歴声庵

ツイッター纏め投稿では歴史関連(幕末維新史)、ブログの通常投稿では声優さんのラジオ感想がメインのブログです。

うたわれるものらじお 第17回

2006年10月30日 21時14分39秒 | 声優ラジオ関連
 冒頭のミニドラマが何気に面白かったです、確かに私もゲームをプレーしていて「この世界って冬が無いのかしら?」と思っていたので、今回のミニドラマはツボにハマりました(^^)
 さてさて今回の放送の感想ですが、ようやく今回の放送で第9回までのペースに完全に戻った気がします。前回もある程度は平和でしたが、力也さんが思わぬサドっぷりを発揮して、聴いてるこっちがハラハラする場面があったので、今回こそ本当に平和な内容だったので安心して聴く事が出来ました。本当に今回は「柚木さんが猛烈アタックを仕掛け、それを力也さんが必死にかわす」という黄金パターンが復活したので良かったです。

 ところで先日PS2版『うたわれるもの』が発売されましたね、来月下旬に行く大島紀行に備えて色々本を読んだり記事を書いたりする予定があった私としては、この大島紀行が終わってからゲームを開始するつもりだったのですが、意思の弱い私はついこの週末からゲームを始めてしまいました(汗) まあゲーム版の感想は後に書くとしますが、とりあえず今の感想としては所々にラジオを聞いているとニヤニヤ出来る箇所があるので、ニヤニヤしながらゲームをしています(^^;)

幕長戦争につての疑問1

2006年10月24日 22時21分05秒 | 戊辰戦争・幕末維新史
 大島紀行に備えて色々幕長戦争関係の史料を読んでいるのですが、前々から疑問に思っているのが、何故長州藩は幕府軍の主戦線である芸州口の事実上の指揮官に大村益次郎と高杉晋作のどちらも選ばなかったのでしょう? 常識的に考えれば主戦線の指揮官に最も優れた指揮官を選ぶべきだと思うのですが、大村は石州口、高杉は小倉口と搦め手担当になったのが不思議で仕方ありません。
 確かに芸州口の指揮を取った河瀬安四朗もひとかどの人物だと思いますが、大村や高杉、そして大島口を率いた世良修蔵に比べればどうも地味な人選に思えてしまうんですよね。防長回天史を読んでもこの辺の各方面の実質上の指揮官の任命された経緯は書かれていないので判らないんですよね。
 そんなわけで何故大村や高杉が芸州口に派遣されなかったを考えてみました、まず各方面を万が一突破された場合を考えると、石州口を突破されれば長州藩の本拠である萩が直接脅威に晒されますし、小倉口も万が一突破されれば長州藩の経済の拠点の下関が占領されてしまいます。これに対し芸州口は主戦線とは言え、万が一突破されても岩国領が緩衝材になってくれるので致命的な損害は受けない。つまり防御の視点で見れば、芸州口より石州口や小倉口の方が大事なので、大村と高杉が担当になったのかなと思いました。
 
 以上、何故大村と高杉が芸州口の事実上の指揮官に選ばれなかったと言うのを想像してみました。今回は大島口の戦いを調べるのが目的なので、この各方面軍の指揮官の任命については想像するだけで終わってしまいましたが、いつかこの各方面軍の指揮官任命の経緯について調べてみるのも面白そうだと思いました。

うたわれるものらじお 第16回

2006年10月23日 21時46分56秒 | 声優ラジオ関連
 先週の放送から気になっていたのですが、何か地上波放送が始まってから小山さんと柚木さんの攻守が入れ替わってませんかね? 第9回位までは毎週小山さんに猛烈なアタックをする柚木さんというのが番組の特徴でしたが、ここ1・2回は小山さんが柚木さんを攻めていますね。
 もっとも攻めているというより、本人も言ってますが焼もちを焼いているようにしか聞えないので、「何だこのバカップルは」と聞きながら思っています(^^;)

 ところで今週末に「うたわれるもの」のPS2版が発売されるのですが、ほんの2ヶ月前は気にもしてなかったこの作品を遂に予約してしまいました(汗) う~んこのラジオを聴くまではテレビ版すら見てなかった私が、今やテレビ版は全部見て、ドラマCDも購入しPS2版も予約してるという状況です。う~ん番組中は販促は殆どしてない番組なのに販促効果は抜群だなと我が身で実感している今日この頃です(^^;)

