しいと勝手な事は言ってはいけないと反省した矢先、来週からの本番組の毎週配信が告知されずっこけました(^^;)
 さて本編の感想としては、今回も面白かったものの、五十嵐氏が登場しなかったのが残念です。収録現場には来てる模様なのですが・・・。また電撃文庫でのイラストの傾向が、担当編集によって変わると言うのは興味深かったです。
 ところで後藤さんの、自身が十分若いにも関わらず、「若い子」を連呼するのが気になりました(汗)

『終末のエデン』:第1回(新番組)
 ●パーソナリティー:中島裕美子さん&遠近孝一さん ゲスト:志村由美さん&中村繪里子さん
 前作の色を引きずってしまうので、まさかこの二人がパーソナリティーになるとは思っていなかった為(中島さんはあるかもしれないと思っていましたが)、この二人のパーソナリティー就任は驚いた反面、この二人がパーソナリティーになった時点で、自分の中では第一回で神番組認定となりました(^^;)
 今回はゲストと言う事で志村由美さんと中村繪里子さんの二人が来てくれたのですけれども、第一回の筈なのに息が合いまくっている遠近さんと中島さんのトークに戸惑っている感が伝わってきて楽しかったです。
 何はともあれ、再び中島さんの酒トークと遠近さんの下ネタトークが聴ける事になり嬉しいです♪

その他に聴いた番組
『studio TeaParty』:第154回
 ●パーソナリティー:壱智村小真さん・櫻井浩美さん・浅井晴美さん・坂田有希さん・他 
『潮風放送局~みなとSTATIONらじお~』:第38回
 ●パーソナリティー:後藤邑子さん&伊藤静さん ゲスト:たてかべ和也さん


6月第5週、及び7月第1週の声優ラジオ感想 その1

2009年07月08日 22時48分52秒 | 声優ラジオ関連

『アニたまどっとコム standard まるなげ♪』:第91回
 ●パーソナリティー:植田佳奈さん&清水香里さん
 植田さんの話していた「関西系の粉物の店」ですけれども、声優さんにしては妙に現実的な植田さんですし(まあ、そこがアンチの居る原因なのでしょうが)、個人的に金銭管理に長けているイメージがあるので、何か本当に実現しそうな気がします。と言うかその内番組企画で似たような事をしそうですね。
 ところで今回本編中で言っていた、本番組は番宣番組では無い為に自由な番組作りが出来る旨の発言が印象的でした。

『略してっ!つよきすラジオ♪』:第04回
 ●パーソナリティー:金田まひるさん&草柳順子さん
 冒頭で金田さんが、前に収録した番組がたこ焼きをしていたと言うのは、『タユタマらじお』の事ですよね。ひょっとして力丸さんと金田さんが廊下で会っていたりして妄想してしまう私でした。
 さて今回の「オアシスを探せ」ではスイカにカレー粉をかけてくれました。確かに毎回金田さんのリアクションは楽しいものの、本番組も金田さんのトーク力に頼り過ぎの嫌いを感じてきました。

『Fate/Zero -ラジオマテリアル-』:第11回
 ●パーソナリティー:小山力也さん&大原さやかさん 
 今回はゲスト無しと言うことで、力也さんと大原さん二人だけの番組となったので、久々に大原さんのアタックにタジタジになる力也さんを堪能する事ができました。役柄上の特権から、堂々と力也さんの事を「あなと」と呼ぶ大原さんが、物凄く生き生きとしていましたね。
 ところで二回続けてゲストに来ていたランサーチームですけれども、今回ランサー役の緑川さんが音声メッセージのみで出演した事を考えると、緑川さんがゲスト出演する事は無さそうですね、残念。

その他に聴いた番組
『さよなら絶望放送』:第94回
 ●パーソナリティー:神谷浩史さん&新谷良子さん
『金田まひる・倉田まりやのGalge.comラジオ』:第100回
 ●パーソナリティー:金田まひるさん&倉田まりやさん 
『Radio Cross Days』:第26回 
 ●パーソナリティー:みなづき蓮さん&遠野そよぎさん&柚木かなめさん 


