歴声庵

ツイッター纏め投稿では歴史関連(幕末維新史)、ブログの通常投稿では声優さんのラジオ感想がメインのブログです。

うたわれるものらじお 第47回

2007年05月29日 22時47分29秒 | 声優ラジオ関連

 前回はゲストに吉野さんが来たので、最近の回では落ち着いた(?)内容でしたが、今回はまた二人きりの放送でしたので、前回イチャイチャ出来なかった鬱憤を晴らすかの如く全編ストロベリーな内容でした(^^;) また今回は名言続出の回だった印象があります、第二回名台詞投票があったら、この回出典の台詞が大半を占めるのではにかしら?

 珍しく台本通りかと思えるオープニングから始まって、初っ端の話題は誰もが驚いた第44回の収録風景の写真から。二人とも「ただ肩車をしただけ」と言った感じで話していましたが、肩車を普通に出来る事からして二人の距離は確実に縮まっていると嬉しくなりました(^^) ちなみに音泉で公開されたのは肩車の準備段階の画像でしたが、肩車完成の画像もあるらしいので是非見たいです。ちなみに今回の二人で
 そんな肩車の話題から始まって二人は既にストロベリー全開!、あまりのイチャイチャぶりに聴いてるこちらが嬉しくなります。そんな雰囲気で始まった「ふつおたコーナー」ですが、自分の両親が力也さんと柚木姉さんの雰囲気に似てると言うリスナーからのメールに対し、柚木姉さんの「意思の疎通が出来なくても夫婦にはなれるんですよ」の名言には大笑いさせて頂きました。さり気ない一言かもしれませんが、個人的には「うたらじ」史上に残る名台詞だと思います。
 「ふつおたコーナー」に続いては、今回からの新コーナーの「オボロボロボロコーナー」、かつて鹿せんべいを食べて大変な目にあったというメールに対し、「鹿せんべいは程々にな」と柚木姉さんが斗貴子の声で判定すれば、続いてのメールを受けて力也さんはウイスパーボイスで判定するなど、仲良くイチャイチャとした放送を続けてくれます。
 そしてフリーコーナーでは、ここまでも自由奔放やってきましたが、遂にここではリミッター解除、力也さんさんまで楽しそうに下ネタに乗ってトークが弾み、柚木姉さんは本当に嬉しそうでした。正に下ネタに乗る力也さんの姿は、柚木姉さんが「ラジオCDVOL3」で言っていた通り、柚木姉さんの調教の成果なのでしょうか(^^;)
 そしてインフォーメーションコーナーでは、柚木姉さんが他の番組では考えられない「段々売るものがなくなってきました」とぶっちゃけトーク、その後も「番組予算を稼がないと」「私にお金入ってくる訳じゃない、これどこの誰が儲かってるの?」等と本当に他の番組では考えれないトークをしてくれます(^^) でも「うたわれるものらじお」写真集はもし出してくれたら絶対買います(^^;)
 最後のエンディングトークでも力也さんが「あなたの優しさを信じています」と柚木姉さんに語りかけるなど、聴いてるこちらが「恥ずかしい台詞禁止ー!」言いたくなるような事を言ってくれて蝶・サイコーでした(^^)

 そんな感じで今回も本当にストロベリートーク全開な素晴らしい内容でした、ところで今回本編中で力也さんはやたら「全国の柚木涼香さんファンの皆さん申し訳ありません」と恐縮していましたが、ディープな方は判りませんが、ライトな柚木姉さんファンは今の情況はむしろ大歓迎じゃないかしら?


うたわれるものらじお 特別版Vol3

2007年05月25日 23時20分00秒 | 声優ラジオ関連

 遂に満を持して釘宮理恵さんの初出演となったラジオCD第三段ですが、現在大人気の釘宮さんが出演と言う事で、さぞかし力也さんは壊れるだろうなと期待していたのですが、釘宮さんと同じくゲストの沢城みゆきさんの二人とも力也さんと比べるとかなり年下なので、力也さんも壊れる事なく文字通り父親の様な態度でゲストの二人に接してくれています。おかげで人気絶頂のアイドル声優である釘宮さんがゲスト出演したのにも関わらず、「うたらじ」始まって以来初めてとなるような、それこそ力也さんが求めてやまなかった品行方性な番組となった気がします(^^)

 特別版と言っても相変わらずメインパーソナリティーの力也さんと柚木姉さんは冒頭からイチャイチャしていますが、今回はストロベリートークと言うより何だか夫婦漫才と言った感じがしました(^^;) 確かに力也さんとの仲を縮めると言う柚木姉さんの野望は進んでいると思いますが、何か最近はその二人の仲が恋人同士と言うより、親友とか魂の兄妹といった関係になりつつあるような(汗)