うたわれるものらじお 第15回

2006年10月17日 22時22分34秒 | 声優ラジオ関連
 何か久々に配信日に聴けた気がします(^^)、これも配信元の音泉のサーバー強化のおかげかしら。
 さて、ここのところハイテンションな回が続いた「うたわれるものらじお」ですが、今回はようやく柚木さんの怒りも収まったみたいで、久々に穏やかな回になりましたね。まあ1回聴く分にはハイテンションな回の方が楽しいかもしれませんが、個人的には今回のような穏やかな回の方が好きです。
 また気のせいかもしれませんが、前回・前々回に比べて小山さんが柚木さんに優しかった気がします。しかしあれだけ毎回小山さんに猛烈アタックしてるくせに、いざ小山さんに優しくされるとヘナヘナになってしまう柚木さんは可愛いと思います(^^)
 しかし今回一番笑ったのは、ある朝に小山さんがとあるスタジオに行ってみたところスタッフさんが倒れていた(単に寝てただけ)のを見て、事件だと思い頭の中に「古畑任三郎」のテーマ曲が流れたというのには笑わせてもらいました。もし同じ状況に私が遭遇したら大騒ぎして警察に連絡すると思うのですが、古畑のテーマ曲が流れて自分で事件を解決しようとしたとは流石ジャック・バウアーと大笑いさせて頂きました。

山崎善啓著「朝敵伊予松山藩始末」

2006年10月16日 21時46分26秒 | 読書
 「幕末維新の松山藩」に引き続いて幕長戦争大島口の戦い時の松山藩を知りたくて購入しました。「幕末維新の松山藩」が幕末全時期の松山藩を描いているのに対し、この本は幕長戦争~慶応4年の土佐藩による松山藩占領までの時期のみ描いているので、幕長戦争の記述量も「幕末維新の松山藩」よりも遥に多く、読み応えのある内容でした。
 ・・・と絶賛したいところなのですが、いかんせん「幕末維新の松山藩」が良い郷土史だったのに対し、この「朝敵伊予松山藩始末」は典型的な悪い郷土史で、自分の感情や憶測が随所に入り、果ては台詞まで入り途中からは歴史書の体裁を失って小説と化していましたね。
 う~んテーマ的には好みの本だったのですが、いざ蓋を開けてみたら歴史書ではなく小説だったという残念な本でした。

景浦勉著「幕末維新の松山藩」

2006年10月15日 20時15分05秒 | 読書
 幕長戦争大島口の戦いで、幕府歩兵隊二個大隊と並んで幕府軍の主力となった松山軍について知りたくて購入しました。
 期待していた幕長戦争大島口についての記述は少なかったですが、今まで知らなかった幕末の松山藩の動向が知れたので良かったです。またこの著者の景浦氏は松山の郷土史家らしいのですが、過激な郷土史家にありがちな地元の過度な賞賛や感情的になる事もなく、淡々と幕末の松山藩の動向について記述してくれているので好感が持てました。
 幕末の松山藩を本格的に調べる人には物足りないかもしれませんが、私のように概略が判れば良いという人にはお勧めかと思います。

 またこの本を読んで今まで詳細が判らなかった、幕長戦争で松山藩の虎の子となった新整大隊の詳細が判ったのが最大の収穫でした。なるほど全兵が雷管ゲベール銃を装備した農兵部隊だったのですね、確かに火縄銃装備の松山藩正規軍と比べれば強力な部隊ですが、全兵ミニエー銃を装備した第二奇兵隊の敵ではなかったのに納得しました。

周防大島紀行記 計画その3

2006年10月14日 22時17分34秒 | 登城記・史跡訪問
 先週末に大島紀行、別名「世良修蔵を偲ぶ旅」のタイムスケジュールを完成させたので、それに合わせて今週は会社の有休・飛行機のチケット・ホテルの予約・観光地図の取り寄せ等の手続きをそれぞれ終わらせました。とりあえず日程は11月23日~25日までの二泊三日です。
 スケジュールとしては初日は大島でなく、阿月(柳井市)の克己堂や世良修蔵屋敷跡をメインに周りたいと思います。阿月を周った後に大島に渡り、大島最東部の浄西寺を訪れたいと思います。ここには恐らく唯一現存すると思われる幕末の軍艦による砲撃跡が現存しているらしく、当時の艦砲射撃の威力を実感したいと思います。