6月第5週の声優ラジオ感想 

2009年07月06日 23時18分50秒 | 声優ラジオ関連

『ラジオ リトルバスターズ! ナツメブラザーズ!(21)』:第53回
 ●パーソナリティー:緑川光さん&民安ともえさん&鈴田美夜子さん
 色々なネット上の記事で鈴田さんの「姿」が話題になった、話題の公開録音の回となりました。公開録音と言うだけあって、静止画像とは言え、公開録音中の光景を見る事が出来る面白い試みがされており、鈴田さんの「お姿」も拝見する事が出来ます(^^;)
 公開録音本編の感想としては、とにかく鈴田さんの「お姿」のインパクトが強く、特に緑川さんとの絡みが楽しく爆笑させて頂きました。民安さんも言ってましたけれども、何をしても面白いので反則ですよね。
 最後に本編とは関係ないですけれども、公開録音に参加した人でバースを知らない人が多いのに驚きました。う~ん若い人にとってはもうバースは過去の存在なのですね。中日ファンの身としては、当時バースは正に「阪神のヒゲの悪魔」でした。

『良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート!』:第14回
 ●パーソナリティー:新谷良子さん&阿澄佳奈さん ゲスト:ゆかなさん
 いや~七咲嬢の中の人が、こんなに魅力的な人とは知りませんでした。そんなゆかなさんの魅力に、多くのリスナーがメロメロだったと思うものの、一番メロメロだったのは新谷さんでした。と言うか新谷さん壊れ過ぎでしょう(^^;)
 とにかく、かつてゆかなさんに話しかけたくても話しかけれずに、遠くからじっとゆかなさんの事を見ていたと言うのは、もはや単なるファンでしょう(^^) そしてそんなファン時代に、ゆかなさんの方からから話掛けられて、嬉しくてわーっと話し始めた事を暴露されて、「キモオタだ私」と呟き撃沈した新谷さんは可愛かったです。
 「にぃに!何かいいことあったでしょ~」のコーナーでは、七咲嬢のあの衝撃的なイベントを再現してくれました。ゆかなさんの演技も可愛らしくて魅力だったものの、それ以上に阿澄さんのリアクションが最高で、過去最高の迷演技だったと思います(^^;) う~ん本当に阿澄さんこそ橘さん役に相応しいのでは・・・。
 このようにゆかなさんは素敵で、新谷さんは可愛らしく、阿澄さんは面白い、本当に過去最高に面白い回でした(^^)

『タユタマらじお -昼下がりの嫁たち-』:第09回
 ●パーソナリティー:下田麻美さん&力丸乃りこさん ゲスト:日野聡氏
 冒頭の力丸さんの話を聴いて、私も力丸さんの雨を拭いてあげたいと思った私は、某橘さん並の変態紳士でしょうか(汗)
 さて次回で最終回との告知がありました。最初から配信期間が決まっていたと思うので、仕方ないと思うものの、正直イマイチ盛り上がらなかった今までを考えると潮時だったと思います。ただ力丸さんの話はもっと聴きたいので、また力丸さんがパーソナリティーの番組が始まってほしいですね。
 尚、本番組中に作られた「たこ焼き」は意外な所に繋がる事に・・・。


河井継之助の武装中立論について

2009年07月05日 18時36分21秒 | 戊辰戦争・幕末維新史

 今回夏コミの原稿を書くに当たって、幕末の越後における会津藩の動向を調べていく内に、自分が今まで支持していた長岡藩家老河井継之助の武装中立論が詭弁に過ぎないと考えを改めました。この為に本日、北越戦争第一章の記事の「河井の武装中立論」について以下の記述を追記させて頂きました。

