歴声庵

ツイッター纏め投稿では歴史関連(幕末維新史)、ブログの通常投稿では声優さんのラジオ感想がメインのブログです。

2006年を振り返って

2006年12月31日 21時35分37秒 | 雑記
 遂に2006年も今日で終りですので、私にとっての今年一年を振り返りさせて頂きたいと思います。とりあえず公私に渡って激動だった去年の2005年と比べると、今年は公私に渡って変化が少ない一年でしたかね。

 まず歴史趣味と当サイトの運営につきましては、先月幕長戦争大島口の戦いの舞台の周防大島を訪れたのと、その大島口の戦いの記事を書いた以外は、過去書いた記事の加筆修正をするなど比較的地味な作業を主に行いました。
 ただ普段お世話になっている方からアドバイスを頂いて、戊辰戦争時の軍事についての説明コーナーを作れたのは良かったです。まだ説明が足りない部分が多いですが、このコーナーは今後も加筆修正を行なって、歴史好きだけで軍事には興味が無い方にも、戊辰戦争の記事を読んで頂けるようにしたいと思います。

 またギャルゲー・声優さん関連につきましては、春先に「はにラジ」と「どらデン」の大好きだった声優さんのラジオ番組が終わってしまった為、正直「この方面の趣味からはこのまま自然消滅かな~」と思っていたのですが、夏から始まった「うたわれるものらじお」の規格外の面白さのせいで、踏みとどまるを通り越して去年よりもこのサブカル趣味への情熱が復活しました(^^;) おかげで多分来年の2007年も歴史趣味とサブカル趣味の両立が出来そうです(^^)

 そんな訳で来年も歴史趣味とサブカル趣味の両立を目指したサイト運営をしていくつもりですので、来年も宜しくお願いしますm(_)m
 

うたわれるものらじお 第25回

2006年12月27日 22時32分58秒 | 声優ラジオ関連
 何か最近はラジオ冒頭のハクロオとエルルゥの掛け合いトークは、もはや力也さんと柚木さんのトークと完全に化していますね。しかし、その冒頭の掛け合いですら報われない柚木さんが可哀想・・・(涙)
 今回もまた柚木さんは飛ばしていますが、中でも今回一番のヒットは「力ちゃんの過去の女性なんて知らないですよ私!」発言から始まって、「私、別に力ちゃんの過去は気にしませんから」「良いんですよ過去に何があったって」の発言を聞き終わった後は、爆笑の余り机に突っ伏してしまい当分復活出来ませんでした(^^;)
 さて爆笑が終わると、今度は心暖まるクリスマス特別企画、力也さんも中々お洒落なプレゼントを柚木さんに贈っていましたが、それに対する柚木さんの力也さんのプレゼントはそれ以上に気合が入っていて、改めて柚木さんの力也さんへの愛を感じました(^^;)

 そんな今年本当に楽しませて頂いた「うたらじ」も、今回が今年最後の放送でしたが、もし叶うならば力也さんに来年はもう少し柚木さんに優しくしてほしいと願わずにはいられません。
 

うたわれるものらじお CDVol1

2006年12月24日 20時21分55秒 | 声優ラジオ関連
 今回から声優さんのカテゴリから、「うたわれるものらじお」のカテゴリを分離しました、おかげで声優さんのカテゴリ記事は一気に半減しました(^^;)

 さて前置きはこの位にしまして、先日発売されたCD版「うたわれるものらじお」を購入したので、早速特典の「ラスボス」田中敦子さんが登場する特別版を聞いてみました。以前本放送で柚木さんが「過去最大、力也が壊れています」と言っていましたが、本当に力也さん壊れています(^^;)
 本当に終始力也さんはデレデレしてるのですが、それが単に敦子さんに対してデレデレしてるだけではなくて、柚木さんにヤキモチを焼かせて喜んでいる「S発動」を再びしてるようにしか思えません(^^;)
 またこの特別版を聞いて敦子さんってお茶目な人なんだな~と思ってしまいました、外画のベテランなので大人の方かと思っていたのですが、良い意味で子供っぽい人だったので楽しませて頂きました。何かもうこれから敦子さんが吹き替えする映画を見たら、それだけでニヤニヤしてしまいそうです(^^;)
 とにかくこの特別版を聞いただけでも、買った甲斐がありました。まあ購入して一番嬉しかったのは、あの伝説の剛志さんの回を再び聞けた事ですが(^^;)

