歴声庵

ツイッター纏め投稿では歴史関連(幕末維新史)、ブログの通常投稿では声優さんのラジオ感想がメインのブログです。

転職します

2008年02月28日 20時05分39秒 | 雑記

 当ブログでは初めて書きますけれども、実はこのたび転職する事になりました。明日で現在勤めている会社を退社して、来週から新しい会社に出社となります。その新しい会社と言うのが、現在勤めている会社のライバルメーカーとなるので、歴史好きの同僚からは「小早川秀秋みたい」と言われています(笑) まあ会議で「三年以内にあそこを抜くぞ!」と名指ししている会社に寝返るのですから、同僚からは非難轟々ですよ。きっと明日の送別会では潰れるまで飲まされるに違いありません(笑)
 そんな訳で転職する事になったのですけれども、来月いっぱいは仙台の本社で研修となりましたので、来月は更新が出来ないかもしれませんので、あらかじめ連絡させて頂きます。一応泊まるホテルはネット接続可能と聞いているので、更新頻度は落ちても更新は可能だと思うのですけれども、いかんせんこればかりは行ってみないと判りません。
 ですので、もし来月更新が無かったとしても、別に倒れたとか失踪した訳ではないので御了承下さい。もし四月になっても更新が無かったら失踪の可能性もありますが・・・(笑)

 基本的には勉強しに行くものの、折角仙台に行くのですから、休日はあちこち回りたいと思っています。とりあえず同じ宮城県内に在る世良修蔵の墓への墓参と、隣県の米沢には訪れるつもりです。他は奥羽戊辰戦争関連の史跡や古戦場を訪れてみたいかな。

 以上のように、基本的には今回の仙台研修は前向きに捕らえているのですけれども、三月半ばに上演予定だった梶田夕貴さんの舞台に行けなくなったのが、唯一の痛恨です。うぅ、久々に梶田さんの舞台を見に行けると楽しみにしていたのに・・・(涙)
 とりあえず週内は更新可能なので、今週の声優さんラジオ感想は書き上げてから、仙台に旅立つつもりです。


内山弘著 「戊辰戦争とガトリング砲」

2008年02月26日 20時25分50秒 | 読書

 戊辰北越戦争で半ば伝説のように語られるものの、その実情は謎に包まれているガトリング砲について書かれた小冊子です。著書は長岡在住の方で、長岡歯車資料館の館長と言う異色の経歴の持ち主であり、技術者の視点からガトリング砲について書いてくれており、興味深い内容になっています。

 ガトリング砲の構造の説明から始まり、長岡藩が購入したガトリング砲のタイプを推測するなど、技術者としての視点を駆使した興味深い内容になっています。史料の読み込みもしっかり行なってくれており、第一次長岡城攻防戦時の、長岡藩砲兵隊の配置や、ガトリング砲の移動の経路などは興味深く読ませて頂きました。
 また佐幕贔屓がガトリング砲を過大評価しているのに対し、「砲身を左右に振る事ができないので、散開した敵に対しては効果が少ない事が予想される」と、技術者の視点から見て冷徹な評価を下しています。これを裏付けるように「隊長曰ク西軍散布進撃ス、此器此場益ナシ」との引用がされていました。これはガトリング砲の猛射に対し、新政府軍(薩摩藩兵?)が勇猛に突撃を行なったとの通説を覆すものだと思いますので、本書をきっかけに第一次長岡城攻防戦についての研究が進むのを期待させて頂きます。
 ただ、このタイトルと著者の知識から、未だに謎となっている長岡藩が購入した二門のガトリング砲の行方について言及されるかと期待していたのに、結局結論が出されなかったのには残念でした。しかし一方で、小説家の早乙女貢や中村彰彦等の会津贔屓が、長岡藩のガトリング砲のその後について無責任な発言をしているのに対し、技術者の視点からその無責任な発言を明確に否定しているので、技術者の視点から見ても、長岡藩所有のガトリング砲の行方は判らなかったと言う事なのでしょうね。

 本書はこのように小冊子ながらも、技術者の視点から見たガトリング砲についての興味深い記述がされていますので、戊辰北越戦争を調べる方にとっては、参考文献の一つとして役に立つでしょう。


2月第4週の声優ラジオ感想(後編)

2008年02月24日 19時01分34秒 | 声優ラジオ関連

 一応今週は月曜~水曜の番組の感想を前半で、木曜~金曜の番組の感想を後編で書くスタイルに戻しましたけれども、やはり金曜に番組が集中している嫌いがありますね。
 とりあえず現状で聴いている番組を、週毎に列挙してみると以下の様になります。

 月曜:『テリらじ』・『かおりと涼の キミキス チューニングポップ♪』・『☆開運☆野望神社☆』(隔週)・『RADiOティンクル☆くるせいだーす』(隔週)
 火曜:『アニたまどっとコム standard まるなげ♪』・『PULLTOPXPULLTOP』(隔週)・『のののらぢお』(隔週)
 水曜:『金田まひる・倉田まりやのGalge.comラジオ』
 木曜:『ARIA The STATION Tricolore』・『アキハバラ発!ぷらてぃあ放送局』・『THE IDOLM@ STER RADIO』
 金曜:『ゆみこ&ゆうなのえふメモらじお』・『Radio School Days』・『ななついろ☆RADIO!』(隔週)・『潮風放送局~みなとSTATIONらじお~』(隔週)・『ぱんの耳っ♪』(隔週)

『ゆみこ&ゆうなのえふメモらじお』:第37回
 今回は、中島さんが「最近ちょっとたるんでるな」と一念発起して、しっかりとした番組進行を決意します。しかしそのような決意に対し、リスナーから早口対決が提案されてしまったので、今回も結局噛み噛みな中島さんでした(笑) しかも番組中に食べた焼酎ボンボンにより、最後は酔っ払って進行不能となり、決意も空しくいつもの如くグダグダな内容となってしまいました(笑) しかし中島さんの決意とは裏腹に多くのリスナーは、中島さんが言っていたように「リスナーの皆も受け入れてくれてさ」「ダラダラでも良いかな」と思っているのではないでしょうか(笑)
 ところで今回はminoriのスタッフが二人来ていましたけれども、相良と言う人はともかく、向井と言う人は何のために出てきたのか判りませんでした。minoriファンとしては楽しいのかもしれませんけれども、minoriファンでもない私としては、番組中にただ唸っているだけの人は、鬱陶しい以外の何物でもありませんでした。