2009年7月5日追記
 本記事を書いた2003年当時は、上記のように河井の中立論を支持していました。しかし最近、幕末の越後における会津藩の動向を調べるに当たってこの考えを改めました。
 会津藩は討幕派の動向に備えて、慶応三年六月と翌四年二月に越後の諸藩を自分の陣営に引き込む為の、諸藩会議を開催しています(新潟県史通史編6)。この会議を会津藩と共に指導したのが長岡藩でした。この二回の会議、特に二回目の酒屋会議では、鳥羽伏見で勝利した新政府に対しての敵対姿勢を示す決議をしているのですから、長岡藩はこの二月の時点で会津藩と協力して越後諸藩を反新政府に纏めようと判断して良いでしょう。この諸藩会議の経緯を考えると、会津藩と共同歩調を取る長岡藩が「中立」と表明した所で、絶対主義による国内統一を目指す新政府軍が、長岡藩の姿勢を疑っても仕方ないかと思います。恐らく河井の中立論とは、新政府軍がそう疑ったように、新政府軍との開戦までの時間稼ぎに過ぎなったのでしょう。
 尚、自分自身の考えの変化を記録する為にも、あえて昔の誤った自説を修正せずに残させて頂きます。

 以上が追記させて頂いた文です。ところで一応完成した当サイトの北越戦争の記事ですけれども、あれから色々調べるうちに判ってきた事も多いので、今回の件以外でも追記したい事があるのですよね。
 特に同盟軍について、会津藩兵が民衆からの略奪に狂奔していた事は本サイトの記事でも書かせて頂いたものの、最近は長岡藩兵も領内で起こった巻・曾根一揆に対する対応の為に、前線にはあまり出兵していなかったのではとの疑念が起きています。この為「奥羽越列藩同盟軍」と言っても、越後戦線で真剣に戦っていたのは米沢藩だけと言う自説になっています。
 現状は野州戦争後編の記事の完成を優先していますけれども、いつかこれらの意見の変化も受けて、特に巻・曾根一揆を重視して北越戦争の記事を修正してみたいですね。


6月第4週の声優ラジオ感想 その3

2009年07月03日 21時36分04秒 | 声優ラジオ関連

『エルルゥの小部屋 IN うたわれるもの』:第06回
 ●パーソナリティー:柚木涼香さん ゲスト:大原さやかさん・Suaraさん・上原れなさん
 前回は大人し目の感じだったものの、今回は慣れたのか二人とも少し弾けていましたね。柚木さんがエロいビキニを持っているだの、大原さんがスクール水着以降水着を着ていないだの、一言も下ネタを言っていないのに、何故かピンクな匂いのする回でした。いや他にもいつから役者を志したのか等の真面目なトークが多かったのに、二人の水着の話題ばかりが印象に残っているのは私が汚れているからでしょうか(汗)

『Radio Cross Days』:第25回 
 ●パーソナリティー:みなづき蓮さん&遠野そよぎさん&柚木かなめさん 
 前回藤村さんの無茶なポイント移行があったので、みなづきさんの勝利は間違いないと思っていたら、獲得ポイント五倍とこれまた無茶なルール変更によって、まさかの遠野さんの逆転優勝。う~んみなづきさんも言ってましたけれども、これなら今までの「てれてれ乙女」コーナーは不要だったのでは・・・。いや単に遠野さんの恥ずかしい罰ゲームを期待していたのに、それが無くなった事への八つ当たりなのですが(汗)

『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談!』:第63回
 ●偽まる氏&UPLIFT氏 ゲスト:桃井はるこさん
 収録時間約二時間半、いや本当にこれだけ長い収録時間ならば本当に毎週番組にして下さい。これだけ長いと何について感想を書こうかと迷いますけれども、やはりゲストの桃井さんの話が印象的でした。かの有名なコスプレキックボクサーさんについては、正直私はあまり知らなかったのですけれども、三人よる実力あってのあのアピールとの解説を聞くと、変に構えずに純粋に応援して楽しめば良かったかな~とも思いました。またその場で桃井さんがオタ芸を打った事に、オタ芸を嫌う身としては否定的な感情を抱いていたものの、桃井さんの話を聴く内に、これまた素直に楽しめば良かったかなと反省した次第です。やはりこのようなイベントは、内情を知る方の意見を聴かないで、部外者が安易に否定的になるのは危険だなと改めて感じた次第です。

その他に聴いた番組
『studio TeaParty』:第153回
 ●パーソナリティー:壱智村小真さん・櫻井浩美さん・浅井晴美さん・坂田有希さん