うたわれるものらじお 第24回

2006年12月19日 22時51分20秒 | 声優ラジオ関連
 いや~今回は本当に素晴らしい内容でしたね、出演者の皆さんに誕生日を祝うメッセージを頂いて、感極まって泣きそうになってるのに、それを必死に堪えて喋っている力也さんの話を聞いていると、「これだけたくさんの人に好かれるのも当然だな」と改めて思いました。しかし今回のお祝いメッセージを聞いて思ったのが、剛志氏と浪川氏、他の番組だったら二人ともオチ担当要員になれる逸材が二人も居るの居るのは、このメンバーがいかに恵まれているのかと実感しました(^^;)
 ところでお祝いメッセージを読み上げる柚木さんの、皆さんの口調の物まねが中々各人の特徴を捉えていて上手いと思いました。特に剛志さんの真似は物凄く似ていた気がします。

 そんな心暖まる回でしたが、柚木さんが力也さんの為にオーダーメイドしたフォークとスプーンの携帯ストラップ、あれグッズで出したら飛ぶように売れるだろうなと思ってしまった私は心が汚れているのでしょうか(^^;)

世良修蔵の大島解放作戦

2006年12月16日 21時48分35秒 | 戊辰戦争・幕末維新史
 数年前からずっと書きたいと思っていた「幕長戦争大島口の戦い」の記事を本日ようやく更新する事が出来ました。当初は単に大島口の戦いの記事のみを書く予定でしたが、いざ書き始めたら世良修蔵の生い立ちから福島で殺害されるまでの、簡単な世良の生涯を描いた記事になってしまいました。
 ただ世良の奥羽鎮撫総督府参謀時代と殺害されるまでの動向は、記述不足の感があるので、もっと勉強し加筆して来年には今回の記事を、世良の生い立ちから幕長戦争大島口までを書いた前編と、幕長戦争後から福島で殺害されるまでを書いた後編の二分構成にしたいなと思っています。
 また今回の記事を書い終わって、今無性に宮城県白石市の世良の墓所を訪れたい気持ちが沸き起こっています。二月・三月は雪が多くて墓所も埋まってしまっているでしょうが、正月だったらまだそんなに積もっていないのではと思うのですが・・・。
 何はともあれ数年間ずっと書きたいと思っていた記事を書き上げる事が出来たので、本当に良かったです。

うたわれるものらじお 第23回

2006年12月13日 22時25分55秒 | 声優ラジオ関連
 ここ最近はずっと穏やかな回が続いていますが、今回は極め付けな穏やかな回でしたね。二人がニコニコしながら話しているのが伝わってくる、聞いてて本当に楽しい回でした。まあ穏やかな割には剣戟音が鳴りまくっていたので、柚木さんは相変わらず暴走してた模様ですが(^^;)
 今回一番楽しかったのは力也さんの仮面ライダー時代のお話ですね、こういう昔の話をタブーにする方は多いですが、そんな昔の話を語ってくれる力也さんに益々好感を持ちました。本当に今回の昔お世話になった方の話は、「うたわれるおのらじお」を抜きにしても良い話だったと思います。
 そんな力也さんの非常に良い話が終わった後、今度は柚木さんが「夢は必ず叶う」と力説してくれました。まあ言ってる事は非常に美しかったのですが、柚木さんが言うと自分の「私は力ちゃんと必ず結婚する!」という夢が必ず叶うと言ってるように聞こえてしまうのですが(^^;) いや個人的には是非とも力也さんと柚木さんは結婚してほしいのですが(^^;)