 二日目は島中部の源明山がメインです、幕長戦争大島口の戦いではこの山で世良率いる第二奇兵隊と松山藩兵が激突し、これを破った大島口の戦いのクライマックスと呼んで良い戦闘が行なわれましたので、今から訪れるのを楽しみにしたいと思います。
 またこの日は源明山の他にも、源明山攻防戦の後に世良率いる長州軍が松井山藩兵を追撃して、遂に大島から追い出した安下庄も訪れたいと思っているのですが、いかんせん源明山の登山にどれだけの時間が掛かるか判らないので、安下庄を訪れるかどうかは未定です。

 最終日の三日目は長州軍と幕府歩兵隊二個大隊を主力とした幕府軍が激突した久賀の散策が目的です、ただ久賀では長州軍と幕府軍はもっぱら山岳地帯で激突したのですが、正直二日連続で山登りをする自信はないので、この日はもっぱら久賀~椋野の史跡巡りですね。

 以上が大島紀行のスケジュールです、とりあえず計画は出来ましたので、これからは当日まで史料の読み込みを進めたいと思います。
 そんな中でも重視しているのは以前も書きましたが松山藩関係の史料です、とりあえず幾つかの史料を読んで松山藩虎の子の新整大隊の概要は判りましたが、士族部隊の概要が判らないので、当日まで松山軍の編成について史料の読み込みを進めていきたいと思います。

うたわれるものらじお 第14回

2006年10月13日 22時19分18秒 | 声優ラジオ関連
 音泉サーバーの問題で中々聴けなかった「うたわれるものらじお」第14回ですが、ようやく聴く事が出来たので感想を書かせて頂きます。
 てっきり前回(13回)での柚木さんの落ち込みっぷりは、第12回の大原さんがゲストの回の放送を聴いたからだと思っていたのですが、柚木さんが第12回を聴いたのは今回の放送の前だそうです(でもそうなら何故柚木さんは前回あんなに落ち込んでいたのでしょう?)。
 そんな訳で今回の放送が、大原さんゲストの回を聴いた柚木さん出演初となったのですが、鬱憤を晴らすが如く終始小山さんに猛攻を仕掛けていましたね(^^;) ただ敵もさる者と言うべきか大原さんの猛攻を受けて免疫が出来たのか、いつも柚木さんの熱烈ラブコールを受けてオロオロしていた小山さんも、今回は少なからず柚木さんに反撃するなど聞いてて楽しかったです(^^)
 しかしテレビ放送もゲームの収録も終わったというのに、出演声優さん達が未だに時々集まって交友を暖めているのはファンとして嬉しい限りです。もっとも「あの女」こと大原さんは柚木さんにすっかり嫌われて、飲み会に呼んでもらえないみたいですが(^^;)

うたわれるものらじお 第14回聴けません(涙)

2006年10月09日 22時33分14秒 | 声優ラジオ関連
 「うたわれるものらじお」の配信日が今週から月曜に変更となりましたので、早速本日聴いてみようとしたのですが、案の定今日もサーバーが落ちたみたいで、一向に聴く事が出来ません(涙) う~ん配信元の音泉再度も頑張ってくれてるのでしょうが、いかんせん私のような新参リスナーの急増に音泉の頑張りが追いつかない状況なんでしょうね。
 そう言えば最近パーソナリティーの小山さんの舞台の記事を雑誌でもネットでもよく見かけるようになりました、小山さんがラジオ中に宣伝してた時はそれ程とも思いませんでしたが、こうもラジオを聴けないと、昨日か今日にでも舞台を観に行って小山さんの生の演技を観に行けば良かったと後悔しています。
 ところで最近当ブログで「うたわれるもの」関連の話題が多いので、いっそ「うたわれ」のカテゴリーを設けようかしら。