 何はともあれそんな夫婦漫才を眼前で繰り広げられて、冒頭から釘宮さんと沢城さんが冒頭から絶句していて笑えました(^^) 釘宮さんが初出演という事で、釘宮さんへの質問コーナーから始まったのですが、自分を動物に例えると「ミジンコ」だとか、自分の性格を一言で表すと「後ろ向き」と評するなど個性的なコメントが印象的でした。ラジオ等で聴く限り快活そうに聞こえる釘宮さんですが、他の番組では聴けないような一面を聴けて印象的でした。
 そしてこの質問コーナーの終りから話題は何故か各々の演技方法の意見交換へ、最初は「私に真面目な話題は振らないで」と言っていた柚木姉さんも、自分の演技方法を語りだし、四人で演技談話に花を咲かせます。素人の私には理解は出来なかったものの、とても「うたらじ」とは思えない格調の高いトークを興味深く聴かせて頂きました(^^;)
 その後のドリグラコーナーでは夫婦漫才チームと、釘宮さん&沢城さんのフレッシュコンビとのチーム対決で、勝負自体はフレッシュコンビが僅差で勝利を収めたのですが、賞品のお菓子を食べている二人の後ろで、番組そっちのけで「気持ちが通じ合っているか確かめよう」と二人でドリグラを勝手に始める夫婦漫才コンビが自由奔放で素晴らしかったです(^^;)

 そんな訳でアイドル声優釘宮さんが出演と言う事で、どんなカオスになるかと思っていた特別版Vol3は、意外な事に力也さんが夢にまで見た品行方性な番組でした(^^)
 ところでラジオ本編で柚木姉さんが散々語っていたジャケット裏の写真ですが、想像していたより恥ずかしい写真でした(^^)


うたわれるものらじお 第46回

2007年05月22日 22時41分31秒 | 声優ラジオ関連

 今回は久々の、しかも予想もしなかったヌワンギ役の吉野さんのゲストでした。ここのところ二人きりのストロベリートークな回が続いたので、「うたわれ」ファミリーではない吉野さんのゲスト出演は良いアクセントになりましたね。
 ヌワンギと言う事で冒頭のオープニングドラマも、ヌワンギがエルルゥと仲良くするハクオロに絡むと言う形でしたが、力也さんは「エルルゥを引き取ってもらえないか?」と爆弾発言(アドリブ?)し、後に吉野さんも柚木姉さんに対し「(エルルゥは)でもこんな人じゃなかった気がする」と同意すると、力也さんが「その通りです!」と切実に語るなど良い意味で柚木姉さんがエルルゥのイメージを壊しているのが面白かったです。
 そんな吉野さんを交えての今回は和気藹々とした回でしたが、常識人らしい吉野さんは自由奔放な進行をする力也さんと柚木姉さんに翻弄されていましたね(^^) うるおいちゃんの真似(?)を始める柚木姉さんに対して、「この番組『うたわれるものらじお』だから」と宥めたり、ゲーム版のヌワンギは死んだと断言する柚木姉さんに「死んでないよ~!、殺すなよ~!」と抗議し、「無人島へ何を持っていく?」と質問を振られた際に、柚木姉さんの答え「私は力ちゃんを持っていく♪」を聞いて、「オイ、絡み辛いぞ」とリスナーに振るなど、吉野さんの苦労の程が伺えました。でもその吉野さんの苦労のおかげで我々は楽しい放送が聴けました(^^;)
 ところで当初は(本人なりに)大人しくしていた柚木姉さんも、吉野さんを交えて話が盛り上がるに従って段々力也さんといちゃついてましたね。特に力也さんが今年になって下ネタ解禁したと言う事に対し、「やらし~力ちゃん聞きたいよ~」など相変わらずの爆弾発言を始めます。しかし武装錬金ラジオで「やらしい人が好き」と語っていた柚木姉さんからすれば、力也さんの今年になってからのイメチェンは歓迎すべきものなんでしょうね(^^)
 そしてその柚木姉さんの思惑に乗るように、新しいお気に入りの俳協所属の声優さんの事を語って、「本当に気が多いんですね~」と柚木姉さんに突っ込まれて嬉しそうにに笑うのでした、すっかり柚木姉さんの尻に布かれています(^^;)