『Radio School Days』:第34回
 今までも「良い意味で」十分酷い内容でしたけれども、今回は突き抜けて下ネタ全開の酷過ぎる内容でした(汗) ふつおたでBLの話が出たのをきっかけとして、心底嬉しそうにBLについて語る二人には、全てのリスナーが呆然とした事でしょう(笑) しかも今回はピー音を鳴らす機械が故障でもしたのか、「今日はブーが無いから全然OK♪」と、「可愛い男の子を〇〇たいとは思わないもん」と放送禁止用語が連発する惨状と化しました(汗) 最終的にはスタッフが強引に歌を掛けて、この二人の会話を強制的に終わらせる英断を降して、何とか場を収拾する事に成功しましたけれども、今回は本当に(良い意味で)酷過ぎる会でした(笑)
 ・・・ただ私は男なので判らないのですけれども、BLについてはどの辺までが放送禁止用語なのですかね??

『Piaラジ・キャロット』:第11回
 第一回放送を聴いた事が有るものの、あまりのつまらさに途中で聴くのを辞めて以来、聴いた事の無い番組だったのですけれども、楠鈴音さんがゲストと言う事で久々に聴いてみました。
 自分の事を「行き当たりばったり」「計画性があるように見えて、実はそうでもない」と相変わらずの紹介していましたけれども、どうも楠さんの声を聴く限りでは「しっかりとした人」と言うイメージを抱いてしまうのですよね。これも私が楠さんを知ったのが、『Clover Heart's』だったので、演じた莉織のイメージを引きずっているからかもしれませんけれども。もっとも楠さんのデビューは『とらハDVD』らしいですけれども、ファンと言いながらも『とらハ』については全く印象が残っていません(汗)

 話は脱線しましたけれども、冒頭に書いた通り、楠さんのトーク目当てに聴いた当番組ですけれども、パーソナリティー二人の技術不足の為、自己紹介でも話が広がらないのが残念でしたね。その後のふつおたコーナーでも、メールに返答するだけで手一杯で、楠さんまで気が回らないらしく、折角楠さんがゲストに来てくれたのに、あまり楠さんのトークが聴けなかったのでがっかりしました。
 更に途中で「クサカンムリ」とやらの番組内番組が始まり、ただでさえ少ない楠さんの番組が更に少なくなり、何をやりたい番組なのかさっぱり判りませんでした。

その他に聴いた番組
『アキハバラ発!ぷらてぃあ放送局』:第47回
『ARIA The STATION Tricolore』:第46回
『THE IDOLM@ STER RADIO』:第98回
『ささら・まーりゃんの生徒会会長ラジオ』:第2回
『ななついろ☆RADIO!』:第37回
『ゼロの使い魔on the radio~トリステイン魔法学院へようこそ~』:第42回


2月第4週の声優ラジオ感想(前編)

2008年02月23日 19時46分10秒 | 声優ラジオ関連

 『まるなげ』のネット配信を聴くようになり、聴く番組が無く穴になっていた火曜に聴ける番組が出来ました。贅沢を言えば隔週番組の『PULLTOPXPULLTOP』と『のののらぢお』が、それぞれ交互に配信してくれれば、火曜も毎週二つの番組が聴けるようになるのですけれどもね。残念ながら現状では、一番組(『まるなげ』)しか配信が無い週と、三番組(『まるなげ』・『PULLTOPXPULLTOP』・『のののらぢお』)配信される回が交互に来るのでバランスが悪いです。

『テリらじ』:第17回
 「寝る前になると、無性にぺヤングが食べたくなる」と言う金田さんの話を聴いて、同じ気持ちになり思わず近所のコンビニに走ってしまいました(笑) それにしても枕もとで「ぺヤング♪、ぺヤング♪」と囁く、ぺヤングの精(金田さん談)は可愛かったですね。ところで人間と言うのは第一印象が後まで続くのか、このぺヤングの精の声を聴いた時、私の頭の中では『月は東に日は西に』の渋垣茉理のSD天使バージョン(イラストは脳ホエ氏)が浮かびました(笑)
 そのぺヤングの精を始めとして、今回は金田さんの色々な逸話が楽しい回でした。マックや電車の自動ドアに挟まる金田さんを想像して、思わず萌えてしまったくらいです(笑)
 ところで冒頭の『きんた☆いじり』のコーナーの際、大花さんが「『きんた☆いじり』の時のまひる朕はメチャクチャ動く」と言っていました。そう言えば「ぷらてぃあ」に金田さんがゲスト出演した際もまきさんと民安さんが、金田さんの事を「よく動く」と言っていた事ですし、金田さんの収録風景を見てみたいと思ってしまう今日この頃です。

『☆開運☆野望神社☆』:第64回
 伊藤さんが、小山力也さんから来たメールについて語ってくれたのが印象的でした。見かけからは想像も出来ない程、力也さんはメールで絵文字を多用すると言う話を聴いて、驚くと共に何となく納得した次第です(笑) う~ん「うたわれるものらじお」以降の力也さんは、どことなくはっちゃけている印象が強いですけれども、メールにもそれが反映されているのでしょうかね。何はともあれ、あの独特な力也さんのブログの文体が、地の文体なのだと確認してしまった次第です。