一坂太郎著 「長州奇兵隊~勝者の中の敗者たち~」

2006年12月10日 22時02分17秒 | 読書
 実は今までこの方の著書は初めて読んだのですが、かつて東行記念館の学芸員を勤めていた程の人ですから、さぞかし長州至上主義の内容かと思っていましたが、いざ読んでみたら長州藩について冷静な視点から書かれていたので驚きました。と言うよりここまで冷静な目で長州藩について書く人は見た事がありません。特に赤根武との死に対して「赤根は高杉晋作の私怨により殺されたが、赤根にも批判される部分があった」などは、とても長州贔屓の人には書けないと思いました。他にも一般的な長州藩に対するイメージとはかけ離れた色々な談話が書かれているので興味深く読ませて頂きました。
 ただ残念なのは、筆者も述べていますがあくまで書かれているのは歴史の本筋とは離れた談話であり、通史では無いのですよね。実際タイトルからすれば諸隊反乱について詳しく書かれているかと期待したのですが、談話ばかりで諸隊反乱の通史について書かれていませんでした、う~んこの人なら今までとは違う諸隊反乱に対する考察が読めると思ったのに残念でした。
 ただこの人の歴史観自体は非常に好感が持てたので、この人の著書はこれからも購入したいと思います。

田中彰著 「高杉晋作と奇兵隊」

2006年12月09日 20時37分05秒 | 読書
 流石は著名な幕末史維新史研究の大御所が執筆されているだけあって、単に高杉と奇兵隊だけではなく幕末の長州藩について詳しく書かれています。特に長州内戦から倒幕派政権の成立による長州藩の軍制改革については、本当に詳細に書かれています。長州藩の軍制改革については、結果について書かれている著書はたくさんありますが、過程についてはここまで詳しく書かれている本は読んだ事がありません
 そのような意味では奇兵隊だけではなく、奇兵隊を始めとした全諸隊ひいては全長州藩兵の変貌について詳しく書かれているので非常に参考になりました。

 ただ一方で維新後長州藩で起きた諸隊反乱を、人民の主張を守る為に諸隊は蜂起したとも読めるように書かれているのが気になりました。まあ20年近く前の本なので仕方ないかもしれませんが、素晴らしい内容な反面、俗に言う「マルクス史観」を全体的に強く感じる本でもありました。

うたわれるものらじお 第22回

2006年12月06日 22時55分56秒 | 声優ラジオ関連
 いや~オープニングコントで話題に出た「箱根の皆さんTシャツ」には驚きました、剛志さんの暴露で一躍有名になったこの台詞ですが、遂にグッズ化ですか~。う~ん冬コミの企業ブースはオーガストとなのはしか行かない予定でしたが、是非ともこれは入手しなくては(^^;)
 また本編につきましては、今回も力也さんが良い感じに壊れていましたね(^^) 「柚木さんが最近大人しくなった」と言うメールを読んで「何を聞いているんだキミは」という実感の篭った発現から始まり、リキヤ文明に、そして「生が好き」発言の後の剣戟音、今回も良い感じで力也さんは壊れていました(最後については壊れていたのは柚木さんの気もしますが(^^;)
 しかし浪川氏はどんどんネタ化していってますね、剛志氏のブログの画像のイメージも大きいですが、私ももはや浪川氏はUMAとしか思えません(^^;)

家近良樹著 「孝明天皇と『一会桑』」

2006年12月02日 22時36分58秒 | 読書
 「幕長戦争に至るまでの経緯」の記事を書く際に、一会桑について知りたくて購入しました。
 内容は孝明天皇と一会桑の関係について詳しく書かれ、江戸の幕府首脳部と一会桑政権の対立については非常に参考になりました。また幕長戦争後の一橋(徳川)慶喜と松平容保・定敬兄弟が疎遠になる経緯については非常に判りやすく、流石はこの分野の第一人者の著書だと関心しました。

 ただ一方で気になるのがこの筆者の軍事力に対しての軽視ですね、どうも政治史の先生としては軍事力によって歴史が変わったというのは認めたくないのか、幕長戦争は実際に戦闘状態に入る前に勝負は決まっていて、鳥羽伏見の戦いはたまたま薩長が勝ったというスタンスなんですよね。薩長と幕府の政治戦については詳しい記述がされているのに、両勢力の軍事的戦闘についての記述がほぼ皆無なのは残念でした。

 まあ政治史の視点から見れば正しい内容の著書なのでしょうが、軍事史の視点から幕末史を学んでいる身としては少し物足りなかったです。