 続いての「トウカの旅行記」には吉野さんは不在、エンディングでも言ってましたが何かトラブルがあったのですかね? 何はともあれ今回は柚木姉さんが持参した変り種ラムネの紹介でしたが、最早当たり前の様に間接キスが交わされてる二人の言動に、柚木姉さんの努力の成果を感じて感動しました(^^;)
 そしてインフォーメーションのコーナーでは、前半は今週発売のラジオCD第三段の紹介で「私たちのエロ写真がみれます」などと言うので、発売日の明日が本当に楽しみで仕方ありません(^^) そして後半では前々からあまり自作品の販促に熱心とは思えないこの番組ですが、今回は遂に他作品である「武装錬金」のDVD6巻の宣伝を堂々としています。(汗) 元々この6巻は「武装錬金ラジオ」のディレクターカット版やイベントへの応募葉書など惹かれる特典が付いていたので、惹かれていたのですが、回の力也さんの口上に釣られて遂に予約してしまいました(汗) 今や私もしっかりカモられるものです(^^;)
 最後のエンディングトークでは再び吉野さんが登場するという変則的な構成でしたが、前回までの二人のイチャイチャしたストロベリートークとはまた別の意味で、今回は三人の和気藹々としたトークが聞ける楽しい回でした。そして最後のヌワンギの一言コーナはゲーム版でもアニメ版でも救われる事のなかったヌワンギの救済措置になったので良かったです。


遠山茂樹、今井清一、藤原彰著 「昭和史」

2007年05月17日 21時49分45秒 | 読書
 第一次世界大戦から第二次世界大戦後の日本の歴史を描いた大作で、政治・経済・外交の面から詳しく描かれています。私が購入したのは新版で、旧版と比べると改善されたようですが、それでもまだマルクス史観の強い内容になっており、何かと「人民の力・人民の開放」を連呼して、それを過大評価している嫌いがあります。
 また共産党の活動についても少し過剰に評価気味ですが、一方で党略の失策を舌鋒鋭く批判もしているので、決して贔屓の喪引き倒しではないかと思います。
 以上の通り批判すべき点もありますが、自虐史観への反動で逆に日本の開戦を正当化しつつある近年の風潮に対し、幾らでも回避の機会があったにも関わらず勝ち目の無い戦いにまい進した日本外交の失態と、日本政府の無責任さを舌鋒鋭く批判する描写には圧倒されます。特に一時は満州国の存在を米国に認めさせたのにも関わらず、より多くの譲歩を引き出そうとして逆に交渉決裂となった事は語られる事がすくないので、だからこそこれを指摘する描写には迫力を感じました。もっとも右傾化が進む現代の歴史観には、この事は受け入れないかもしれませんが。
 また何かと「開戦には反対だった」と言われる昭和天皇の戦争責任を、史料を示しつつ糾弾する様は勇気がある行動と感心しました。多くの著書がこの問題に対して曖昧に濁す中、この事を正面から取り上げた著者の歴史家としての使命感を感じました。
 現代は自虐史観に対する批判からマルクス史観は批判されがちですが、自由主義史観が持て囃されるなど、右傾化が進む現代では却って少しマルクス史観が入っていた方が、中立的な歴史が語れるのではと感じさせてくれる良書でした。