『アニたまどっとコム standard まるなげ♪』:第19回
 ここ最近聴き始めた番組ですけれども、良い意味で酷い番組だと思います(笑)
 パーソナリティーが植田佳奈さんと清水香里さん、ゲストが生天目仁美さんと言う事で、アイドル声優番組的な内容を想像していたら、あまりにもぶっちゃけた内容にたまげた次第です。アイドル声優にとってはタブーの昔の彼氏の話を普通にするなど、アイドル声優を売りにしている番組では考えられない、ぶっちゃけトークが連発されて、驚きと笑いを交互に体験する内容でした。
 そのようなぶっちゃけトークが繰り広げられたジェンカ対決が終わると、敗者となった清水さんに対して、今度はアイドル全開の恥ずかしい台詞を言わされる様には大笑いしました。ノリノリの植田さんに対して、メール用紙をぐちゃぐちゃにして苦悩する清水さんの姿は本人には申し訳ないものの楽しかったです。特に言い終わった後に、突っ伏したかのように「酒をくれ」と言ったのには大笑いさせて頂きました(笑)

『のののらぢお』:第3回
 榊原ゆいさんがパーソナリティーを勤めている番組です。素の榊原さんでパーソナリティーを勤めるのではなく、キャラを演じてのパーソナリティーなので、他の榊原さんがパーソナリティーを演じている番組とは印象が違って面白いです。正直歌手としての榊原さんは高く評価しているものの、声優さんとしての榊原さんはあまり高く評価していなかったので、このラジオでの榊原さんの演技(?)を聞いて驚くと共に評価を改めました。
 番組としては、今は榊原さんの演技が新鮮なので面白いですけれども、演技に飽きたら聴かなくなるかもしれません。

その他に聴いた番組
『かおりと涼の キミキス チューニングポップ♪』:第66回
『PULLTOPXPULLTOP』:第6回
『金田まひる・倉田まりやのGalge.comラジオ』:第33回


立松和平著 「ふたつの太陽」

2008年02月21日 21時47分56秒 | 読書

 お世話になっている方からお勧め頂いたので、購入してみました。
 戊辰野州戦争に巻き込まれた、民衆や下級武士の悲劇を描いた短編小説集です。タイトルの「ふたつの太陽」とは、戊辰野州戦争を戦った、新政府軍と大鳥軍・会津藩兵を表しており、この二つの権力の戦争に翻弄された民衆の悲哀を見事に描いてくれています。

 小説ですので登場人物は架空ですけれども、当時の民衆や下級武士の生活が生き生きと描かれており、臨場感が高いと感じると共に、当時の民衆や下級武士の生活ぶりが伝わってきて勉強になりました。また野州戦争の各戦闘についても、しっかりとした取材をされており、その各戦闘と民衆達の悲哀を絡めた描写は、興味深く読ませて頂きました。
 このテの小説だと、新政府軍の蛮行ばかりを描き、会津藩や新選組の「武士道」を絶賛し、前者を加害者、後者を被害者とするのが主流となっています。しかし本作品は新政府軍の大義も、会津藩や新選組の武士道も、民衆からすれば支配者のエゴでしかなく、戊辰戦争の真の被害者は民衆だったと、支配者のエゴを断罪する物でした。この筆者の見識は素晴らしく、下手な自称歴史研究家よりも戊辰戦争を公平に見ていると言えましょう。
 また単に民衆の悲哀を描くだけでは無く、社会の混乱に乗じて、ここぞとばかりに蛮行に走る、民衆の心の弱さも描いてくれています。このように民衆が起こした蛮行や、その心の弱さを描いてくれている所などは、人民史観とも一線を画した公平な視点と言えましょう。

 このように本書は小説ですけれども、小説の利点を活かし、戊辰野州戦争の犠牲となった名も無き民衆達の視点から、戊辰野州戦争を描いてくれた良作です。小説であると言う事を念頭に置いて読みさえすれば、下手な歴史書よりも余程ためになるのではないでしょうか。
 ただ三斗小屋宿で行なわれた虐殺について、加害側を断言してしまっている事には疑問を感じました。この三斗小屋住民に対する虐殺が行なわれたのは間違いないものの、史料によって新政府側が虐殺したか、会津側が虐殺したかが記述が異なるので、史学的にはどちらが虐殺したのか判らないと言うのが実情です。ですので史学的に結論が出ていない事について、断言してしまったのには小説の限界を見てしまった気がします。


30分でわかる明治維新

2008年02月19日 23時59分41秒 | 戊辰戦争・幕末維新史

 大山先生が自身のサイトで、明治維新を簡潔にまとめた記事を掲載しています。幕末から明治維新に至るまでの政局はとにかく複雑で、その複雑さ故に一般の方からは敬遠され、時勢を矮小化した小説もどきが持てはやされる嘆かわしい状況になっています。そんな中、大山先生の書かれた記事は、複雑な幕末の政局を簡潔にまとめてくれ、一読すれば幕末の大筋を理解出来る素晴らしいものとなっています。
 ・・・もっとも、北越戦争における山県有朋の指揮に対する批判に関してだけは、山県の「無理をしない正攻法」を支持する身としては抗議させて頂きました(笑)

閑話休題
 現状では、幕末維新の長い期間の中の戊辰戦争と言う短い時のみを扱っている弊サイトですけれども、もっと見識を広めて、いつかは今回の大山先生が書かれた記事のように、幕末全体を扱ってみたいとも思っています。 
 歴史と言うと、詰め込み教育の受験の影響からか、多くの方が敬遠していますけれども、受験や学校の授業を離れて歴史に触れて頂ければ、面白いと感じてくれる方も多いと思いますので、興味のある方は是非ご一読下さい。普段は声優さんの歌やラジオに萌えている、私のようなオタクが楽しく学んでいるのですから、決して歴史は敷居の高い存在ではないと思いますよ。


2月第3週の声優ラジオ感想(後編)