古書屋巡り

2006年10月08日 20時28分40秒 | 雑記
 昨日はお世話になっている方たちと神保町の古書屋巡りをしてきました、まだ購入して読んでない本や、コピーしたのにまだ読んでない史料がたくさんあるので、なるべく購入しないつもりだったのですが、結局また何冊か購入してしまいました(^^;)
 そんな購入した本の中でも、えひめブックスという郷土出版社出版の「幕末維新の松山藩」と、幕末維新期の道路交通網について描いてくれた「維新期の街道と輸送」は掘り出し物だったと思いますので、読み終わりましたら感想を書かせて頂きたいと思います。
 ただ以前も書きましたが11月に大島への紀行を控えていますので、それまでは幕長戦争大島口関係の史料の読み込みに専念したいと思いますので、関係本である「幕末維新の松山藩」は早急に読みたいと思いますが、「維新期の街道と輸送」の感想は大島に行った後の記述になると思います。

 

うたわれるものらじお 第13回

2006年10月06日 22時01分17秒 | 声優ラジオ関連
 先週の金曜日に「サーバーが混んでいて聴く事が出来ない」と嘆いて書いた「うたわれるものらじお」の第13回ですが、金曜だけに留まらず土曜になっても日曜になってもサーバーは復旧せず、遂に先週末中には「うたわれらじお」の13回を聴く事は出来ませんでした。それでも月曜になれば復旧するだろうと思っていたのですが、あまりのアクセス数にサーバー側が配信番組を制限する事となり、週が明けても第13回を聴く事が出来ない状態でした。しかし音泉サーバーをここまで追い込むとはどんな人気番組なんでしょう「うたわれるものらじお」は(汗)
 そんな「うたわれるものらじお」第13回を聴けずに鬱屈とした日々を過ごしていたのですが、音泉のサーバーもようやく復旧したのか水曜の深夜にようやく第13回放送を聴く事が出来ました(金曜日の今日の時点ではまだサーバーがパンクした模様)。

 という訳でようやく聴く事が出来た第13回ですが、前回の大原さんの回を受けて、今回の放送では柚木さんがいつも以上に焼もちを焼くのを期待していたのですが、いざ放送を聴いてみたら、柚木さん焼もちを通り越して落ち込んでいましたよ(汗) 放送が始まってもずっと情緒不安定でしたし、流石に聴いていて小山さんももう少し柚木さんに優しくしてあげれば良いのにと同情してしまいました。
 まあ今は舞台で忙しいでしょうから、そんな余裕もないでしょうが、舞台が終わったら柚木さんに優しくしてあげて下さい。そして優しくされて復活した柚木さんに迫られてまたオロオロする小山さんの声を聴いてみたいです(^^;)

 余談ですが、第13回を聴けない状況にフラストレーションが溜まってしまい、この13回を聴くまでの間に、友人宅に押しかけ今まで放送されたテレビ版のビデオを借りて全話観てしまいました。更にそれに飽きたらずドラマCDまで購入してしまいました。
 う~むカモが葱をしょってというのはこういう事を言うんだろうなと思った秋の夜でした。

周防大島紀行 計画その2

2006年10月01日 20時59分11秒 | 登城記・史跡訪問
 大島紀行に備えて幕長戦争大島口の戦いの史料を読んでおこうと都立図書館に行ってきました、大島口の戦いについては防長回天史や郷土物語等の長州側史料のコピーは何点か所有していますが、大島に攻め込んだ幕府歩兵隊・松山藩関係の史料は殆ど読んだ事がないので(幕府歩兵隊については野口武彦氏の著書は読んだ事はありますが)、松山藩関連の史料目当てに行ってきました。
 私はまず史料を読みたい時は各郷土史を読むようにしてるのですが、これは自治体によっては記述量がまちまちなのですが、案の定松山市史・愛媛県史共に記述量は少なかったです。またこのような市町村史は地元贔屓で、惨敗しても「善戦した」と書いていたり、少しでも良かった事を記述するものですが、松山市史・愛媛県史共に松山藩に良い事を一つも書いていなかったのが印象的でした。う~ん長州側も当の松山側も惨敗と書いてるのですから本当に松山藩は惨敗だったのですね。
 まあ松山市史・愛媛県史は物足りなかったですが、他にも色々松山藩関係の史料をコピーしてきたので、これからじっくり読んでいきたいと思います。