うたわれるものらじお 第44回

2007年05月15日 22時24分44秒 | 声優ラジオ関連
 前回に引き続き今回の放送も、二人の仲が良いストロベリートーク満載の内容だってので、聴いていて嬉しかったです(^^)
 冒頭から下北沢で行なわれた力也さん出演のイベントに、柚木姉さんが仕事で行けなかった事でいちゃつき始める冒頭からストロベリーな展開でしたが、続いてのフリートークでは「うたらじ」の台本について語られるという衝撃的な展開でした。あまりにも桁外れな人気を誇るこの番組の台本ですので、余程凄い台本かと思ったら、フリートークの部分に書かれていたのは「最近どうですか?」の一言だけ(汗) いや何といいますか、これなら進行表だけ渡せば台本などかいらないのではないでしょうか?(汗) まあスタッフさんに好意的に考えれば「この二人に台本を渡しても仕方ないから、むしろ自由にやらせよう」と考えたのかもしれませんが、少なくともこの番組の面白さが力也さんと柚木姉さん頼みで、構成作家さんの影響力は少なそうですね。と言うかこの番組に構成作家さんって居るのかしら?、他の番組ではよく構成作家さんが収録に同席していますが、この番組では未だにそんな事はありませんしね。案外日高ディレクターが片手間に台本を書いていたりして・・・(^^;)
 そんな一言しか書かれていない台本で始まったフリートークでしたが、Suaraさんのライブから始まってマカビンビンに剛志兄貴と話題は広がり、確かに台本など不要というのを立証するかのように二人は盛り上がっていました(^^)
 そして続いての「トウカの旅行記」で紹介されたのが銘(迷)酒『柚さやか』、力也さんも言ってましたが、まるで「うたらじ」の為に作られたようなこのお酒を前に二人は大盛り上がり。しかしこの二人の盛り上がりを聞いていると、かつては柚木姉さんにとって強力なライバルだったさぁやさんも、今は二人がいちゃつく為のネタになってしまった事に、柚木姉さんの力也さん攻略作戦は着実に進んでいるなと実感しました(^^) しかしさぁやさんも最早柚木姉さんの敵ではないとすると、次に柚木姉さんのライバルとなるのは誰ですかね?、個人的にはあにめさんがその座に付いてくれると面白そうなのですが、あにめさんも柚力応援団みたいですからね。
 そんな「柚さやか」で盛り上がった二人(特に柚木姉さん)ですが、公開録音の様子を放送中にマカビンビンを飲んだ柚木姉さんは最後に暴走、露骨に力也さんを誘い始めます(^^;) 幸い力也さんが鉄壁の理性を発揮した事により、品行方性な番組が守られましたが、ここまで露骨な誘いをしてきた事は柚木姉さんの力也さん攻略作戦はいよいよ最終段階に入ってきた事でしょうか? ・・・もっとも単に『柚さやか』と『マカビンビン』のチャンポンで柚木姉さんが酔っ払ってしまっただけかもしれませんが(^^;)

八幡和郎著 「江戸三〇〇藩最後の殿様~うちの殿様は何をした?~」

2007年05月10日 20時56分13秒 | 読書

 倒幕派にしろ佐幕派にしろ能動的に動いた藩や、大藩については色々伝えられていますが、東海道や戦乱に巻き込まれなかった関東の小藩の同行は殆ど知らないので購入してみました。
 タイトル通り聞いた事も無い小藩まで幕末にどういう動きをしたのかを簡潔に書かれており、中々興味深く読ませてもらいました。単に幕末の諸藩の動向だけでなく、幕末の通史も簡潔に書かれており勉強になります。他にも現代も「恨み節」を通して誤って語られる事が多い維新後の爵位制度や、廃藩置県後の県庁所在地の選定等について史料を通して史実が書かれており、中々読み応えがあります。
 ただ筆者はあくまで史学の視点で本文を書いているので、フィクション上で英雄として描かれる事が多い会津藩や河井継之助や新選組に対して辛辣な意見(史学的には適切な意見)を書いているので、漫画や小説で会津や新選組ファンになった人には耳の痛い事が書かれていますのでご注意下さい。ですので「史実とフィクションの区別がつかない方、つけたくない方」、または「佐幕勢力と自分を同一視してる方」は自尊心が傷つく恐れがありますので読まない方が賢明かと思われます。


うたわれるものらじお 第44回

2007年05月08日 21時50分36秒 | 声優ラジオ関連

 前回の43回が公開録音直後にも関わらずあまり二人の息があってなかったので、今週も少し心配だったのですが、昨日本編と同時に更新された収録風景画像を見てそんな心配は吹き飛びました。すいません力也さんが柚木姉さんを肩車してるのですが・・・
 そんな衝撃的な画像を見て、今週はストロベリートーク全開な回に違いないと聴いてみたところ、予想通り今回は最初から最後までクライマックスなストロベリートークだったので、前回焦らされた分今回の放送は本当に「メロメロでありますっ」な内容でした(^^)
 先週は少し自信を失っていたような力也さんでしたが、「攻撃は最大の防御なり」と悟ったのか、今週は冒頭から柚木姉さんを誉めまくりです。攻撃力が高い反面防御力は弱い柚木姉さんは案の定この攻撃でメロメロで、もうのっけからストロベリー全開です(^^)

も~力ちゃんについて行くっ(^^)
嘘ばっかり(^^)
も~簡単には信用しないよ(^^)

私は力ちゃんを見てるだけだから♪
嘘ばっかり~(^^)
ほんとだってば~(^^)