2008年02月17日 20時11分17秒 | 声優ラジオ関連

「ゆみこ&ゆうなのえふメモらじお 」:第36回
 番組収録風景の二枚目の画像が、何を写しているのか謎でしたけれども、番組本編を聴いて何か判りました。しかし「バターコーン」とは・・・、中島さんの「酔いどれ」がネタではなく、事実だと判った一瞬でした(笑)
 ところで今回は、やたら遠近さんの名前が出ましたね。女性声優ファンの私としては、この番組でも女性声優さんがゲストの回の方が、男性ゲストさんがゲストの回より好きと思っていたのですけれども、遠近さんがゲストの回を聴いて以来、遠近さんのゲストの回が一番好きになりました。それこそ今まで一番好きだった柳瀬なつみさんがゲストの回を超えましたよ。遠近さん恐るべし(笑)
 尚、遠近さんゲストの回を聴いた後に、遠近さんの事が気になって、遠近さんのブログを初めて見たところ、城好きでビブロマニアとの自身の紹介を読んで、一気に親近感が沸きファンになってしまいました(笑)
 ・・・何やら番組本編で、やたら遠近さんの名前が挙がっていた為か、当ブログでの今回の感想もまた、遠近さんの話ばかりになってしまいました(笑)

「潮風放送局~みなとSTATIONらじお~」:第2回
 男気溢れるパーソナリティー二人が突如として、「あの人がゲストとして出演していました」と黄色い声で歓声を上げたので、何かと思ったら小山力也さんがアニメ本編にゲスト出演されたそうです。そして力也さんに話が及ぶと、後藤さんと伊藤さんが普段から考えられない程乙女になっていたのが印象的でした。前述した通り男気溢れる後藤さんと伊藤さんも、力也さんの前では恋する乙女になると言う事でしょうか。流石は好色皇(笑
 力也さんからのボイスメッセージが番組中に流されれば、お二人が「この音声データーを欲しい」と叫び、果ては何故かお二人が力也さんをデートに誘うボイスメッセージ対決と言う謎の展開となりました(笑) しかし、ここまでモテモテだともはや女難の気もしますけれども(汗) でも女難の状況に本人も慣れたのか、最後は「三人で仲良く」と上手くまとめた力也さんでした(笑)
 このように今回は力也さん大活躍の回でした。個人的には今回の放送を柚木さんに聴いて頂いて、その感想を聞いてみたいと思ってしまった今日この頃です(笑)

「Radio School Days」:第33回
 自身の演じたキャラの抱き枕について、堂々と語るパーソナリティー二人の雄姿が印象的な回でした(笑) 初っ端から「エロい」で始まり、「胸が下に付くとはどう言うことだ」「凄いんだから」「後から見たい」「胸よりお尻」「パンツ良いのにな~」等々、他の番組では考えられない下トーク全開でしたね。以前「アイドル路線を目指す」と言っていたお二人でしたけれども、今回の発言を聞く限り絶対無理だと思いますし、ファンもきっとアイドル路線を目指していないと思います(笑)
 そう言えば声優ラジオを聴き始めた当初は、アイドル路線の番組を好んで聴いていましたけれども、最近聴いている番組は殆ど非アイドル路線の番組と言う事に気付きました(笑)

「ささら・まーりゃんの生徒会会長ラジオ」:第1回
 とりあえず第一回放送と言う事で聴いてみました。『AnotherDays』が発売されると言うのに、前番組が先日最終回となってしまったのが疑問だったのですけれども、後番組が決まっていたのですね。唐突な最終回と思っていましたけれども、ようやく納得しました。
 第一回放送本編の感想としては、まだ手探り状態なので、面白いとも面白くないとも言えません。ただ第一回放送の途中で聴くのを辞めた「Piaラジキャロット」よりかはマシかなと思っています。
 もっとも、その「Piaラジキャロット」も、来週のゲストが楠鈴音さんなので、来週は久々に聴くつもりですけれどもね。

その他に聴いた番組
「ぱんの耳っ♪」:第9回
「アニたまどっとコム standard まるなげ♪」:第18回
「のののらぢお」:第2回


2月第3週の声優ラジオ感想(前編)

2008年02月16日 20時36分52秒 | 声優ラジオ関連

 前回書いた通り、最近は金曜に面白い番組が集中してきたので、今週は月曜から木曜までの番組の感想を前編で、金曜の番組の感想は後編にて書かせて頂きます。

「テリらじ」:第16回
 何やら今回は、スタッフが色々綿飴を作り、金田さんと大花さんの二人がそれを食べながら収録していましたけれども、結局この綿飴がラジオ本編に関わる事はありませんでしたね。てっきりこの綿飴を使ったコーナーがあるかと思っていたので、これは本当にスタッフが私物を持ち込んで、お二人に振舞ったと言う事でしょうか。そのような意味では、何の為に出てきた判らない綿飴ですけれども、パーソナリティーの二人を含めたスタッフの仲が良いのが伝わってきて嬉しかったです。
 仲が良いと言えば、お悩み相談にて「世界征服を公言する金田さんへの対処法」を伝授された大花さんが、「プライベートで(この方法は)やります」「プライベートででも世界征服って言ってる」と言ってましたね。何気ない言葉だったものの、プライベートでもお二人が仲良くしているのが伝わってきて、声優ファンとしては嬉しかったです。

 今回一番面白かったのは、過去作品紹介のコーナーですね。「もしピンポイントで当てちゃったらやばいよね、ネタバレになるよね」と言いながら、見事オチを当ててしまったらしい大花さんには笑わせて頂きました。これに対し、「何当ててんだよ~」と言いながらも必死にフォローする金田さんと、強引に話題を変える大花さんの二人が楽しかったです。

「金田まひる・倉田まりやのGalge.comラジオ」:第32回
 バレンタインデー間近と言う事で、パーソナリティーの二人がお互い向けのチョコを持参しての回でした。しかし二人揃ってチョコが入ったおにぎりを持ってきたのには、仲が良いと言うべきか、二人揃ってネタに走り過ぎと言うべきか、どっちなのでしょう(笑)
 今回の放送では「僕らは義理チョコの話なんて聞きたくないんだ!、僕らを(本命チョコの話で)キュンとさせてくれ」とのリスナーの主張が楽しかったです。ある意味女性声優ファンの気持ちを代弁してくれているようで、今回はこのリスナーの言葉が一番印象に残りましたね。しかしその熱意ある質問も、金田さんには見事にかわされてしまうのでした(笑)

「アキハバラ発!ぷらてぃあ放送局」:第46回
 桜井美鈴さんが前回に引き続きゲストでした。しかし桜井さんがラジオパーソナリティーの勉強をしていると聴いて、いっそまきさんと桜井さんの二人で番組を始めてくれれば良いと思ってしまった今日この頃です。実際まきさんが用意した会話や物への反応などは、ゲストの桜井さんの方が良かった気がします。
 このように桜井さんの頑張りのおかげで、前回に引き続き面白かった今回ですけれども、惜しむらくは『ef』ネタが無かった事ですね。千尋ファンとしては、折角新藤姉妹役のお二人が揃ったのですから、何か寸劇のような物を期待していたのですが・・・。

その他に聴いた番組
「かおりと涼の キミキス チューニングポップ♪」:第65回
「RADiOティンクル☆くるせいだーす」:第12回
「ARIA The STATION Tricolore 」:第45回
「THE IDOLM@ STER RADIO」:第97回


2月第2週の声優ラジオ感想(後編)

2008年02月12日 21時14分16秒 | 声優ラジオ関連

 最近は週の後半に面白い番組が集中している気がします。面白い番組が増えるのは大歓迎なものの、出来れば週末に配信される番組の一つくらいが、火曜日辺りに移動してもらいたいと思う今日この頃です。

「アキハバラ発!ぷらてぃあ放送局」:第45回
 桜井美鈴さんがゲストです。『Wind』の藤宮望など、結構昔の作品が多いですけれども、好きなキャラを多く演じてくれる声優さんなので嬉しかったです。最近の作品ではゲーム版の『ef』にて、新藤姉妹としてまきさんと共演しているので、本当に今回の放送を楽しみにしていました。今回は、その期待を裏切らないリニューアル後初めて面白いと感じる内容でした。
 まず桜井さんのブラコン発言は驚きましたね、内容的には色々突込み所満載のトークだったものの、お兄さんについて嬉しそうに語る桜井さんの話は楽しかったです。ところで兄好きブラコンの桜井さんと、弟好きブラコンの河原木志穂さんとで、「ブラコンラジオ」などやってくれれば面白そうだなと思ってしまいました(笑)
 また今回はまきさんのオシオキ部屋が久々にあって嬉しかったです(これもリニューアル後初めて?)。相変わらずオシオキモードのまきさんの声はゾクゾクしましたけれども、今回は桜井さんの罵倒も聴けたので満足です(笑) 桜井さんの罵倒は、まきさんのように声のトーンは変わらない、素の声の罵倒だったものの、その分『ef』の景に罵倒されたみたいで快感でした。・・・気のせいか、最近変態になりつつあるような(汗)
 次回も桜井さんがゲストなので、次回の放送も楽しみにしたいと思います。

「ゆみこ&ゆうなのえふメモらじお 」:第35回
 第二巻の発売の際はやりませんでしたけれども、今回はDVD三巻の発売日と言う事で、DVD三巻に収録されている第五話のラジオオーディオコメンタリーが行なわれました。第一巻の時はDVDを購入しなかったので出来ませんでしたけれども、今回はちゃんと発売日にDVD三巻を購入していたので、一緒にDVDを再生してオーディオコメンタリーを楽しむ事が出来ました。今回もパーソナリティーのお二人が、DVD終了後に「今回もちゃんとオーディオコメンタリーが出来なかった」と反省していましたけれども、「武装錬金ラジオ」のオーディオコメンタリーと比べたら、十分オーディオ-コメンタリーになっていたと思います(笑)
 ただ中島さんが描いた「千尋が書いた羊の絵」は酷かったですね、似ている似ていない以前に、あの絵は羊ではなく化け物です(汗) あの絵が似ていると、自信満々に言う中島さんは、千尋に怒られるべきだと思います(笑)

「茶谷とまきのバレンタイントーク」
 突然の「これらじ」の終了と、今度新たに始まる茶谷さんとまきさんの新番組の宣伝を兼ねる筈だった番組です。しかし諸処の事情により新番組の宣伝は無く、「これらじ」についてと、まきさんのCD『恥ずかしがりやのキミと一緒』についての感想が語られる内容でした。新番組についての情報が無かったのは残念だったものの、久々にまきさんと茶谷さんのトークが聴けて嬉しかったです。『恥ずかしがりやのキミと一緒』制作秘話や(民安さんが大活躍だったようで)、茶谷さんの料理話など、本当に聴き応えのある満足する内容でした。
 また先日書きましたけれども、「はにらじ」以来久しぶりに番組(?)に投稿したら、メールが採用され嬉しかったです。別に意識した訳ではない「素面」が、想像以上にお二人にウケて本当に嬉しかったです。
 ところで越の谷風とのペンネームは、山県有朋遺構「越の山風」をもじっています。もっともこのように長州藩に関係する名前をつける所が、会津信者に私が嫌われる所以なのでしょうね(笑)

「Radio School Days」:第32回
 今回も主人公役の平川大輔さんがゲストです。前回同様今回も、パーソナリティーの二人に邪険に扱われても、粛々と自分の仕事を果たす平川さんの姿に感服しました。また傍若無人なパーソナリティー二人に対して、必死に普通の番組進行をしようとする平川さんに対し、心の中でエールを送ってしまいました(笑)
 演じたキャラを通して嫌いと言われても、「そう思って頂けるように、やった(演じた)キャラクターですからね。むしろそう思って頂けると嬉しいな」と語るなど、その謙虚な姿勢を聴いて、私の中で平川さんの評価はうなぎのぼりになっています(笑)