 何ですかこのバカップルは!、素晴らしいどんどんやって下さい(^^)
 そして公開録音前半の放送が終り、番組が後半になると遂に名優小山力也氏が本領発揮!、素晴らしく良い声で柚木姉さんに囁き始めます。この力也さんの攻撃の前に、柚木姉さんもはや「クシシシ・・・」「ウヒヒヒ・・・」「キシシシ・・・」「ん~きゅ~」等文字にするととても笑い声とは思えない笑い声を出して悶絶します(^^;)
 この力也さんの「良い声攻撃」は番組終了まで続き、おかげで柚木姉さんは最後までご機嫌で、一方の力也さんもそんな柚木さんを見て最後まで上機嫌で本当に今回は最後までイチャイチャしてるストロベリーな回でした(^^)
 何と言うか聴いてて楽しい・面白いラジオ番組はたくさんありますが、聴いていて幸せな気持ちになれるラジオ番組というのは他にないのではないか、そんな事を考えてしまう位今回は本当にストロベリー全開な回でした。いや~あの画像は伊達じゃなかったですね(^^)、是非とも来週のこのストロベリーな雰囲気を続けてほしいものです。


浅羽道明著 「右翼と左翼」

2007年05月06日 22時05分09秒 | 読書
 右派と左派について「何となく」は判っている気でも、具体的には判らなかったので、タイトルを見て興味が湧いたので購入してみました。
 単に右派思想と左派思想について対比しながら説明するだけでなく、何故右派思想と左派思想が誕生・発達したのかを歴史(思想史)と説明してくれているので、私の様に基礎知識が無い者でも判りやすく読めました。また日本での左派・右派思想の発達を説明してくれていますが、日本での左派・右派の思想発達を明治維新からと書かれており、面白かったのが右派思想の象徴と言われる天皇制ですが、明治維新時は明治天皇が改革の象徴だったのだから天皇はむしろ左派の象徴であり、「王政復古」を唱える右派としては徳川家こそ信望の対象ではないかと言う意見は同調出来るかは別として、面白い意見だと思いました。またこの筆者は初期の明治政権を国権派の右派を山県、左派を伊藤、議会派の右派として板垣と大隈の名を挙げていますが、この様に思想史の面から維新史を学んでみるのも面白いかなと思いました。
 最終的に筆者は左派が民衆の平等と自由を謳っている以上、全てとは言えないが国民の大半が豊かになった現代の日本では、左派の存在意義は薄れていると言う意見は考えされるものがありました。また左派の影響力が弱まった事により、相対的に右派の存在意義も薄れ、結果的に現代の日本では左派思想も右派思想も今やサブカルチャーに成り下がってしまったと言うのには、過激な意見と思う反面「なるほど」と納得出来る部分もありました。昔はインテリぶる若者が左派思想に飛びついていたのに、現代はインテリぶる若者が右派思想に飛びつくのが不思議だったのですが、この本を読んでその理由が少し判った気がします。
 本格的に思想史を学んでいる方には物足りない内容かもしれませんが、私の様に入門書が読みたい方にはお勧めです。

うたわれるものらじお 第43回

2007年05月04日 20時48分28秒 | 声優ラジオ関連

 今回は公開録音後初の収録なので、さぞかし公開録音時のようにラブラブな雰囲気になるかと思っていたら、何と言うかお互いの善意(好意?)が空回りしている気がしました。
 何と言うか今まで柚木姉さんの言葉にスルーする事の多かった力也さんが、(公開録音の影響なのか)柚木姉さんの言葉にきちんと対応した為、かえって空回りしてる気がするんですよね。また同じく今までは柚木姉さんがどんなにアタックしてもスルーしてたのに、今回は何か言われる度に逆に不安になってるように聞こえ、これは力也さんも意識し始めたのかと期待を持ってしまいました(^^;)
 しかし一方で今回は柚木姉さんが地雷を踏みまくってるように思え、聴いてるこっちの方がハラハラしてしまいました(汗) 今回何度か柚木姉さんが力也さんに直した方が良い所を指摘するシーンがありましたが、柚木姉さんは力也さん曰く「歯に衣を着せない人」なので、あまりにもズバズバ言うので力也さんが傷ついてる様に聞こえて、聴いてるこっちの方が心配になりました(汗)
 う~ん折角力也さんが地雷を踏むのを辞めて、柚木姉さんに歩み寄ってきたと思れる折角の好機なのに、自分で地雷を踏みまくるとは柚木姉さん何をやっているのですか・・・(汗) しかも今回の放送中、柚木姉さんは力也さんの攻略法が判ったと喜んでいましたが、今までのパターンを考えると絶対空振りすると思うので、誰か柚木姉さんを止めて下さい(大汗)
 まあここの所ずっと平和でラブラブな回が続いたので、ここらでまた一波乱あるのも面白いという小悪魔の囁き(by伊藤静さん)が聞こえてくるのも本心なのですが(^^;)