「私誰ラジオ」:第18回
 まきさんがゲストと言う事で、今回初めて聴いた番組です。作品の収録が直前だった為か、普段よりも「まきいづみ時空」色の強いトークが聴けて嬉しかったです。
 以上の様にまきさん目当てで聴いた番組なものの、いざ聴いた本編は音響監督の仕事についてや、台本について色々語ってくれましたので、声優ファンの私としては興味深く聴かせて頂きました。
 ただ惜しむらくは、もう一人のゲストの柚木かなめさんのトークがあまり聴けなかった事ですかね。まあ、あれだけ濃い面子が揃ったら仕方ないのかもしれませんけれども、もう少し柚木さんのトークも聴きたかったです。

その他に聴いた番組
「ARIA The STATION Tricolore 」:第44回
「THE IDOLM@ STER RADIO」:第96回
「ななついろ☆RADIO!」:第36回
「のんまた」:第2回


小川原正道著 「西南戦争」

2008年02月10日 21時19分41秒 | 読書

 西南戦争だけではなく、西郷隆盛が政府を去る原因ともなった明治六年の政変から、西南戦争後に西郷が名誉を回復するまでの期間を新書サイズでまとめてくれた良書です。ただ西南戦争について手広く判りやすくまとめてくれている反面、掘り下げて書かれた部分が無く、筆者が何を重視したいのかと言うメッセージが伝わってこないのが特徴と言えましょう。

 西南戦争と言えば、過去にも西郷の決起の理由について多くの議論がなされています。筆者は明治六年の政変から、西南戦争で開戦を決意するまでの西郷の行動原理を「名分にこだわった」と説明し、西南戦争について「西郷も桐野も『名分』にこだわっていたことはすでにみたが、それが成立する事のないまま暴発し、しかも『政府への尋問』が建前になったあたりに、この反逆の悲劇とわかりにくさがある」と記述しています。この説明は客観的に書かれていると思うものの、筆者のメッセージと言うの物が伝わってこないと言うのが正直な感想です。
 筆者のこのスタイルは西南戦争の戦局説明に入っても続き、本によって著者の主義主張が色濃く出る「篭城前の熊本城焼失の原因」「乃木の連隊旗喪失」「元会津藩士等による警視抜刀隊」についても、ただ史料に書かれている事だけを淡々と述べているのは好感が持てる反面で、物足りなさを感じたのも事実です。しかし新書サイズで政府軍と薩軍のそれぞれの戦略と特徴、そして有名どころだけではなくマイナーな戦いまで網羅してくれるので、西南戦争を学ぼうと思う方にはお勧めだと言えましょう。
 この筆者「私見を書かず、史実のみを記述する」のスタイルは、西郷の最期やその後の名誉回復と言った、西郷と西南戦争を扱った本としては重要な要素になっても続き、本書の一貫したスタイルとなっています。

 以上の通り本書は、西南戦争開戦の背景から戦局までを、史実のみ淡々と述べてくれる良書だと思うものの、筆者のメッセージと言うのも欲しかった気がします。
 しかし西南戦争について良い意味で広く浅く書いてくれていますので、専門的に学びたい人には物足りないかもしれないものの、私のような西南戦争について学びたい初心者にとっては最適な本だと言えましょう。


2月第2週の声優ラジオ感想(前編)

2008年02月09日 21時15分35秒 | 声優ラジオ関連

 「まきいづみの こてんこてん楽(落)語」を購入しました。無学の為「時そば」くらいしか本ネタが判らなかったものの、主演(?)のお嬢様のとぼけた演技と、全登場人物を一人で演じきるまきさんの芸達者ぶりを堪能させて頂きました。それにしても去年は百人一首、今年は落語と楽しませて頂きましたけれども、果たして来年はどのような「まきいづみ時空」を聴かせて頂けるのでしょうか(笑)
 ところで、まきさんと言えば茶谷やすらさんとのバレンタイントークが昨日公開されました。番組中、私の投稿したメールが採用されていて驚きました。番組に投稿するのも、採用されるのも「はにはにラジオ」以来だったので嬉しかったです。この番組については後日感想を書かせて頂きます。 

「テリらじ」:第15回
 今回も鈴木ナンさんがゲストです。前回はやや様子見だった鈴木さんも、今回は本領発揮、全編通して鈴木さんが金田さんを弄る内容となりました。大花さんが言う通り、鈴木さんの金田さん弄りは上手く、「日本語に慣れていない」との『設定』を活かして、何度も金田さんを「キンタさん」と言い間違えるのが面白かったです。
 この鈴木さんの猛攻の前に、金田さんもすっかり翻弄され、番組中何度も何度も泣いていました(笑) しかしこの金田さんが泣く場面、特に「子供っぽい」と言われたのに対して、「子供じゃないもん」と涙ながら抗議する様を聴いて、ゾクゾクしてしまう私はSなのでしょうか(笑)
 何はともあれ、前回と今回は鈴木ナンさんの大活躍で、いつもでは違う面白さを堪能させて頂きました。これからもたまに声優さんのゲストが来て欲しいですね。色んな声優さんの、金田さん弄りを聴いてみたいです(笑)

「金田まひる・倉田まりやのGalge.comラジオ」:第31回
 今回のオープニングベタ劇場は「ヤンデレ」ネタでした。すっかりロートルになった私には判りませんけれども、今回のようにラジオネタになるくらいなのですから、世間ではヤンデレがブームなのでしょうね。
閑話休題
 まあツンデレブームについては置いておくとして、今回のオチは予想外の終わり方でした、よもやヤンデレからハッピーエンドに持っていくとは思わなかったので、面白かったです。ただ倉田さんのヤンデレは、正直あまり怖くなかったですね(笑)
 先日、某番組にゲスト出演した倉田さんですけれども、某番組が余程気に入ったのか、影響をすっかり受けて、Galgeラジオでも某番組のようにTシャツを作ろうと力説し、今回ついに計画が始まってしまいました。う~ん普段は押しが弱そうですけれども、自分の好きな事となると金田さんもタジタジの暴走を始めるのが面白いです(笑) 実際今回も、金田さんがTシャツのデザインを一枚しか提示しなかったのに対して、一人で何枚もデザイン案を提示する倉田さんの本気っぷりが楽しかったです。
 しかし倉田さんが影響を受けた某番組は、もうすぐ終わってしまうので、真似をするのは縁起が悪い気がするのですが・・・(汗)

その他に聴いた番組
「かおりと涼の キミキス チューニングポップ♪」:第64回
「☆開運☆野望神社☆」:第63回
「PULLTOPXPULLTOP」:第5回


会津戊辰戦争後の遺体埋葬問題について

2008年02月08日 23時41分13秒 | 戊辰戦争・幕末維新史

 会津戊辰戦争後、新政府が会津藩戦死者の埋葬を禁止したと言う話は、半ば史実のように語られています。そして会津贔屓の小説家や、そのファンはこの逸話を根拠に明治新政府を誹謗して、会津の正当性を主張する根拠にしています。
 しかしこの遺体埋葬問題は史実なのでしょうか?、この疑問について大山格先生が記事を書かれています。史料を丹念に検証して、この埋葬問題が史実か偽りかを解き明かしてくれていますので、是非ご一読下さい。

 この大山先生の記事は、出来れば会津ファンの人にこそ読んで頂きたいと思います。確かに歴史にロマンを求める人にとっては、フィクションと史実を区別する事は辛い事でしょう。しかしその辛さを乗り越えてこそ、歴史を探求する楽しさを判って頂けると思います。


1月第5週(2月第1週)の声優ラジオ感想(後編)

2008年02月05日 21時49分10秒 | 声優ラジオ関連

 ついに「ぷらてぃあ放送局」が欄外(個別感想無し)になってしまいました。まあ次回のゲストが桜井美鈴さんとの事ですので、次回の「ぷらてぃあ放送局」の巻き返しを期待したいと思います。

「ゆみこ&ゆうなのえふメモらじお 」:第34回
 今回も火村役の遠近さんがゲスト出演される、カオスな内容でした(笑) 「優子の出番が無い」と、飲み会で遠近さんに愚痴る、中島さんのエピソードは面白かったですね。でも遠近さんも言ってましたけれども、エンディングを歌ってラストシーンを飾ったのですから、『ef』の真のヒロインは優子だと思いますけれどもね。まあ私は千尋一筋ですが(笑)
 何はともあれ、鳴き潰れる中島さんを、浜田さんと一緒に慰めた話など、先週に引き続きこの番組を聴くリスナーの間で、浜田さんの高感度はウナギ昇りなのではと思ってしまう内容でした。
 「えふメモくっきんぐ」のコーナーでも、お餅を食べるのに必死で、パーソナリティーの役目を放棄する二人に代わって、一人で司会進行をする遠近さんの姿は、とてもゲストとは思えませんでした(笑) 中島さんとの息もバッチリ合ってますし、是非とも遠近さんにはパーソナリティーに昇格してほしいものです。

「潮風放送局~みなとSTATIONらじお~」:第1回
 リニューアル放送第一回です。留任した後藤邑子さんに加えて、伊藤静さんが新たにパーソナリティーとなる、男気ある番組となりました(笑)
 まだ様子見の一回目ですけれども、「酒」や「北斗の拳」など男気のある単語が連発されたり、リスナーを罵倒したり、果ては「PCには逆移植されないのでご注意下さい」など堂々と言ってしまう、規格外の番組と言うのは伝わってきました(笑) とりあえず次回以降も聴いていきたいと思います。
 個人的にはこの後藤さんと伊藤さんのコンビと、前回ゲスト出演されたひと美さんと氷青さんコンビとの、対決スペシャルを是非とも聴いてみたいです。

「Radio School Days」:第31回
 主人公役である平川大輔さんがゲストでした。以前も書いた通り、私は原作未プレーであり、アニメ版も未見ですけれども、この主人公が最低だと言うのは聞いています。しかし幾ら演じているキャラが最低だからと言っても、ゲストの筈なのに恵方巻きをひたすら食べさせられたり、総勢四人の女性に豆をぶつけられるなど、平川さんに対するあまりの冷遇ぶりには同情を禁じ得ませんでした(笑)

その他に聴いた番組
「アキハバラ発!ぷらてぃあ放送局:第44回
「ARIA The STATION Tricolore 」:第43回
「THE IDOLM@ STER RADIO」:第95回
「ぱんの耳っ♪」:第8回


読書予定リスト

2008年02月03日 19時27分24秒 | 読書

 昨年末に購入した、工藤威著「奥羽越列藩同盟の基礎的研究」をようやく読み終わりました。内容の多くが、「津軽藩から見た奥羽越列藩同盟」となり、期待していたのとは少し違ったものの、仙台藩・米沢藩・会津藩・庄内藩と言った、同盟の中核となった藩意外から見た同盟の動向などは興味深く読ませて頂きました。また会津贔屓の小説家が正当化する、世良修蔵暗殺事件を暴挙と斬り捨てるなど、「奥羽諸藩は正義の為に、会津藩と共に立ち上がった」などと言うのが、会津贔屓の妄言に過ぎないと言うのを、資料を駆使して説明してくれています。
 このような研究書を多くの方が読んでくれれば、会津贔屓の小説家の代表である、星亮一氏の唱える「会津こそ正義」との甘言に惑わされる人は少なくなるのですけれどもね。同盟ファンを自称する方にこそ、この「奥羽越列藩同盟の基礎的研究」を読んで頂きたいと思います。

 さて年末からずっと、この「奥羽越列藩同盟の基礎的研究」を読んでいたので、他の本を読めませんでしたけれども、読み終えたのを受けて、これから積んでいた本を読みたいと思います。そこでこの場を借りて、購入はしたけど読まずに積んでいる本のリストを書かせて頂きます。

立松和平著 「ふたつの太陽」
 お世話になっている方より、お勧め頂いたので購入してみました。
 野州(栃木県)の戊辰戦争を、民衆や下級武士等の視点から描いた短編小説集です。あくまで小説なので筆者の創作ですけれども、「ふたつの太陽」のタイトルが表す通り、新政府軍と大鳥軍・会津藩兵の戦争に否応なく巻き込まれた、弱者の悲劇を見事に描いてくれています。
 新政府軍にしろ、大鳥軍・会津藩兵にしろ、民衆から見れば加害者に過ぎず、戊辰戦争の本当の犠牲者は民衆と言うのを良く表してくれる内容です。

日向著 「非命の譜~神戸・堺浦両事件顛末~」
 神戸事件・堺事件について知りたいと思い購入しました。両事件について判りやすくまとめてくれて、また出典となる資料もその都度紹介してくれているので、入門書としては最適です。この本を読み終えましたら、今度はこの本で紹介されている資料を追っかけていき、両事件について調べていきたいと思います。

大濱徹也著 「明治の墓標~庶民のみた日清・日露戦争」
 こちらも、お世話になっている方よりお勧め頂いたので、購入しました。
 一般的には、小国日本が大国に勝利した、栄光の歴史と言われる日清戦争と日露戦争を、その勝利の犠牲を強いられた民衆の視点から描いてくれています。日清・日露戦争については表面的な事しか知らないので、民衆の視点から見た両戦争と言うのを、この本を読んで学びたいと思います。

星亮一著  「偽りの明治維新」
 会津藩を賞賛して、薩長両藩を誹謗する事に人生を捧げた、「小説家」の星亮一氏の最新刊です。歴史と歴史小説の違いが判らない方が多い事を利用して、史実を「偽りの明治維新」と誹謗して、星氏が愛する会津藩に都合の良い妄言を書き連ねた、捏造・話しのすり替え・責任転換のオンパレードとなっています。
 まだ流し読みしかしていないので、後日しっかり読み込んで、この「偽りの明治維新」の”偽り”を検証したいと思います。
 しかしこの星氏と星氏のファンを見ていると、学校で歴史を教える際は、まず歴史と歴史小説は違う(歴史研究家と歴史小説家は違う)と言う大前提を教えないといけないと言うのを実感してしまいます。

今谷明著  「戦国三好一族~天下に号令した戦国大名」
 純粋に趣味として購入しました。てっきり長慶について書かれた物かと思ったら、長慶の祖父・父の活動についてから書かれており、決して長慶一代で三好氏が畿内を支配した訳ではないと言うのを初めて知りました。また松永久秀の台頭が、弟長頼の活躍が大きかったなど、興味深い内容でした。
 ただ気になるのが、畿内を支配しただけで「三好政権」と呼ぶのには疑問を感じます。まあこの辺は単なる戦国ファンと、戦国史を研究している方とでは、畿内に対しての評価が違うのかな。


 以上となります。どれも良くも悪くも味わい深い内容ですので、読み終わり次第、正式に感想を書かせて頂きたいと思います。


1月第5週(2月第1週)の声優ラジオ感想(前編)

2008年02月02日 20時50分26秒 | 声優ラジオ関連

「テリらじ」:第14回
 初の声優さんのゲストとなる鈴木ナンさんが登場すると言う事で、楽しみにしていた今回でしたけれども、その強力なキャラクターにより終始パーソナリティーの二人を圧倒する、非常に楽しい回となりました。
 この「テリらじ」では、どのようなトークをしてくれるのかなと思っていたら、憂いを帯びたと言うべきか色っぽいと言うべきか、独特な話し方をしてくれる一方で、「インド人とのハーフ」「像に乗って来た」と言う強烈なキャラクターを発揮してくれました。しかも自分で「像を飼っている設定」と発言してしまうなど、とにかく今回は終始、鈴木ナンさんペースでしたね。
 尚、今回から始まったテリオス作品紹介コーナーで披露してくれた、「はっぴぃプリンセス」での演技と、素(?)のトークでの余りもの落差には、流石プロと感心してしまいました(笑) これだけラジオ用の引出しが多い方も珍しいと、ほとほと感心した次第です。

 以上の様に、今回はひたすら鈴木ナンさんの独壇場でしたけれども、『きんた☆いじり』を「このコーナー、大好き☆」と評したり、「どうすれば世界征服出来るか」とお悩み相談をした金田さんに対し、「世界征服したいって人が居るんですけど」のお悩み相談を相談するなど、今回もパーソナリティーの二人は絶好調でした。

「金田まひる・倉田まりやのGalge.comラジオ」:第30回
 初っ端の「まひレンジャーと握手!」発言から始まって、金田さんの電車好きや、御嶽駅を「鬼殺し」と読むなど、今回のベタドラマは随分小ネタ満載の内容でしたね。後半は「ひぐらしのなく頃に」ネタまで出てきて面白かったです。贅沢を言えば、早回しされてしまった金田さんによる青梅線の説明もされてほしかったです。それにしても、主にこの番組によるものですけれども、金田さんの電車好きが定着しつつありますね。
 久々の「アキバ探検隊」で、「ツンデレカルタ」が紹介されたのは驚きました。流石に釘宮理恵さんの読み上げCDは流さなかったものの、パーソナリティ二人が何枚かのカードを読み上げての対決は面白かったです。ところで、釘宮さんのCDを流すのは無理だとしても、まきいづみさんの「ひゃくにんいっちゅ!」なら流す許可を頂けませんかね? 一度で良いから「ひゃくにんいっちゅ!」対決と言うのを聴いてみたいです(笑)
 ちなみに個人的に今回最大の萌えポイントは、金田さんが安玖深音さんと一緒にダンボール肉まんを食べていたとのエピソードです。小柄なお二人が、仲良く並んでダンボール肉まんを食べている様を想像したら萌えてしまいました(笑)

その他に聴いた番組
「かおりと涼の キミキス チューニングポップ♪」:第63回
「RADiOティンクル☆くるせいだーす」:第11回
「ゼロの使い魔on the radio~トリステイン魔法学院へようこそ~」:第41回